白馬二日目は今回の旅のメイン、栂池自然園散策です。
昨年、八方尾根と栂池自然園のつもりが、八方尾根は悪天候で歩き始めたものの、途中で断念。
翌日の栂池自然園はゴンドラ、ロープウェイも悪天候のため運行停止、入り口までさえも行かれませんでした。
そして今年、どうしても諦めきれず栂池自然園だけでもと再挑戦しました。
今年は9月に入ってから全国的に天候不順で変わりやすいお天気。
やはり18日も何やら怪しい空模様でしたが、夕方まで雨の心配はなさそうでした。それなら行ける!
ホテルから循環バス、ゴンドラリフトイブ、ロープウェイと乗り継ぎ、標高1880mの自然園駅まで所要時間約20分。
公園入口にあるビジターセンターからのスタートです。
<黒線を往復>
4つの湿原 「ミズバシウ湿原」「ワタスゲ湿原」「浮島湿原」「展望湿原」からなる大自然の空間、栂池自然園。
<ミズバショウ湿原 ここは車椅子でも通れます>
季節が合えば、数百種類の色鮮やかな高山植物に出会えるはず、楽しみにしていましたが、
歩くのに必死だったということもあり、残念ながらトリカブト以外は気がつきませんでした。
<ワタスゲ湿原>
紹介されているトレッキングコースは3種類。楠川で折り返す整備された木道のみの1時間コース、
<楠川 この辺りまでは楽勝かな>
ちょっとした登山気分を味わえる浮島湿原までの往復2時間コース、
白馬の大雪渓を眺められる展望湿原までの往復5,8キロ、所要時間3時間半の1周コース
大雪渓が観てみたいと展望湿原まで頑張って歩きました。
公園とはいえ楠川から先はアップダウンもあり、階段の段差も深く、大小の石ゴロゴロのガレ場もあり、
高齢者の私にとっては結構キツイコースでした。
お天気はあまりよくなく、展望湿原まで行っても大雪渓は見られないかもしれない(実際見えませんでした)、
でもやっぱり奥まで行ったという達成感を味わいたい、心眼で大雪渓を観てみたいという思いだけで先を急ぎました。
<展望湿原での眺めはこれが精いっぱいでした>
でもそんなに無理をすることはなかったと思います。白馬三山はどこからでもお天気がよければ見えます。
美味しい空気を胸いっぱい吸って所々景色の良いところに設置されたウッドデッキに座り、
のんびりと景色を眺めながら自然の中で過ごすのもまたよかったのではないかしら。今はそう思います。
私の歩く速度が遅いため、夫は帰りの循環バスの時間と天候の下り坂を気にして、展望湿原まで行ったものの、写真だけとって即引きかえすことに。
雲が勢いよく流れていましたので、もう少し待てば大雪渓が見えるかもしれないという思いは無視され、
後ろ髪ひかれる想いで展望湿原を後に同じコースで戻りました。残念でしたが夫の考えは正解。
入り口近くのミズバショウ湿原を歩いているころには、遠くに雷音、それも次第に近くなりついにどしゃぶりの☂。
今年も不完全燃焼の白馬!私ってどうも白馬とは相性が悪いようです。
本当はもう一度行きたい白馬ですが、もう無理かな~。
栂池自然園には15年前の6月20日に行ったことがあります。
水芭蕉が綺麗な頃でしたが、10枚ぐらいいろいろな植物の写真を撮った後、
コンデジのバッテリー切れで、初めて見たシラネアオイやタカネザクラなど
写せなくてショックだったと当時のブログに書かれていました。
また当時は、ワタスゲ湿原より奥は雪に覆われていたので
散策したのは水芭蕉湿原散策コースが中心だったので
ゆっくりはできましたが、少し歩き足りなくて残念でした。
風穴にも気が付きませんでしたが、雪の影響かもしれません。
お天気の影響で大雪渓はご覧になれなかったようですが、
往復5,8キロも歩かれたことは素晴らしいことだと思います。
私は卓球をしているので瞬発力は少しはあると思いますが、
もうそんなに長い距離は歩けないような気がします。
花水木さんに拍手
よろしかったらお時間のある時にお読みください。
hiroさんの日光白根ウォークの記事読ませていただきました。
私はマップの下のコースから登山コースに入りました。今読むと若かったな~と思います。今はあの元気はありません(苦笑)。
ミズバショウの昨季節にも行ってみたい自然園ですが、6月はまだ残雪なのですね。
>散策したのは水芭蕉湿原散策コースが中心だったので
ゆっくりはできましたが、少し歩き足りなくて残念でした。
いえいえ少し歩き足りないくらいがちょうどいいですよ。
私もまた行く機会があれば、せいぜいワタスゲ湿原まで。
ウッドデッキでのんびり景色を眺めて時を過ごしたいです。