夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

OLIMPUS PEN D-3 整備の続き

2019-06-09 14:18:00 | Weblog
露出計の動きが変なのに気が付いたので思い切って軍艦を分解しました。ネットで調べたら軍艦の分解は難しくないようです。
コマ数設定ダイヤル部のカニ目ネジは逆ネジです。ノギスのカラスで緩めてダイソーのコンパスを改造したカニ目レンチで回します。


サイドのネジを取ります。


巻き取りハンドルの下のネジ2本を取ります。




露出計の押しボタンのナットを外します。簡単に緩みました。


軍艦カバーを取ると中身が見えました。

なんだこりゃ。腐食して配線が取れそうです。どうして腐食したのかな?

ここで気が付きました。モルトはここにもあるんです。これは太い毛糸で代用します。


ファインダー/Cdsユニットを外していじっているうちにさっきの配線が切れちゃいました。

これはきれいにして半田付けですね。一見ダメそうな抵抗はOKでした。

露出計で怪しいのはこのスイッチかも。それと位置がずれています。

この後でとりあえず接点復活材を軽く吹きつけました。が、周囲に飛散してファインダー部にかかってしまったので後で乾いたらクリーニングが必要です。

本体側は異常は認められません。


外した部品はこうしておかないと無くしたら大変。


以上、これは夕べ晩酌の後ほろ酔い気分でやりました。
今日は週一のウォーキングで4.2Kmを32分44秒という最速タイムを出して昼前に一眠り。疲れたんですね。
昼食の後PEN D-3の続きです。
ファインダー系をレンズクリーナーでクリーニング、さて切れた線の処理と半田ごてを暖めながら被覆を剥いたら「あれっ」。むき出しになった銅線も酸化しています。当然半田は乗りません。


ということは、もしかするとこの線は全部腐食している可能性があります。
電池ホルダーを分解することにしました。


端子カバーの下はこの状態です。

原因はわかりませんが線を張り替えないとまずいです。

線が緑青を吹いています。


ネジも腐食していました。青錆を落とせば使えそうなのが救いです。


張り替える線は探したらちょうどいいのがありました。


ったく、手が掛かります。腐食した線は横の穴からボディを通って上に出ているので張り替える線をなんとか半田でつないで通すか抜いてしまってエナメル線を通してガイドにするか、どっちがいいかなあ。

明日できる事は今日はやりません。
コメント
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