夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

日曜日は趣味の工作 波形/ベクトルスコープのフード改良

2019-06-16 13:26:09 | Weblog
HL-79Eの調整は全然進みません。やり始めると堂々巡りでまるで双六です。
でもいつまでも放置するわけにもいかないのでひとつでも進めようと先日作った波形モニター/ベクトルスコープの表示を記録するアダプタを改良しました。
というのは、数日前に床の上の物を取ろうとした時フードのカメラ台の角で頭を切って痛い思いをしたからです。血が出たものの大事には至りませんでしたが板厚1mmのアルミ板の角が切りっぱなしでは危ないです。
フード自体は問題ないのでカメラ台だけ作り直すことにしました。

それに先立っていつものハードオフを物色してジャンクの三脚を\108で買っておきました。
三脚のカメラ取り付け部はメーカーによって設計思想が異なって面白いところです。今回買ったやつはネジ部が分解可能で流用出来そう。


1/4"ネジは押しネジでツマミに固定してあるので簡単に分解出来ました。


カメラ台の材料は壊れたベクトルスコープのケースを分解して出てきた1.5mmのアルミ板を使いました。アルミ材の知識はありませんが硬い材質です。ジュラルミンかな? 何かに使えるかもと取っておいて正解。

ホームセンターにあるアルミ板なら切断はカッターナイフで切り込みを入れて折り曲げを繰り返せば簡単ですがこれは硬いので大変、腕力で解決。

曲げ加工はアマチュアの定番のやり方は切込みを入れて曲げますが私の場合は自作のアングル利用の冶具に挟んで当て板ををたたいて曲げます。これも材料が固いのでちょっと大変でした。


三脚から取り出したネジのベースは2mmx25mmアルミ板から切り出しました。これも硬い材質で強度がありそうです。


加工が終わりました。中心の穴は5mmの穴に1/4"のタップを立ててあります。


このネジは首の部分がφ5に細くなっています。なのでネジは脱落しません。


パーツが全部出来ました。塗装は必要ないので地肌(アルマイト処理)のままです。


フードに取り付け。ベース側の二つの穴はM3のタップ、取り付けネジはM3x5なので平ワッシャーを入れて先端はカメラ台とツライチです。


波形モニターに引っ掛けて微調整。ハンドルはガラクタ箱に入っていた物で脱着の際持ちやすくするためです。


では、テストです。


カメラ取り付け部はスマートです。


TSG 200のカラーバーの波形を撮ってみました。いいじゃない!


画面の水平が出ているのでそのままPhotoshopでトリミングすればご覧の通り。


うまく出来て気を良くして、次はレジ調整に使う液晶テレビについて。せっかくD端子があるのでベーカムのコンポーネント端子につないでやろうと考えたらBNC/RCAメスアダプターが2個しかない件です。昔はホームセンターに置いてあった気がして何件か見たけどありませんでした。
明日は須坂の実家へ行く日なので帰りにパーツ屋さんに寄ってみます。あればいいけど。
コメント
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