夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

今日はOLIMPUS PEN EEの整備

2019-06-22 14:28:15 | Weblog
親戚の不幸で桐生へ行っていたので久しぶりのBLOGです。
葬儀は神経を使うので疲れます。それ以前に群馬県の市街地は地形が平坦で変化がないので何度行っても迷います。

それはいいとして、今日はあまり難しいことはやりたくないので先日手に入れたPEN EEのモルト交換だけ片付けることにしました。PENはもう一台EE-2も持っていますがPENはやはり裏蓋が開閉式では面白くありません。脱着式でないとPENらしくありません。
このカメラも古いカメラにつきもののモルト劣化があります。撮影に影響があるかどうかはなんともいえませんがJrのPENはモルトを代用品で作って交換したことがあるしあの時作った型を使えば簡単、と思ったのですが。


とりあえず劣化したモルトをシールはがしできれいに取ります


こんなもんかな

アルミで作った型は袋に入れてJrに保管させておいたのをつい先日出してきて「実に良く出来てる」と手にとって感心したばかりなのにどこにしまいこんだのか行方不明です。
モルト代用品はダイソーのすべり止めマットを使いますが、型が無いので直接ハサミで切り抜こうとしたらきれいに切れません。
こうなればもう一度型をつくるしかありません。0.5mmのアルミ板が余っています。

現物で罫書きしたり寸法を取って写したり

裏に板を貼って糸鋸で切り抜きます。

前に作った材料は2mmの硬いバー 今回は薄いので逆に加工が大変

ヤスリで仕上げます。削るのは楽だけどヘナヘナで変形しそう。

2mmにすりゃあ良かったと後悔

なんとか形になりました。

当て板を剝がすのが大変

ヤスリで修正しました。

とにかく柔らかくて扱いにくいこと

モルトが入る部分に収まりました。

あんまり正確にしても意味がありませんが

マットに両面テープを貼ってクリップで裏板に固定します。

先程ダイソーで買ってきたクリップ

カッターの刃を新品にして切ります。手先は器用ですが指先はそうではないので危ないんです。

型が薄いので刃の位置が決まりにくいなあ

なんとか流血試合は避けることができました。

先日は自作フードで見事に頭を切ったもので

あんまり決まらないけどなんとかそれらしく切り抜きました。

前はもっときれいに切れたんです

両面テープの裏紙を剝がして細心の注意を払いながら貼り付けました。

テープ同士がくっついたら悲惨

完成です。本当は整備が必要な箇所は他にもありますが、当面撮影に支障が無ければこれでいいや。

めでたしめでたし

ところで前に作った型は今頃何処でお過ごしなんでしょう。とんでもない時にひょっこり出てくるんでしょうね。
コメント
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