夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

木製三脚 木部の仕上げとヘッドの塗装剥がし

2020-01-05 15:11:57 | Weblog
木製三脚は木部が命。自家製柿渋を計3回塗り込めて、考えました。仕上げは亜麻仁油が一番ですがオリーブ油で代用できるんじゃないか?
ネットで調べるとオリーブ油は乾かないのでべたつくそうですが、実は先日試しました。
愛機Arriflexを部屋に飾るための台をホームセンターで見つけた端材で作りましたが、キッチンにあったエクストラバージンオイルを失敬して手で摺り込んでみたら、これが実にいい結果でした。


同じホームセンターでもう一枚似たのを買ったのでこれも摺り込みました。いい色です。

ウェスでしっかりこすり込んだらべたつきは気になりません。これはBOLEXの陳列台にします。

夕べ三脚の木部に一部試したら「いいじゃないか」。ということで全部に摺り込みました。


結果はこんな感じです。アンティーク家具みたい。
徐々に油が酸化または紫外線で色が濃くなっていくと期待しています。


木部はこれで完成です。次はヘッドの再塗装の段取り。先日買ってきたホルツの「塗装はがし液」の出番です。


まずは石突きから。材質はアルミ鋳物です。


オワンも。


こいつも。剥離剤を塗って数分、水で流しながら刷毛と歯ブラシとワイヤーブラシでゴシゴシ。一回では塗料が残っていたので繰り返しです。


アルミの部品は全部きれいになりました。錆びて粉が出ていたところはドリルにくわえて使うサンドペーパーで磨きました。


手こずったのが鉄の部品です。簡単には塗料が剥げません。

後でもう一度やってみますが焼いてしまうという手もあります。

右は焼付け塗装には刃が立たなかった物、左が定評のホルツ製品です。


昨夜10センチ程度雪が積もって先程今シーズン初の除雪車が出ました。

午後に鉄部品にはがし液をたっぷり塗って1時間以上置いて歯ブラシで水洗いしたら大体地肌が出ました。錆は別途考えます。


また雪が降ってきたので今日はお仕舞い。

コメント
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