夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

OLYMPUS PEN D3 組み立て完成なれど

2020-01-21 15:41:21 | Weblog
専門家じゃないので組み立て中に若干ミスがありました。こんな時は部品取りがあるのは心強いです。


部品取り機からいただいたのはこれ、フィルム巻上げダイヤルです。


オリジナルはうっかりハンダ付けの際コテを当てて変形させちゃったんです。

ヤスリで成型してピカールで磨いたので目立ちませんが。

ダイヤルを交換するとき余計なことをしちゃいました。何はともあれ一服。


ダイヤルを取り出すのにフィルムの枚数表示板のカシメを取ってしまったんです。そんなことしなくてもダイヤルと一緒に抜けたのに。


部品取りの方が程度が良かったので交換しましたがそちらもカシメを取っちゃったのでしっかり挿入して使いました。
このビスは逆ネジでした。


昨日配線したダイオードですが垢抜けしないのでやり方を変更します。


ダイオードをつないで


基板側はエナメル線です。部品取り機の配線にかぶっていた透明のチューブを拝借。すっきりしました。


後は組み立てるだけ(のはずでした)。
ここも極細のワッシャーが入ります。落ちないようにグリスをちょっとだけ。


メーターの透明板ですがあれこれやっているうちに割ったみたいです。いずれなんとか作って交換しましょ。


露出計のスイッチです。軍艦の固定も兼ねています。


ここで気が付いたんです。この中に納まる指針は軍艦を載せる前に入れないと!


上のふたつです。


頭、じゃなくて柱時計のゼンマイを巻いて、


軍艦を外して指針を取り付け。


ファインダーのモルトはフェルトを切って作りました。


ここのビスはどうしても落っこちるのでドライバーの先にグリスを付けて入れます。


自作のカニ目で締め付け。左ネジです。今回の一連の騒ぎはこのビスを失くしたためです。


組み立て完了。小さいのにずっしりとした手ごたえがなんとも云えません。


ほっとしたのもつかの間、露出計が変です。昨日は元気だったのにスタンドの白熱灯に向けてもEV値が5までしか上がりません。


思い当たるのはダイオードと電池です。ダイオードは前につけた物を切って別のを使いましたがリードを極端に短く切ってハンダ付けしたので熱でイカレたかも。それと昨日組んだとき抵抗が軍艦に接触して大電流が流れたので電池が弱ったのか。
さあどうしましょう。

SR44を買ってきました。


新しいので元気です。


軍艦を外してダイオード経由の電圧をチェック。

0.204V降下してます。ダイオードは良さそうです。

次に考えられるのはスイッチの接触抵抗かな?。調べたいけどスイッチから出ている線が極細ですし反対側は受光素子に入っていますが樹脂で固めてあってテスター棒が当てられません。


無理を承知でスイッチを外して導通を調べてみました。線を切りそうで怖いなあ。

やはり接触抵抗がひどい状態でした。しかも不安定です。


そういえば前に接点復活剤を滲み込ませた気がします。でも今回は樹脂に悪影響があるかも知れないのでやりません。頭の上に電灯が点くまで中断です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする