夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

晩秋の戸隠・収穫を終えた蕎麦畑の風景に感激

2020-11-14 07:17:11 | Weblog
素晴らしい秋晴れに恵まれた昨日の午後、戸隠の広大な蕎麦畑へ行ってきました。
普通なら蕎麦畑は純白の花が咲き乱れた風景を想定して多くの写真家が訪れるものですが、先日町内の刈り入れを終えた畑の素晴らしい情景を見てから考えが変わりました。
ほとんどの人が知らないだろう風景を期待して訪れたのは正解でした。

秋蕎麦の花が終わりに近付いた頃、HDV カメラで記録したあの場所です。

晩秋の低い日差しは人生の終盤を迎えた人間の感性にピッタリ。この風景に過去の様々な出来事が重なって見えてきます。

前にビデオを撮りに来たとき近くの小さな畑で出逢ったおばさんとしばらく話し込んだ場所です。
郵便配達の赤い軽自動車が走っていきました。


これが昨日出逢った最高の情景です。
言葉は不要、窓の外にこんな風景が見えたら至高の時間でしょう。私は元の 3504x2336pixel の写真から 1920x1080pixel で切り出してワークステーションの壁紙にして眺めています。


ここは最初に訪れたとき夏蕎麦が芽を出していた所です。秋蕎麦の収穫を終えて大地は長い休みに入っていました。


この先に広大な水田地帯があります。


それはそれは広い、戸隠のイメージと違う水田地帯の一角です。
霞んでしまっていますが遥かに北アルプスが望めます。


秋の空ですねえ。


足を伸ばして秋口に探し出した30年前に訪れたあの場所にも行ってきました。

次に訪れたらあの栗の木は朽ち果てているかも知れないと思うとここにはもう来ない方がいいかもと、ふと考えました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする