ビデオカメラとシネカメラの区別、8ミリビデオカメラと8ミリカメラ、シネカメラと映写機の区別がつかない世代が増えているようです。
そんなことはどうでもいいんですが、往復撮影できる8ミリカメラについての考察を。
これは最近手に入れたレギュラー8カメラから出てきたスプールです。
左は Sankyo 8-E に入っていた物、右は ELMO pocketauto に入っていた物。

左のスプールは "Ⅰ" 右は "①" と印刷されていて「往復撮影」の文字もあります。これは生フィルムが巻かれていたスプールです。
裏返すと

左は "Ⅱ" 、右は "②" と「FUJICOLOR」。
Sankyo 8E にはこの状態で収まっていました。

これはちゃんと往復撮影した証拠。
往復撮影すると生フィルムが巻かれていたスプールは現像に出すので供給側にカメラ付属のスプールが残ります。
生フィルムを装填するときはこうです。

ELMO pocketauto はこうでした。往復撮影ってこんなにわかりやすく表記してあるのに。

こちらは片側を撮影してフィルムが終わったと思って現像に出した結果。
残っているのは生フィルムが巻かれていたスプールです。
レギュラー8というフィルムは16ミリフィルムのパーフォレーション(両側の穴)を間に追加した物で片側半分に露光します。
片側を撮り終えたらスプールを上下反転して残り半分を撮影するんです。
撮影したフィルムを写真屋さん経由で現像所に送ると、現像処理後半分に裁断、8ミリ幅にして一本に繋いで戻ってきますが、現像所で「これも半分しか撮ってないぞ」って呆れた例は多かったことでしょう。
ほら、左のスプールは16ミリ用で右はレギュラー8、幅は同じです。

同じ方法のカメラでダブルランスーパーという長尺フィルムを使う物がありました。
手元にある友人の ELMO C300 です。脱着式のマガジンにフィルムを入れて撮影するというユニークなカメラです。

100フィートのフィルムを往復200フィート撮影できます。
しかも規格がスーパー8ですからパーフォレーションが端に寄ってレギュラー8より画面の有効面積が大きいので画質は有利。
撮影済みのフィルムが残っていますが、昔、これを借りて新宿の様子を撮ったとき、二本目で片側を撮り終えてから故障して動かなくなってそのままにした物で、後にマガジンを修理した際動作テストに使った裁断前の貴重品です。

マガジンはその後友人が修理に出して直りましたがいい加減な修理で再発、私が直しました。
ちなみに未使用のコダクローム25がありますが

期限が1980年ですからもう使えません。

C300は通常この窓に " 1 " の表示が見えます。

これが生フィルムを入れてカメラにセットした状態です。右は空のスプールですが本当は生フィルム。
実際にはフィルムを引き出してプレッシャープレートに通し、巻き取りスプールに巻き付ける作業がありますが省略。

これでマガジンをカメラにセットすると先程の窓に " ! " が出ます。

この先が面白いんです。片側を撮影してフィルムが終わりに近付くと確か自動でストップするのでマガジンを外し、裏返しにして戻すんです。
スプールを反転させる必要はありません。

窓の表示が " 2 " に変わりました。

これで残りの100フィートが撮影できます。24コマだと往復10分。
最後まで撮影するとフィルムは最初の生フィルムが巻かれていたスプールに戻ります。
レギュラー8と同じく現像に出すと裁断し繋いで一本になって戻ってきます。
夢が叶って再び手元に来た Canon ZOOM DS8もダブルスーパーですが、そちらはフィルム装填が半自動で楽な反面片側終了後スプールを入れ替える工程があるので一長一短です。
以上、古い世代の知識を自慢げに披露しました。
そんなことはどうでもいいんですが、往復撮影できる8ミリカメラについての考察を。
これは最近手に入れたレギュラー8カメラから出てきたスプールです。
左は Sankyo 8-E に入っていた物、右は ELMO pocketauto に入っていた物。

左のスプールは "Ⅰ" 右は "①" と印刷されていて「往復撮影」の文字もあります。これは生フィルムが巻かれていたスプールです。
裏返すと

左は "Ⅱ" 、右は "②" と「FUJICOLOR」。
Sankyo 8E にはこの状態で収まっていました。

これはちゃんと往復撮影した証拠。
往復撮影すると生フィルムが巻かれていたスプールは現像に出すので供給側にカメラ付属のスプールが残ります。
生フィルムを装填するときはこうです。

ELMO pocketauto はこうでした。往復撮影ってこんなにわかりやすく表記してあるのに。

こちらは片側を撮影してフィルムが終わったと思って現像に出した結果。
残っているのは生フィルムが巻かれていたスプールです。
レギュラー8というフィルムは16ミリフィルムのパーフォレーション(両側の穴)を間に追加した物で片側半分に露光します。
片側を撮り終えたらスプールを上下反転して残り半分を撮影するんです。
撮影したフィルムを写真屋さん経由で現像所に送ると、現像処理後半分に裁断、8ミリ幅にして一本に繋いで戻ってきますが、現像所で「これも半分しか撮ってないぞ」って呆れた例は多かったことでしょう。
ほら、左のスプールは16ミリ用で右はレギュラー8、幅は同じです。

同じ方法のカメラでダブルランスーパーという長尺フィルムを使う物がありました。
手元にある友人の ELMO C300 です。脱着式のマガジンにフィルムを入れて撮影するというユニークなカメラです。

100フィートのフィルムを往復200フィート撮影できます。
しかも規格がスーパー8ですからパーフォレーションが端に寄ってレギュラー8より画面の有効面積が大きいので画質は有利。
撮影済みのフィルムが残っていますが、昔、これを借りて新宿の様子を撮ったとき、二本目で片側を撮り終えてから故障して動かなくなってそのままにした物で、後にマガジンを修理した際動作テストに使った裁断前の貴重品です。

マガジンはその後友人が修理に出して直りましたがいい加減な修理で再発、私が直しました。
ちなみに未使用のコダクローム25がありますが

期限が1980年ですからもう使えません。

C300は通常この窓に " 1 " の表示が見えます。

これが生フィルムを入れてカメラにセットした状態です。右は空のスプールですが本当は生フィルム。
実際にはフィルムを引き出してプレッシャープレートに通し、巻き取りスプールに巻き付ける作業がありますが省略。

これでマガジンをカメラにセットすると先程の窓に " ! " が出ます。

この先が面白いんです。片側を撮影してフィルムが終わりに近付くと確か自動でストップするのでマガジンを外し、裏返しにして戻すんです。
スプールを反転させる必要はありません。

窓の表示が " 2 " に変わりました。

これで残りの100フィートが撮影できます。24コマだと往復10分。
最後まで撮影するとフィルムは最初の生フィルムが巻かれていたスプールに戻ります。
レギュラー8と同じく現像に出すと裁断し繋いで一本になって戻ってきます。
夢が叶って再び手元に来た Canon ZOOM DS8もダブルスーパーですが、そちらはフィルム装填が半自動で楽な反面片側終了後スプールを入れ替える工程があるので一長一短です。
以上、古い世代の知識を自慢げに披露しました。