夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Umatic テープの素材を生かしましょう

2022-10-01 13:59:34 | Weblog

2000年代に撮ったテープをワークステーションに取り込む作業開始。

今回も「映像による絵画のためのフリー素材」を制作するためです。

最初に作業にかかる Umatic テープはこれにしましょう。

メモ書きが入っていました。

中身はこれ。テープ幅は 3/4" 別名「シブサン」。

裏にちゃんと録画防止の赤ボッチを入れてあります。

先日暫定修理してコンポジット入力が使えるようになった canopus ADVC-500 が生きます。

VCR は収録に使った放送用 BVU-150 。
昔、据え置きの VO-9800 があって別に TBC を噛ませていましたが基板の電解コンデンサーが軒並み噴いて処分しました。
業務用ポータブルの VO-8800 もありましたがやはりコンデンサーが全滅で廃棄。

この VCR も恐らく30年以上前の物ですが今のところ快調。
オプションの TBC は装備していません。

キャプチャ開始。使ったカメラは Ikegami ITC-735 3管。撮像管独特の柔らかい映像です。

元が BGV を想定して撮ったのでこのシリーズも全編ワンカットです。

何の問題も無くキャプチャ終了。

30分テープですが実際は32分以上あります。

静止画を書き出してみました。

これは通称「戸隠街道」の途中、信濃町で撮影したもので季節は晩秋。確か他の季節にも撮ったはずです。

Umatic は後に性能を上げた SP フォーマットに発展しましたが今回のテープはノーマルです。

でもテープ幅が広くて余裕があるので映像の安定性は抜群。EDBeta の不安定さとは次元が違います。

思った以上に結果が良かったので Umatic テープを全部取り込むことにします。

そうだ、どこかに Umatic 用のクリーニングテープがあったはずだぞ。探しとこう。

 

コメント
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