夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

これで絵を描くのは大変でしょうね

2022-10-03 17:22:04 | Weblog

今日3本目にワークステーションに取り込んだテープがこれです。Umatic には珍しい30分。

メモが挿してありました。

キャプチャした映像です。
 テープの冒頭

 5分経過

 10分経過

 15分経過

 20分経過

 25分経過

 テープエンド

薄曇りの状況で、30分の間に徐々に青空が現れて海の色も微妙に変化します。

水平線も初めは曖昧ですが途中からハッキリしてきます。

波は絶え間なく押し寄せますが一瞬たりとも同じ形はありません。

「絵になる」フレームもいくつか見つけました。

写真の登場以前、昔の人は風景を生で見て、又は記憶して絵を描いたんですがこれを動画で見ながら描くのは至難の業。

写真とは違いますから。

でもこれを54000枚の静止画と考えて、映像の中を自由に移動し、「ここだ!」と思った所で停止して描くなら可能です。

そんなことを考えながら次々に Umatic テープを取り込んでいるところです。

 キャプチャ済みのテープ

もうひとつ話題があります。今まで確認したテープの中に、絶景じゃないけどそのまま絵になる映像がありました。

晩秋の夕方のアスパラ畑ですが画面構成といい色彩といい自分なりに気に入って透明水彩で描いてみたいと思いました。

ところがこのテープはドロップアウトが絶えず出ていてとてもじゃないけどお見せできる映像じゃないんです。

― あの頃使っていた VO-8800 が徐々に不調になったのを思い出しました。それで別途 BVU-150 を手に入れたんでした。

このテープ、絵の素材と割り切れば公開してもいいんですがどうしましょう。

コメント (1)
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