朝食前にセリアの小さなスケッチブックで一枚。
紫陽花の枯れた葉です。
ボールペンはダイソーで2本¥110の安物ですがこれ、下書きに十分使えます。
次に自分で撮った写真で描こうと
ずいぶん前に新潟で撮ったものです。
鉛筆で下書きして絵の具を塗ろうとしたら友人から電話。
紙は一人前にホワイトワトソンです。
長話になって昼食の時間になったので中断。
午後は嗜好を変えて動画で描こうとベーカムで撮った蕎麦畑の映像を再生して
これも下書きしましたが紙がダイソーの画用紙なので本気になれません。
やることが中途半端なのは毎度のこと。
ところで絵を描く人は光源の色温度についてあまり関心が無いというか、知識が不足しているようです。
特に写真から描く場合の照明について語る例を知りません。
ビデオ撮影の場合は色温度に関してシビアなんですが。
放送/業務用カメラだと撮影前にホワイトバランスをとるのは常識です。
私の場合は日中の野外撮影ばかりなのでカメラのプリセットを使いますがそれは意味があってのことです。
例えばこれは Ikegami HL-79E ですが、側面にフィルターのセット部があります。
フィルターディスクは2枚あって、左の A,C,B は色温度切り替え用、右の 2,1,3 は NDの切り替えです。
私は通常色温度フィルターは C 、ND は状況に応じて1又は2にセットします。
ホワイトバランス系のAWBスイッチはOFF。
例えば夕日のもとで撮影する場合、プリセットの5600Kなら夕日の色がそのまま表現できます。
ホワイトバランスをとる場合はA又はBにして白い紙 (正式にはグレースケールチャート)を画面いっぱいに写して
W・BALボタンを押してセットします。
これでセットした情報はメモリーに記憶されます。
風景を自然な感じで撮るならプリセットの5600Kでいけます。
写真で絵を描くなら、それが印刷したものの場合、照明は色の再現について重要です。
窓からの自然光か曇りの外なら結構です。が、
まさか白熱電灯や一般的な蛍光灯なんか使っていないでしょうね。
モニターの場合は更にやっかいで、一般的な液晶の場合かなり色温度が高くて青味が強くなっています。
世界標準の5000又は6500に対して日本では9500ですから要注意。
このあたりは印刷業界の人は一番詳しいと思います。
以上、写真で絵を描く場合かなり無神経な人が多いようなので余計なお世話でした。