ゆるい感じで。

「スレイヤーズ」のガウリナメインの二次創作ブログサイトです。原作者様、関係者様には一切関係ございません。

こんにちはー☆

2011-05-20 20:29:34 | 日記・雑記
どもです!千晶です^^
小説続いちゃってますが、ここでお知らせ!
なんと、今月の14日でこのブログ、一周年を迎えてました。うわお!

…ということで、下手な絵と共に皆様に感謝を伝えたいと思います。

このブログを見に来てくださる皆様、本当にありがとうございます!!
文章も稚拙で更新もまばらなブログですが、一年続けられたのも見に来てくださる皆様のおかげです。
温かいコメントや拍手からいつも元気を貰ってます!!本当に感謝です。
これからも更新頑張りますので、これからもこんなブログをよろしくお願いします><

ではでは、また次回!




出会いは森の中で(3)(子世代)

2011-05-09 18:54:52 | 子世代妄想
前回の続きですー(´ω`)
※主人公がガウリナの子供という妄想二次創作なので、苦手な方はお戻り下さい!

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「なんだったんだ...」
オレはその場に立ち尽くしていた。
野良デーモンと同時に五匹も出くわすなんて、普通に考えてありえない。

「大丈夫ですか?」
デーモンを素手でぶん殴った青年(?)が、オレたちに笑いかけた。
年の頃は二十歳行くか行かないか。少し長めの黒髪を後ろでくくっている。
ゆったりした動きやすそうな白いローブにマントで、短剣が腰から覗く。
黒目がちな大きな目が、青年を童顔に見せていた。...が、悔しい事にオレよりは背が高かった。

「あ、ああ。助かったよ」
オレは頭を掻いた。
「いえいえ。困っている人を見かけたら、助けるのがモットーですからっ!」
言葉とともに無意味に熱くガッツポーズ。
...ちょっとめんどくさい奴かもしんない。

「...あなたも大丈夫?」
「ええ、ありがとう」
レオナに声をかけたのは、魔道士の女性。
年の頃は二十歳くらい。銀色の長い髪に黒いマント。腰から覗く長剣。
...そして、凍り付くような美人。

はっきり言って、レオナは美人だ。兄の贔屓目なしに。...だが、彼女はまた違う美人だった。端正だが、どこか作り物染みている感じ。
こんな感想は失礼かもしれないが...。

「...何か?」
オレがじっと見つめていたからだろう。彼女が不審そうな顔をした。その表情は人間らしい。
「...あ、いや別に」
慌てて目を逸らす。
「そう」
彼女は特に気にした様子もなくマントについた土埃を払った。

「...とにかく、あなたたちは早くこの森から出た方が良いわ。危ないから」
「と、いうと?」
オレの質問に、二人の男女は顔を見合わせた。
「この森は最近レッサーデーモンが良く出没するんですよ。それで良く村人が襲われてて...」
「へぇー」
そりゃ知らなかった。
──あ、だから盗賊もいなかったのか。
「怪しい魔道士が夜な夜なレッサーデーモンを召喚して、野放しにしてるって噂です」
「んなはためーわくな奴がいるのか...」
「そう!だからこれからその極悪非道の輩に、正義の鉄槌を下しに行くのです!!」
「あ..そう」
そりゃどうぞ御勝手に、という話だ。だが...

「それでは、お気をつけて!」
言ってしゅたっと手を挙げた青年の腰のあたりに、オレはがしいっとしがみついた。
「...なんですか?」
「待ってくれ!オレたち道に迷って森から出られないんだよ」
ついでに空腹で死にそうでもある。
「悪を倒す前に、か弱き旅人をどうか助けてくれ!」
「か弱きって...」
オレの子供にレオナが小さく突っ込みを入れようとするが、とりあえず無視。

「そ、それはそうですね!では森の出口まで付き添いましょう」
...正義の味方は扱いやすい。

「姉さん、良いだろう?」
青年の言葉に、銀髪の女性も頷いた。
...あ、なるほど。
ようやく、二人の関係がはっきりした。姉弟だったのか。

かくて、オレたちは森の出口まで案内してもらうことになったのだった。


続く

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次回に続きます!


出会いは森の中で(2)(子世代)

2011-05-05 18:22:56 | 子世代妄想
これは「出会いは森の中で(1)」の続きです(´ω`)

ガウリナの子供が主人公なのでご注意を!

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振り向けばもう一匹、レッサー・デーモンがオレたちに向かって来ていた。
「な...なんで二匹もっ」
レオナが息を飲んだ。

普通、森の中とは言え野良デーモンに出くわすことはあまりない。特に連続で二匹とは...
どこかにコイツらを召喚した奴がいるのだろうか?

「と、とにかく行くぞ!」
オレはこちらに来るデーモンに向かって剣を構え直した。
途端、視界が揺れる。
──...っ!

体力の限界だった。
丸一日歩き通しで、ろくに食べ物を口にしていないのだ。
しかし、今倒れたら死あるのみ。
「ぐっ..!」
オレはなんとか自分に活を入れて、デーモンにダッシュをかける。

「くらえっ」
振りかぶった愛剣を一閃。
「ぐるあああっ!」
デーモンが苦痛の声をあげる。
しかし、今の一撃はデーモンの腹を薙いだものの、致命傷とはならなかった。
怒り狂ったデーモンが鉤爪のついた腕を振り回す。
オレはそれを軽いステップで避けようとして...躓いた。
「あ...っ」

「塵化滅(アッシャー・ディスト)!」
すんでの所で、レオナの呪文がデーモンに炸裂した。
デーモンは声をあげる暇すらなく塵と化す。

「あ、あ、危なかった...」
オレは思わずその場に膝をついた。
「はあ..」
レオナもその場にへたり込む。

今のは危なかった。
天才一流魔剣士を自称するオレだが、さすがに空腹と疲労には勝てない。妹に助けられて、良いとこ無しである。

「もう出てこないよな...?」
「兄さん、縁起悪いこと言わないで...」
二人してため息をつく。
早いとここの森を抜け出さなければ。何か嫌な予感がする。

しばらくしてから立ち上がろうとして、オレは目を疑った。
「嘘だろ..」
「?」
オレの言葉に顔を上げたレオナも、また絶句する。
レッサー・デーモンが三匹。...向こうからやって来る。
──なんだってんだ!

オレは小さく口の中で呪文を唱えながら、剣を構えた。
後ろでレオナも呪文を唱え始める。

レオナの呪文が先に完成した。
「地精動(ベフィス・ブリング)!」
瞬間、デーモンが三匹動きを止める。
地精に干渉して、デーモンの足元に穴を掘ったのだ。
──ナイスっ!

オレは地を蹴った。
一匹のデーモンに狙いを定め、剣を振るった。

ぐぐっ

相手の懐に潜り込み、剣を突き刺す。
「グアアアアっ」
苦痛の声を無視して、オレは呪文を完成させた。
「雷撃(モノヴォルト)!」

「ガッ...!」
相手は声も無く事切れた。
──まず一匹。

振り向けば、あとの二匹は穴から自力で脱出していた。
「ちっ..」
意外に早い。

「氷の矢(フリーズ・アロー)!」
レオナの声が響き、オレはデーモンたちから飛び退いた。
無数の氷の矢がデーモンに向かって飛んで行く。
「ぐるあああああ!!」
デーモンは叫ぶと、無数の炎の矢をレオナに向けて放った。
氷の矢と炎の矢がぶつかり合い、相殺される。
──ちちぃっ!
レオナの魔法にいつものキレがない。どうやら妹も相当疲れているようだ。

オレはもう一度剣を構え直した。
「もう一度...!」


その時。
「雷撃破(ディグヴォルト)!」

澄んだ声が響き、一条の雷が一匹のデーモンを貫いた。
これは「雷撃(モノヴォルト)」の強化版だ。これを食らったらひとたまりもないだろう。
デーモンはぴくりとも動かなくなった。

声の主はレオナではない。
振り向くと、森の繁みから見知らぬ女性が現れた。声の主は彼女だ。

そして。
「正義は勝ーつっ!」
どこからともなく現れた一人の青年(?)が、最後の一匹をぶん殴った。
──でええっ!?

いくらなんでも、人間が殴ったくらいで、デーモンには痛くも痒くもない...筈なのだが。
デーモンはパンチを食らって吹っ飛んだ。
おいおいおい...

「塵化滅(アッシャー・ディスト)!」
トドメ、とばかりにもう一度女性が呪文を唱える。
デーモンは塵と化し、この場の戦いは幕を閉じたのだった...。


続く

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長くなりましたが、次回に続きます!


出会いは森の中で(1)(子世代)

2011-05-05 02:16:08 | 子世代妄想
ご注意!これはガウリナの子供が主役の話だったりします。駄目な方はお戻り下さいませ。

ちなみに、詳しい設定とかはカテゴリの「子世代妄想」からどうぞ(´ω`)

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「ラウディ兄さん、お腹が空いたわ」
妹のレオナが心底疲れた声を出した。
「我慢だ。男は我慢!」
「わたしは男じゃないもん」
「....今からお前は男だ!」
「えええええっ」
「良いから歩け!」
不毛なやりとりを続けながら、ひたすら歩く。
確かに、昨日から道が複雑な森に入ってしまい、まともな昼食にはありつけていなかった。保存食も尽きてるし...
──すまん妹よ。

盗賊でも現れてくれれば、アジトを突き止めて食い物奪って逃げるんだが...
「兄さん、今物騒な事考えたでしょ」
レオナがジト目でオレをにらむ。
──するどい。
「ははは...」
長い金髪を掻き上げて、レオナが父さんそっくりにため息を付いてみせた。
「まーったく、兄さんって人は乱暴なんだから」
「...お前だって、キレると誰彼構わず魔法ぶっ放そうとするだろ」
「...えへ」
──実の兄にかわいこぶるんじゃあないっ!

「あー、だめだわ。兄さんと無駄な会話してたら体力使っちゃった...」
「お前なかなか辛辣だよな...」
普段は穏やかな妹だが、空腹時はちょっと(いやかなり)辛辣になるのがたまに傷である。
「お腹空いたよー」
「言うな、哀しくなって来るだろ」

それからしばらく、黙って歩く。
このまま森から出られないんじゃなかろうか...そう思い始めた時、前方に人影が現れた。
「..兄さんっ!」
レオナの緊迫した声に、オレはソレが人間では無いことに気が付いた。

...レッサーデーモンである。
──なんでこんな所でっ!
普段だったらこんな低級魔族、楽勝とまでは言わないが気を抜かなければ倒せる。
...が、一日歩き通しで、しかも空腹状態。
しかし、出会ったからには戦わなければなるまい。
「行くぞ...」
言って、オレは腰の剣を引き抜いた。
母から貰った無銘の魔力剣である。残念ながら純魔族には使えないが、ある程度の低級魔族になら太刀打ち出来る。

オレが剣を構えると、デーモンはオレ達に気付いてうなり声を上げた。
レオナがオレの後ろで「力ある言葉(カオスワーズ)」を唱え始める。

「...はっ!」
オレは気をはいてダッシュをかけた。
真正面から斬りかかる、と見せ掛けて横に回り込む。
「だああっ」
振りかぶった一撃は、デーモンの鉤爪にがっきりと受け止められる。
「ちっ...」
舌打ちして間合いを取った。

「ぐるあああああっ!」
デーモンの咆哮が森の中に響いた。
それと同時に何本かの炎の矢が眼前に出現する。

オレは危機一髪のところで身を交わした。顔のすぐ横を炎の矢が飛んで行く。耳元でひゅん、という音がした。
──あぶねぇっ!

その瞬間、後ろからレオナの声が響く。
「氷結弾(フリーズ・ブリッド)!」
光弾がデーモン目掛けて飛来する。
オレはすぐさま飛び退いた。

びきびきびきっ

デーモンが氷付けになっていく。
オレはとどめ、とばかりに剣を振りかぶった。

「兄さんっ!」
レオナの焦ったような声に、オレは慌てて振り向き、気が付いた。
...もう一つの気配に。


つづく

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次回に続いちゃいます(^_^;)
今のところラウディ兄さん良いとこ無しですね(笑)


にーこにこっ

2011-05-03 01:28:59 | 趣味
スレイヤーズ以外の話解禁!ということで。
以前にも書いたかもしれませんが、私はニコ厨です(笑)

最初はスレイヤーズのガウリナMADとか観てたんですが、最近はゲームのプレイ実況とかボカロ曲とか歌ってみたとか視聴しております。面白いですよね!
好きな歌い手さんは【蓮】さん。素敵な歌声なのですよ~。
ボカロの歌声も、最初は機械っぽくて苦手でしたが、最近は慣れました。
BGMにして小説書いたりしてます^^

あー、ゲームしたくなってきた!!カービィがやりたいいいい><