ゆるい感じで。

「スレイヤーズ」のガウリナメインの二次創作ブログサイトです。原作者様、関係者様には一切関係ございません。

もじぼんもやもや。

2013-08-25 00:54:42 | 趣味
どもどもこんばんは。

私も同人誌作ってみたいなー、とは以前から思ってたんですが、実際作り方など説明してくださってるサイトさんをめぐってみて、思った以上に気力体力時間と財力が必要だなあと思いました。
あと作品への愛!ガウリナへの愛は持ってますわよ!^^

私は漫画より小説本を作りたいんですが、小説本のがページ数必然的に増えるからお金かかるのですね。
そりゃそうだ!って感じで、印刷所の料金表を見てうほおおってなりました。
あんまりぺらぺらじゃ内容薄くなるし、見た目的にもあれだし……とはいえ、分厚く作ったらべらぼうに高い。
初心者過ぎて版下の作り方とか???って感じだし、部数とかどれくらい作るのか、とか。
悩ましいですね><たくさん作っても売れる保障なんてこれっぽっちも無いわけですし。

やっぱ初めはコピー本にするかなあ。でも、どっちにしろコピー代はかかるわけで。めちゃくちゃ印刷しなくちゃいけませんからねえ。家のプリンタはほぼ死んでいますし(笑)
それに、やっぱちゃんと本にしたいんですよね。そしたら印刷所に頼んだほうが、体裁は整いますよね。

・・・とか、色々考えてました。
あと、そんなこと考えるより先にきちんと小説書けよ、という。
もし本にするなら、以前書いた長編?「交錯恋愛」を大幅に加筆修正しようかなーとか思ってたりするんですが、需要ありますかねー?
あと、表紙は友人の絵師に頼もうかな、とか考えてます。

こう、こんなことやりたいって妄想はいっぱい出来るんですけど、ザンネンながら何も進まないのですよねえ。
ブログでいつかやるって宣言すればもうちょっと頑張れるかなと思って書いてみました。


困惑のサイラーグ【6】(ゼロシル)

2013-08-22 20:09:33 | 困惑のサイラーグ(ゼロシル/完)
注:これはゼロス×シルフィールのカップリング小説です。妄想と捏造が120%含まれてますので、苦手な方はお戻りください。
(8/23:ちょっとだけ加筆修正加えてます^^)
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こんなにわくわくしたのは久しぶりで、だからかその日は懐かしい夢を見た。
リナさんやガウリイ様と旅したときの夢を。

ほんの数年前のことなのに、遠い日々のように感じるのは、あまりにも今の生活とギャップがあるからだろうか。
ぼんやりとあの頃を思い出すと、今でも胸が熱くなる。そして、少しだけ切なさで泣きたくなる。

──ガウリイ様。
彼への想いは、結局届かなかった。優しいあの人の隣には、いつも彼女がいたから。
吹っ切れたつもりだったのに、やっぱり忘れられない。
──なんて未練がましいのかしら。自分から諦めたくせに。
告白など出来なかった。だって、結果の予想がついたから。
...だけど。
リナさんだったらどうしたかしら。彼女だったら、きっと最後まで諦めない。それが私と彼女の違いなのだ。

...はう。
思ったより大きな溜め息が出て、私は苦笑してベッドから起きた。まだ朝と言うには早い時間だ。
水でも飲もうかとパジャマに一枚上着を羽織って立ち上がる。

──ん?
玄関の外に誰かの気配を感じた。こんな時間に、誰だろうか。
だが、その気配の主は家の前をすたすたと通り過ぎてしまう。
思わず、私は玄関のドアを開けていた。

「……あのっ」
小さな呼びかけに、彼はくるりと振り向いた。
「シルフィールさん。どうしたんです?こんな時間に」
ゼロスさんだった。いつもと全く変わらぬ様子で、いつもと同じ黒い神官服。
「そちらこそ、どうしてこんな時間にこんなところに?」
私の質問に彼はにこりと笑った。
「嫌ですねえ、僕の返事は分かってるでしょう?」
「...秘密、ですか」
私の答えに彼は満足げにうなずいた。
「正解です。何か不満でも?」

「いえ、別に」
「おや」
私の返事に、彼は初めて驚いた顔をした。
「いつもなら不誠実だ、とかなんとか仰るのに」
私は肩をすくめてみせた。
「今日は良いんです。気になりますし、はっきり言ってちょっと怪しいですけど...」
彼が何者で何が目的か、まだ私には推測も出来ていない。
「でも、誰にも人に言いたくないことはありますし」
「ふむ」
「...それに」
「それに?」
「教えてくれる気が全く無いなら、いくら聞いたって無駄ですからね。今日はそんな無駄な問答を繰り返す気になれないので」
少し捨て鉢な言い方になってしまったのは仕方がない。こんな時間だし、こんなタイミングだから。

──気を悪くしたろうか...?
ちらりと彼を見やると、彼は顔を覆って震えていた。
「え...」
「くく…あっはっはっ!面白い人ですね、シルフィールさん。あなた、いつも無駄だと分かって僕に色々聞いたり怒ったりしてたんですね」
そう言われるとちょっと微妙な気分になるのだけれど。
「まあ...そうですわね」
爆笑していたゼロスさんは、少しだけ真面目な顔をした。
「一つだけ教えて差し上げましょう。シルフィールさん」

そのとき小さく風が吹いて、彼のマントがひらりと揺れた。
「僕は毎晩、僕にとっての神に祈ってるんです」
「あなたにとっての?」
「...ええ」
そう言って、彼は私の肩にそっと触れた。

「なーんて、嘘です」
「へ?」
虚を突かれて目を丸くすると、彼はくすくすと笑った。
「ちょっと夜の散歩をしていただけです」
「......」
なにか言う気にもなれない。
「そんな呆れた顔しないで下さいよー。場を和ます冗談、て奴です」
冗談、とはどこまでなのか。「夜の散歩」の方がよっぽど嘘臭い。
「今のじゃ和みません!」
思わず叫ぶと、ゼロスさんはそうそれ、と笑う。
「やっと本調子みたいですね」
「え...」
「さっきはちょっと落ち込んでらしたみたいですし」
やっぱり気付かれていたか。そして...
──もしかして、彼なりに元気づけてくれた?

「それでは、ごきげんよう」
ゼロスさんは上機嫌に言ってひらひらと手をふった。

暗闇に消えていく後ろ姿を、私はしばらく黙って見送った。

「...冷たい手でしたわね」
彼の白い手袋と、私の上着ごしにでも、彼の手がとても冷えていたのが分かった。
頭の中で色々な考えが浮かんでは消えていく。

「……ガウリイ様」
ぽつり、と意図せず呟いた言葉は、暗闇に吸い込まれるように消えた。


続く

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次回に続きます!


机の下の攻防(ガウリナ)

2013-08-19 18:59:18 | スレイヤーズ二次創作
ガウリナSSです。
四人旅なう!
ガウリイがちょっと変態くさいので注意。

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「ゼル、その文章は暗号になってるかも。ちょっと不自然だし」
「そうか、そうだな。だとすると...」
「ガウリイさん、次『ま』ですよ」
「ま、ま、魔族!でどーだ?」

あたしたちは四人で一つの机を囲んでいた。
あたしはゼルガディスと向かい合って魔道書を解読し、隣ではガウリイとアメリアが向かい合ってなにやら遊んでいる。

──まったく、遊んでるならどこか邪魔にならないとこに行って欲しいもんである。こっちは集中してるのに。
「リナ、この一文はどう思う?」
ゼルが指し示した文章を、身を乗り出してしげしげと見つめる。
「うぅん…ちょっと分かんないわね」
降参、とばかり肩を竦めてみせると、あたしは机の上のティーカップを手に取った。
うーん、爽やかな後味が素晴らしい。宿自慢の紅茶らしい。

「アメリア、次正義の『ぎ』な」
「あ~!それ私が言いたかったのに!ガウリイさんのいじわる」
「こーゆーもんは先に言ったもん勝ちだろ」
なんとも楽しそうな隣の二人に目をやると、二人はルールが特殊なしりとりに熱中していた。
「楽しそうね」
「...混ざるか?」
「結構よ」
ゼルの低い呟きを一蹴する。

「じゃ、ゼル、続きやりましょ」
「アメリア、次は『る』だ」

その時、ふと机の下でガウリイの左手にあたしの右手が触れた。
──あ。
偶然だ。あたしは何も言わなかった。ガウリイも、何も言わずにアメリアと話を続けている。
だけど、手は触れ合ったまま。

なんとなく今更手を引っ込め辛くて、そのままちらりとガウリイに目をやると、ガウリイは何も表情に出してはいなかった。
「ルビーアイ!」
「あーなんか懐かしい響きだなそれ」
いつものようにのほほんと、アメリアとしりとりを続けている。
──そっちがその気なら。

「......あ、ゼル。それ、力ある言葉(カオスワーズ)のことじゃないかしら」
しれっと言ってゼルとの会話に戻った。手の感触は気になるが、無視して魔道書に集中する。

と。
するり、と彼の手が動いた。ごく自然に、あたしの手を捕まえる。
──!
声に出さずに驚いて、あたしは思わず身を竦ませた。
「?どうかしたか?」
ゼルが怪訝な顔をした。
「な、なんでもないっ」
「...なら良いが」
──くううっ、ガウリイの奴!どーゆーつもりか分かんないけどっ

ガウリイはポーカーフェイスのままあたしの手を捕まえていた。それも、凄く軽い力で。あたしが抵抗すれば、すぐ振り払えてしまうような。
それでもあたしは、振り払えなかった。何でかって...そりゃ、なんとなく。

アメリアやゼルに見られたら、と思うと変な風にどきどきする。いくら机の下だからって、覗いたらバレバレだ。
ガウリイにはそんな緊張とか無いのだろうか。余裕な横顔が腹立たしい。
...くらげだからか。くそう、軟体動物め...

「リナ、ちょっと顔赤くない?大丈夫?」
ふいにこちらを向いたアメリアに指摘されて、あたしは内心飛び上がった。
「へ?そ、そんなこと無いわよ」
思わず言葉がぎこちなくなる。
色々と良く気がつくアメリアに日頃は感謝しているが、今日ばかりは恨めしい。
「ほんとだ。お前さん、熱でもあるのか?」
なーんにも知らないような顔でそんなことを言ってくるガウリイを、あたしは思わずジト目で睨んだ。
──あんったのせいでしょーがっ!

「気分は悪くないから平気よ平気!」
腹立ち紛れにガウリイの手をギュッと握り返してやると、ひらりと逃げられた。
──あ、なんでよ。
一瞬離れた手はまたあたしの手にそっと添えられる。ふわりと感じる体温。心臓の音がさっきからうるさい。──誰のよ!ってあたしのか。

「まあ、無理すんなよ」
くしゃりと頭を反対の手で撫でられて、なんとも言えない気分。理解不能だ。あたしは思考を放棄した。

「...リナ、大丈夫なら続きを頼む」
ナイスなタイミングでゼルに声を掛けられて、あたしはそれに乗じて魔道書に目を向けた。
しばらくそのままゼルと話していると、急に手の甲をくすぐられる。
──子供かあんたは。
今度は反応なんてしてやらない。無視を決め込む。
...と、ガウリイの指がひょい、と動いて、あたしの指と絡んだ。

──うひゃあっ

あたしのとは全然違う、ガウリイの指。
あったかくて、ちょっとだけ骨張ってる。その指があたしの指と絡んだまま、優しく力を込めてくる。

──...ああ、もう。無理。耐えらんない。

がたん、と音を立ててあたしは立ち上がった。その拍子に二人の繋がりはぶつりと切れる。

「あ、あたしちょっとお手洗い行ってくる!」
「あ、じゃあわたしもー」
何も知らないアメリアと、あたしはひたすら敵前逃亡したのだった。



女二人が出て行ってから、ゼルガディスが小さくため息をついた。
「...あんまりいじめてやるな」
「あれ、気付かれてたのかあ」
さすがゼルである。あははと笑って頭をかくと、ゼルは眉間を押さえた。
「アメリアは気付いてなかったようだが...」
「いやーリナの反応があんまり面白かったから、つい」
──そう、ついやりすぎた。手が触れただけで真っ赤になって固まるリナがおかしくて......可愛らしくて。
「旦那も大概人が悪いな」
「ほめるなよ~ゼルガディスー」
「ほめとらんわ!」

それからしばらく、オレがリナの攻撃呪文の的になったのは、まあ、仕方ない...のか?


終わり

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いつになく黒いガウリイを書いてしまいました......。なんだこれ!ほんとにガウリイかっ!?


護りたい(ガウリナ)

2013-08-19 00:25:19 | スレイヤーズ二次創作
ゼロシル小説は続いてますが、今回はお久しぶりのガウリナSSです。アニメ準拠、なつもり。
無印後のイメージです。
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「リナ、どこ行くんだ?」
夜中に宿を抜け出した相棒は、オレの声にびくりと肩を竦ませた。

「ガ、ガウリイ...やっほー!奇遇ね!」
しっかりショルダーガードにマントを羽織ったリナは、明らかに「盗賊いじめ」とやらに行く途中で、オレは眉間にシワを寄せた。
「リナ、またお前さんは...」
腕を組んで説教しようとするが、こちらはパジャマ姿なのでなんとも格好がつかない。

「い、良いでしょーちょっとくらい!」
開き直ったように叫ぶリナは、それでもちょっとは罪悪感があるらしく、焦ったように声が裏がえっていた。
「最近ちょっと路銀少なくなってたし、ストレス発散ついでに!」
「だからって夜中に一人でだなあ」
「だってガウリイ誘ったら絶対止めるじゃないの!」
「当たり前だっ」
もう何度したか分からないやりとり。前に旅をしたゼルガディスやアメリアからは、止めたって無駄だからもう諦めろと諭された。
──でも、これだけは譲れない。

「年頃の娘が一人で!」
これじゃ娘に厳しい父親だ。
「あたしが簡単にやられるわけないでしょ!盗賊ごときに!」
どんどん膨れるリナに、それでもオレは「駄目だ」としか言わない。
理屈じゃない。リナが強いのは分かっている。

それでも、オレはもうあんな思いはしたくない。

コピーレゾとの戦い。深手を負わされたリナ。
あの瞬間は、今でも脳裏に焼き付いて離れない。
オレはあの時何も出来なかった。シルフィールがいなかったら、と考えるだけで苦しくなる。

連れを失いそうになって、あんなに動揺したのは初めてだった。
無様なくらい悲痛な叫びをあげるしか出来なかった。
リナがいなくなる。そんなの想像もしたくない。

──リナはオレが護る。

まあ、そんな簡単に護られちゃくれないのがリナだ。
強くて、オトコらしいのに変なとこ女の子で。オレの手なんかするりとかいくぐる。

だから、オレは彼女と一緒に戦う。隣で、背中合わせで。それがたぶん、オレに出来ること。

「まったくガウリイは、過保護な保護者なんだから!」
文句を良いながら宿に戻ろうと歩き出したリナに、オレはほっとして腕組みを解いた。
「いい子だリナ」
頭をくしゃりと撫でてやると、リナは真っ赤になってオレの手を振り払った。
「子供扱いやめてよね!」
「へいへい、悪かったな」

ぷんぷんして行ってしまったリナに苦笑する。
「そんなこと言って、女扱いしたら困るんだろ?リナは」
こっそり呟いた言葉は、月夜に消えたのだった。


終わり

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無印の終盤、コピーレゾ戦でリナが深手を負ったときのガウリイの悲痛な叫びが胸に来たので書いてみました。
久しぶりなのでなんかしっくり来ないですが、なんとか投稿!



落書き。

2013-08-17 03:20:55 | 落書き
久しぶりに落書きってしまいました。
ニコ生一挙放送でテンションが、ガウリイへの愛が止まりませんでした。
もう夜中の3時過ぎてるのにいいい><

というわけでスーツなガウリイさんです。対でリナさんも描きたかったけど画力と時間が足りなかった。
もし描けたら描くかもしれません。



もっと絵が上手くなりてえよお。
ガウリイ愛してる・・・!殿堂入りで愛してる・・・!!