皆さんお久しぶりですー!
今日ようやっと大学の定期試験が終わって、これから夏休みが始まっちゃう千晶でございます^^
あいも変わらずアッツイですねー。これは誰か溶けるて。ほんと。
明日は髪をばっさりショートにしてしまおうかな、とか考えていまして・・・
と、それは良いとして、皆さんに自慢です。じまーん!←
ゼルアメの素敵サイト様、「何をしている」の陽子さんから暑中見舞いを頂いてしまいました!!
素敵過ぎるんですこれがほんとに!
うわあああいっ><やっほおおおいい!!(←歓喜で壊れた
・・・というわけで、許可を頂いたので載せちゃいます。

ゼルアメっっっ!!陽子さんのっっっ!!!
今までになくテンションあがっている千晶であります^^うへへh・・・
いつか私もこんな美麗な絵を描いてみたいものです。
私もこのブログに載せる暑中見舞いをまったり製作中です。まったり過ぎて残暑見舞いになったりして^^;
あと、子世代の連載もなるべく早く更新したいと思いまーす。
ではでは、千晶でした!
今日ようやっと大学の定期試験が終わって、これから夏休みが始まっちゃう千晶でございます^^
あいも変わらずアッツイですねー。これは誰か溶けるて。ほんと。
明日は髪をばっさりショートにしてしまおうかな、とか考えていまして・・・
と、それは良いとして、皆さんに自慢です。じまーん!←
ゼルアメの素敵サイト様、「何をしている」の陽子さんから暑中見舞いを頂いてしまいました!!
素敵過ぎるんですこれがほんとに!
うわあああいっ><やっほおおおいい!!(←歓喜で壊れた
・・・というわけで、許可を頂いたので載せちゃいます。

ゼルアメっっっ!!陽子さんのっっっ!!!
今までになくテンションあがっている千晶であります^^うへへh・・・
いつか私もこんな美麗な絵を描いてみたいものです。
私もこのブログに載せる暑中見舞いをまったり製作中です。まったり過ぎて残暑見舞いになったりして^^;
あと、子世代の連載もなるべく早く更新したいと思いまーす。
ではでは、千晶でした!
前回の続きです(´ω`)!
ガウリナの子供が主役なので、駄目な人はお戻り下さいませ><
--------------------------
「おっちゃん、とりあえずメニューにあるの全部一品ずつ!」
「わたしはヌードルセット4人前で」
「....かしこまりました」
店の主人は珍しい動物でも見るような目でオレたちを眺めてから、奥に引っ込んだ。
「ああー、腹減った。もう限界だ」
がくり、とテーブルに頭をもたれる。とりあえず、何か食わなければ。
腹が減ってはなんとやら。
「兄さん、行儀悪い」
「んー...」
起き上がって店内を見回す。店の中は空いていて、オレたちの他には5人くらいしか客がいなかった。
ここは宿に併設された食堂だから、客はこの宿に泊まる旅人がほとんどだろう。
「人、少ないね」
レオナがぽそりと呟いた。
「...確かに、少ないな」
ここだけの話ではなく、町全体に人が少なかった。この宿にたどり着くまで、外で擦れ違ったのは腰の悪そうなお婆ちゃんとちびっこ数人だけだ。
そして皆一様に暗い雰囲気を漂わせていた。
「何でだと思う?」
尋ねると、レオナはアゴに手を当てた。
真剣な眼差し。
「...集団夜逃げしたとか?」
オレはテーブルに頭をぶつけそうになった。
「んなわけあるかっ!!」
がたーん、と立ち上がって、思い直して座る。
そりゃ、周りの視線が痛かったからである。
「お前な。さっき道案内してくれた二人組の話、聞いてなかったのか?」
「...思い出すかもしれないから、話してみて?」
にこり、と笑う妹である。
──こいつ、絶対覚えてないな。
「森でオレたちの事を何度も襲ってきたデーモンだよ。あれを、量産してほっぽってる魔道士がどっかに居るって話だ」
「...あー、思い出した」
嘘つけ。
「この町の住人、結構襲われてるんじゃないのか?だから皆家から出ないんだよ」
オレの鋭い推理は多分間違っていないはず。
畑が荒らされた痕跡や、固く閉ざされた家々がデーモンの存在を示している。
「お待たせしました」
オレたちの会話は、ここで中断させられた。
食欲をそそる香ばしい匂いと、肉の焼けるジュージューという音!
甘酸っぱい香りのフルーツサラダに、スープにライスにえとせとら。
オレはフォークとナイフを手に取り、不敵に笑う。
レオナもオレに習ってフォークとナイフを「構えて」見せた。
「行くわよ、兄さん」
──そして、オレたちの闘いが始まった。
『頂きますっ!』
続く
--------------------------
食事バトル...やっぱりガウリナの子供はガウリナの子です(笑)
次回に続きます~!
ガウリナの子供が主役なので、駄目な人はお戻り下さいませ><
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「おっちゃん、とりあえずメニューにあるの全部一品ずつ!」
「わたしはヌードルセット4人前で」
「....かしこまりました」
店の主人は珍しい動物でも見るような目でオレたちを眺めてから、奥に引っ込んだ。
「ああー、腹減った。もう限界だ」
がくり、とテーブルに頭をもたれる。とりあえず、何か食わなければ。
腹が減ってはなんとやら。
「兄さん、行儀悪い」
「んー...」
起き上がって店内を見回す。店の中は空いていて、オレたちの他には5人くらいしか客がいなかった。
ここは宿に併設された食堂だから、客はこの宿に泊まる旅人がほとんどだろう。
「人、少ないね」
レオナがぽそりと呟いた。
「...確かに、少ないな」
ここだけの話ではなく、町全体に人が少なかった。この宿にたどり着くまで、外で擦れ違ったのは腰の悪そうなお婆ちゃんとちびっこ数人だけだ。
そして皆一様に暗い雰囲気を漂わせていた。
「何でだと思う?」
尋ねると、レオナはアゴに手を当てた。
真剣な眼差し。
「...集団夜逃げしたとか?」
オレはテーブルに頭をぶつけそうになった。
「んなわけあるかっ!!」
がたーん、と立ち上がって、思い直して座る。
そりゃ、周りの視線が痛かったからである。
「お前な。さっき道案内してくれた二人組の話、聞いてなかったのか?」
「...思い出すかもしれないから、話してみて?」
にこり、と笑う妹である。
──こいつ、絶対覚えてないな。
「森でオレたちの事を何度も襲ってきたデーモンだよ。あれを、量産してほっぽってる魔道士がどっかに居るって話だ」
「...あー、思い出した」
嘘つけ。
「この町の住人、結構襲われてるんじゃないのか?だから皆家から出ないんだよ」
オレの鋭い推理は多分間違っていないはず。
畑が荒らされた痕跡や、固く閉ざされた家々がデーモンの存在を示している。
「お待たせしました」
オレたちの会話は、ここで中断させられた。
食欲をそそる香ばしい匂いと、肉の焼けるジュージューという音!
甘酸っぱい香りのフルーツサラダに、スープにライスにえとせとら。
オレはフォークとナイフを手に取り、不敵に笑う。
レオナもオレに習ってフォークとナイフを「構えて」見せた。
「行くわよ、兄さん」
──そして、オレたちの闘いが始まった。
『頂きますっ!』
続く
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食事バトル...やっぱりガウリナの子供はガウリナの子です(笑)
次回に続きます~!
どもです!
前回からの続きです~(*´ω`)
ガウリナの子供が主人公なので、要注意!
--------------------------
「あ、森抜けましたね」
フィルの言葉に顔を上げると、確かに生い茂る草木の道が途切れ、向こう側に新しい景色が広がった。
「おお、ホントだ!」
広がる畑にポツリポツリとまばらな民家。魔導士協会らしき建物だけ、他より大きくて目立っている。
──こりゃ、町って言うより村だな。
「ありがとな。助かったぜ」
「いえいえ、困っている人を助けるのは正義ですから!」
ガッツポーズのフィル君。浸ってるなあ...
右手を差し出せば、姉弟ともに握手に応じてくれた。
「それじゃあ、俺たちはこれで」
「...また、ご縁があったら」
別れの言葉を言うと、二人は元来た道を戻って行った。
「...イイ奴らだったな」
「親切だったわね」
ぽけっと突っ立って二人を見送ったオレに、レオナは優しく微笑んだ。
「兄さん...」
「レオナ...」
「お腹...すいた」
限界、という奴である。
レオナは微笑みながらその場にばったり倒れ込んだ。
「レオナァァァァッ」
オレは悲鳴に近い絶叫をあげ...その場を後にした。
「...ってちょっと!なんで置いてくのよ!ヒトデナシ!!」
がばりっと起き上がって言うレオナ。
「お前、疲れたから宿までおぶって貰おうって魂胆だろ!ほんとは歩けるだろ!」
「...うう、兄さん酷いわ。可愛い妹を信じてくれないのね」
さめざめと泣くフリをする我が妹に、オレは頭を抱えた。
──オレだって疲れてるんだよ!
...が、ここで言い合いしてても仕様があるまい。
早く宿に行きたいし。空腹を満たすことが最優先!
オレは仕方なしにその場にしゃがみこむのだった。
──ヤレヤレ。
「兄さんありがとう♪」
「...宿の食事はレオナの奢りな」
「割り勘なら良いわよ」
「それじゃいつもと変わらんだろ!」
続く。
-------------------------
そんなわけで続きますー(´ω`)
前回からの続きです~(*´ω`)
ガウリナの子供が主人公なので、要注意!
--------------------------
「あ、森抜けましたね」
フィルの言葉に顔を上げると、確かに生い茂る草木の道が途切れ、向こう側に新しい景色が広がった。
「おお、ホントだ!」
広がる畑にポツリポツリとまばらな民家。魔導士協会らしき建物だけ、他より大きくて目立っている。
──こりゃ、町って言うより村だな。
「ありがとな。助かったぜ」
「いえいえ、困っている人を助けるのは正義ですから!」
ガッツポーズのフィル君。浸ってるなあ...
右手を差し出せば、姉弟ともに握手に応じてくれた。
「それじゃあ、俺たちはこれで」
「...また、ご縁があったら」
別れの言葉を言うと、二人は元来た道を戻って行った。
「...イイ奴らだったな」
「親切だったわね」
ぽけっと突っ立って二人を見送ったオレに、レオナは優しく微笑んだ。
「兄さん...」
「レオナ...」
「お腹...すいた」
限界、という奴である。
レオナは微笑みながらその場にばったり倒れ込んだ。
「レオナァァァァッ」
オレは悲鳴に近い絶叫をあげ...その場を後にした。
「...ってちょっと!なんで置いてくのよ!ヒトデナシ!!」
がばりっと起き上がって言うレオナ。
「お前、疲れたから宿までおぶって貰おうって魂胆だろ!ほんとは歩けるだろ!」
「...うう、兄さん酷いわ。可愛い妹を信じてくれないのね」
さめざめと泣くフリをする我が妹に、オレは頭を抱えた。
──オレだって疲れてるんだよ!
...が、ここで言い合いしてても仕様があるまい。
早く宿に行きたいし。空腹を満たすことが最優先!
オレは仕方なしにその場にしゃがみこむのだった。
──ヤレヤレ。
「兄さんありがとう♪」
「...宿の食事はレオナの奢りな」
「割り勘なら良いわよ」
「それじゃいつもと変わらんだろ!」
続く。
-------------------------
そんなわけで続きますー(´ω`)
お久しぶりです><
物凄く更新が途絶えてしまってすみません(汗)...ってこれ何度目だって話ですね(^_^;)
まだ色々(大学のレポートとかサークルのあれこれ)終わってないんですが、とりあえず子世代話の続きをアップしたいと思います~。
※ガウリナの子供が主人公という恐ろしい妄想設定なので、駄目な方はお戻り下さいませ!
---------------------------
「あ、そういえばまだ名乗ってませんでしたね」
森の中を出口に向かって歩きながら、青年が口を開いた。
「俺はフィリップ=ウル...あ、いやフィリップ=グレイワーズです。フィルって呼んで下さい」
彼は姉の顔をちらっと見て、言い直した。
──...?
「私はルーナよ。フィルの姉」
「オレはラウディ=ガブリエフ。こっちは妹のレオナだ」
こちらも名乗ると、ルーナは驚いた顔をした。
「...似てないのね」
ほっとけ!
「この森を抜けたら小さな町に出ます。魔道士協会の隣に一軒だけ宿がありますから、そこで休むと良いですよ」
フィルがさくさくと地面の草を踏みしめながら言う。彼らは本当に道に詳しいようで、迷いもなく道を選んでいく。
「おう。色々悪いな」
「いえ、どうせまたこの道を往復する予定でしたから」
「?」
問いかけると、姉弟は顔を見合せて苦笑した。
「俺さっき『今から悪を成敗しに行く』なんて言っちゃいましたけど、この依頼を受けたのは3日前なんですよ」
「3日前...?」
後ろでレオナが首を傾げた。
「2日間、何も出来なかったという訳だ」
オレの言葉に、ルーナが一瞬むっとした顔をする。そして、ため息をついた。
「...まあ、間違ってはいないわね。相手に会えてすらいないんだから」
「え...」
「強力な結界が張ってあるらしくて、相手の元にたどり着けないの」
──それは、なかなか厄介な話だ。
しかも、この森には相手が放ったデーモンがうじゃうじゃいるわけだし。
その悪の魔道士というのは、なかなかの曲者のようだ。
「なるほど。だからオレたちも道に迷った訳だな」
うんうん、と頷くオレにレオナが腕組みをして呟く。
「兄さんが勘で道選んだせいもあると思うわ」
「うっさい...」
オレは妹を思い切りにらんだのだった。
続く
--------------------------
そんなこんなで次回に続きます。
なんだか長くなりそうな予感。うはあ...
物凄く更新が途絶えてしまってすみません(汗)...ってこれ何度目だって話ですね(^_^;)
まだ色々(大学のレポートとかサークルのあれこれ)終わってないんですが、とりあえず子世代話の続きをアップしたいと思います~。
※ガウリナの子供が主人公という恐ろしい妄想設定なので、駄目な方はお戻り下さいませ!
---------------------------
「あ、そういえばまだ名乗ってませんでしたね」
森の中を出口に向かって歩きながら、青年が口を開いた。
「俺はフィリップ=ウル...あ、いやフィリップ=グレイワーズです。フィルって呼んで下さい」
彼は姉の顔をちらっと見て、言い直した。
──...?
「私はルーナよ。フィルの姉」
「オレはラウディ=ガブリエフ。こっちは妹のレオナだ」
こちらも名乗ると、ルーナは驚いた顔をした。
「...似てないのね」
ほっとけ!
「この森を抜けたら小さな町に出ます。魔道士協会の隣に一軒だけ宿がありますから、そこで休むと良いですよ」
フィルがさくさくと地面の草を踏みしめながら言う。彼らは本当に道に詳しいようで、迷いもなく道を選んでいく。
「おう。色々悪いな」
「いえ、どうせまたこの道を往復する予定でしたから」
「?」
問いかけると、姉弟は顔を見合せて苦笑した。
「俺さっき『今から悪を成敗しに行く』なんて言っちゃいましたけど、この依頼を受けたのは3日前なんですよ」
「3日前...?」
後ろでレオナが首を傾げた。
「2日間、何も出来なかったという訳だ」
オレの言葉に、ルーナが一瞬むっとした顔をする。そして、ため息をついた。
「...まあ、間違ってはいないわね。相手に会えてすらいないんだから」
「え...」
「強力な結界が張ってあるらしくて、相手の元にたどり着けないの」
──それは、なかなか厄介な話だ。
しかも、この森には相手が放ったデーモンがうじゃうじゃいるわけだし。
その悪の魔道士というのは、なかなかの曲者のようだ。
「なるほど。だからオレたちも道に迷った訳だな」
うんうん、と頷くオレにレオナが腕組みをして呟く。
「兄さんが勘で道選んだせいもあると思うわ」
「うっさい...」
オレは妹を思い切りにらんだのだった。
続く
--------------------------
そんなこんなで次回に続きます。
なんだか長くなりそうな予感。うはあ...