ゆるい感じで。

「スレイヤーズ」のガウリナメインの二次創作ブログサイトです。原作者様、関係者様には一切関係ございません。

スレイヤーズコラボのアニメイトカフェに行ってきましたよ…!

2020-02-16 18:25:52 | 趣味
どもです。あきらです。

もうそろそろコラボ終わっちゃうというタイミングなので今更感が強いんですけど、私もちゃんと行ってきましたよ…!二回……!!
Twitterのフォロワーさんとか、もう何度も行ってメニュー制覇してる方とか、すっげえなあと脱帽しつつ。




アニメイトのコラボカフェは以前にも何度か行ったことあるんですけど、今回のスレイヤーズコラボカフェ、めちゃくちゃ良かったですね…!何よりメニューが凝っている。スタッフというか運営サイドに絶対に濃いファンがいるか、コラボ時に綿密に打ち合わせがなされたのだろうな……という公式愛が感じられて、ファンとしてはとても幸せな空間でした。
グッズも可愛いし店内の装飾も可愛いし、なによりも食べ物のメニューが……!!原作で登場したことのあるメニューばかりだったというのが……竜族&エルフ向けキャベツセットとか最高に「分かってる」としか……!
全部美味しそうで、実際頼んだメニュー全部美味しくて嬉しかったです(*´▽`*)

トレーディング系のグッズに関しては、大体自分で引いたもので満足したんですけど、(ギガスレチャレンジ、とても楽しかったです…!)トレーディングのアクリルキーホルダーだけはガウリイとリナが出てくれなかったので他の方とトレードお願いしました。というわけで仲良し四人組が揃ってハッピーです。



はー楽しいコラボカフェだった……第二弾もお待ちしております…!



きらめく世界で。(ガウリナ)

2020-02-13 23:03:05 | スレイヤーズ二次創作
twitterで投稿した短いガウリナSS更新でございます。
フォロワーさんからのお題「晴れた日の二人」

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 青い空、白い雲。目の覚めるような鮮やかな空の真ん中で、輝く太陽が眩しい。
「んん~~、良い天気ね。絶好のお散歩日和っ!」
 心なしかウキウキと気持ちが軽くて、あたしはその場でくるりと一回転なんぞして見せる。それに笑って、隣を歩く相棒も空を見上げて目を細めた。
「最近あんまり天気良くなかったしなあ」
 久しぶりの暖かな陽気と降り注ぐ陽光というのは、洗濯物だけじゃなくて、人の気持ちまでフカフカにするものだ。――思いっきり走り回りたいような、日向ぼっこに勤しみたいような。
 今は気ままな旅の途中だから、どっちだって出来てしまう。ああ~なんて贅沢な悩み。
「リナ。そういや、今日はどこまで行くんだっけ」
 ――と、あたしのこのウキウキ気分に水を差してくるガウリイ君である。
「あのねえ、今朝も説明したでしょうが。この街道を真っ直ぐ歩くと隣町に続いてるのよ」
 それなりに大きな町で魔道士協会があるはずだから顔を出したい、と昨日の夜も話したと思うんですけど。ねえ。
「そうだっけ? ま、いいか。オレはリナについてくだけだし。隣町な、うん」
「全然良くないんですけど……ま、いいけどさあ」
 そのうち脳みそのシワが無くなってつるんつるんになってもあたしは知るまい。
「じゃ、ぐずぐずしてないでさっさと行くわよ」
 久しぶりの良い天気で、あたしは今機嫌がいいのだ。相棒のいつものボケにもなんだか寛大になれている気がする。
 石畳の地面を軽快に蹴飛ばして、小走りに走り出せば後ろの相棒もそれについてくる気配があった。
「ガウリイ」
「どうした?」
「くふふ、なんでもない~」
 何故だかこみ上げてくる笑みが抑えられなくて、振り向いたら相棒も笑っている。その金色の髪に反射する日差しと、足元に広がる濃くて青い影と。――ああ、ほんとにいい天気。

「だいすき」
 と、あたしは声に出さずに口の中だけで呟いた。

「リナ、今なんか言ったか?」
「だから、なんでもないったら」
 小さく舌を出してマントを翻す。それに合わせたみたいに、一陣の風が二人の横をするりと通り抜けていった。

君と共に。(ガウリナ)

2020-02-01 21:31:16 | スレイヤーズ二次創作
ガウリナSS更新です。
診断メーカーお題「二人で辿り着いた未来 」
戦いの後で。

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 ――満身創痍。言葉にすればそれが一番相応しいかもしれない。今の状態には。
「リナ……だい、じょうぶか?」
「んん、ちょっと……自身満々には、言えないわね……まあ、生きてるわよ。いちおう。――そっちは?」
「まあ、オレも似たような感じか……な」
 ハアハアと荒い息を吐きながら、互いに無事を確かめ合って。掠れて途切れ途切れの声でも、思ったよりはしっかりした声が聞こえてくる事に、あたしは内心でホッとした。

 焦げた臭いがする。草木が、建物が、そしてそれ以外のモノが焼けた臭い。鈍く重い痛みが身体を鉛のように地面に縫い留める。呼吸をするたびに肺の辺りが痛い。それでも吸い込む空気は甘くて、倒れ込んだ地面から見上げる空は綺麗に晴れ渡っていた。
 ――終わったのだ。
 全てが上手く行ったわけでは無くて。二人とも文字通りの満身創痍で。魔族のせいで街は酷い有様で、人々は沢山の被害を受けて。
 それでも、それでもあたしたちは『今』に辿り着いた。二人でしか辿り着けなかった、明日へと続く『今』に。
「今回ばかりは、死ぬかと思ったわ……」
 ぼんやりとそう呟いたら、隣で横たわる相棒の苦笑したような気配があった。
「ほんとにな」
「でも、終わったわね」
「そうだなあ……」
 倒れ込んだまましばらく二人して黙りこむ。
 ――今回は、魔王と戦った時と同じくらいしんどかったかもしれないなあ。
 不意に思い出した記憶に目を伏せながら、あたしはゆっくりと身を起こす。擦り傷、切り傷だらけの身体はじくじくと動くたびに痛い。けれど、動かせないことは無い。我ながらしぶとい。
 あたたかな日差しを浴びて、その太陽の光が優しく感じる。その光を受けてきらりと光ったのは相棒の長い金髪だった。寝転がったままの彼を見下ろして、あたしは微笑む。
「起きれそう?」
「おう、大丈夫だ」
 ガウリイはにっと歯を見せて笑って見せて、それからあたしと同じようにゆっくりと身を起こした。その拍子にちらりと顔を顰めた彼の、両腕の傷はあたしのよりも深いかもしれない。あとでちゃんと見せてもらわなければ。

「――腹減った」
 ため息交じりにそう告げた彼の声と、同時にあたしのお腹もきゅうと音を立てる。
「あはは、あたしも」
「……じゃ、そろそろいくか」
 頷いて、あたしたちは立ちあがった。両足に力を込めて、靴底に硬い地面の感触を確かめる。――大丈夫、あたしはまだ立っていられる。歩き出す事だって出来る。
「そうね。行きましょ、ガウリイ」

 あたしたちは、これからも歩いていくのだ。どんなに険しい道のりだって、辛い道行きだって。
 辿り着くはずの、いつかの未来を目指して。

2月限定リクエスト企画発動します~☆

2020-02-01 12:16:47 | 趣味
昨日とうとうヤプログさんが運営を終了されまして…
今日からはこちらが本ブログ『ゆるい感じで。』の本拠地であります!
どうぞよろしくお願いします~。(2020.2.1現在)

さて、それでは。このブログが今年で10周年である事も踏まえてリクエスト企画を発動したいと思います~~わあ~~!!(ぱちぱちぱちぱち)

…というわけで、この一か月間小説(SS)or絵のリクエストを募集致します。
消化スピードはめちゃめちゃゆっくりになりそうですが、頂いたリクエストにはちゃんと応えたいと思いますので、気長にお待ちいただける方は何かリクエスト投げて頂けたら嬉しいです~。よろしくお願いします!

◆以下、募集要項です。
・『スレイヤーズ』のキャラ単体、もしくはカップリングのイラスト、小説のリクエストを募集します。出来ればシチュエーションやテーマも欲しい…!

・カップリングは私が過去に書いた事のある組み合わせのみで。
(※ガウリナ、ゼルアメ、ガウゼロ、ゼロシル…他にあったっけ? ――基本的にはガウリナ、ゼルアメが前提になります)

・CPでなければどんな組み合わせでも構いません。「正義の仲良し四人組」とか「ゼロスとリナ」とかでも書きます。その場合原作から見た自己解釈な関係性になります。

・あまり複雑なイラストは描けませんので、シチュエーション系のお題は小説でお願いします。R指定(18禁)のネタの場合も小説のみで。

・あまりに過激だったり特定のキャラに対する中傷的な内容のリクエストが来た場合はスルーしますのでご了承ください。(念のため)

・リクエストはこのブログ記事のコメント欄、もしくは姿月あきらのツイ垢(@chaaaning)にリプかDMくださいませ。リプは見逃すかもなのでTwitterならDMが確実かと思います。

以上、よろしくお願いします~。何か気になる事やご質問があればお気軽にご連絡ください~。また、リクエスト頂いた作品は、こちらで同人誌作る時に使ったりするかもなので、そこんとこよろしくです…!

ではでは。姿月あきらでした。(しばらくこの記事をブログトップにさせて頂きます。)