「交錯恋愛13」の続きです(´ω`)
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一日が今日も始まる。
朝食を食べ終えたあたしは鏡の前で素早く歯を磨いて髪をとかす。
...うん、本日も変わらぬ美少女っぷり。
ああっ、そこ!白い目で見るな!!
...そんなわけであたしはサンダルを履いて家を出た。
少し歩いてアパートの階段を降りる。
たんたんたんっ
「お」
「あ、おはよう」
後ろから声がして、振り向けばガウリイだった。
...最近稀にこーゆー事があるのだ。
「おはようさん。朝飯ちゃんと食べたか?」
「食べたわよ」
隣に並んで歩き出すあたしたち。
「えらいえらい」
何故か頭をくしゃりと撫でられる。
「あなたね...」
「あ、すまん。なんか癖で..」
ジト目で睨むと、笑って頬をぽりぽり掻いた。
なんだか世話焼きなお兄ちゃんが増えたみたいである。
でも、そんなに嫌じゃない。
「そーいえば、明日デートらしいわね」
「お、知ってたのか」
「あたしの情報網を舐めないでほしいわね」
「アメリアだろ?」
「まーね」
並んで歩くと、背が高過ぎて見上げるしかない。
...決してあたしが低すぎる訳ではない。うん。
「どーゆー予定?」
「えーっと...忘れた」
こけっ
あたしは盛大につんのめった。
「大丈夫か?」
「あなたね!何そんな大事な事忘れてんのよ!!」
「いやぁ、ははは」
照れたように頭を掻くガウリイ。
「いや誉めてないから」
「うーん、でもなぁ。いつもアメリアに任せてるから」
「たまには自分で計画たてなさいよ!」
「うーむ...」
小首を傾げて考え込むガウリイを見ながら、なんだかとても不安になった。
「よくそれでフラれないわねー」
「そこら辺は今んとこ大丈夫だぞ」
笑顔で言うガウリイに力が抜ける。
「今んとこって...」
友人の彼氏、しかも年上男性だが...ものすごぉくスリッパでひっぱたきたくなったあたしなのであった。
続く
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ガウリナのたーん!
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一日が今日も始まる。
朝食を食べ終えたあたしは鏡の前で素早く歯を磨いて髪をとかす。
...うん、本日も変わらぬ美少女っぷり。
ああっ、そこ!白い目で見るな!!
...そんなわけであたしはサンダルを履いて家を出た。
少し歩いてアパートの階段を降りる。
たんたんたんっ
「お」
「あ、おはよう」
後ろから声がして、振り向けばガウリイだった。
...最近稀にこーゆー事があるのだ。
「おはようさん。朝飯ちゃんと食べたか?」
「食べたわよ」
隣に並んで歩き出すあたしたち。
「えらいえらい」
何故か頭をくしゃりと撫でられる。
「あなたね...」
「あ、すまん。なんか癖で..」
ジト目で睨むと、笑って頬をぽりぽり掻いた。
なんだか世話焼きなお兄ちゃんが増えたみたいである。
でも、そんなに嫌じゃない。
「そーいえば、明日デートらしいわね」
「お、知ってたのか」
「あたしの情報網を舐めないでほしいわね」
「アメリアだろ?」
「まーね」
並んで歩くと、背が高過ぎて見上げるしかない。
...決してあたしが低すぎる訳ではない。うん。
「どーゆー予定?」
「えーっと...忘れた」
こけっ
あたしは盛大につんのめった。
「大丈夫か?」
「あなたね!何そんな大事な事忘れてんのよ!!」
「いやぁ、ははは」
照れたように頭を掻くガウリイ。
「いや誉めてないから」
「うーん、でもなぁ。いつもアメリアに任せてるから」
「たまには自分で計画たてなさいよ!」
「うーむ...」
小首を傾げて考え込むガウリイを見ながら、なんだかとても不安になった。
「よくそれでフラれないわねー」
「そこら辺は今んとこ大丈夫だぞ」
笑顔で言うガウリイに力が抜ける。
「今んとこって...」
友人の彼氏、しかも年上男性だが...ものすごぉくスリッパでひっぱたきたくなったあたしなのであった。
続く
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ガウリナのたーん!