間が空いてしまってすいませんー!
前回の続きです(>_<)
---------------------------
「今のは....何をしたの?」
ルーナが、初めてぽかんとした顔で尋ねた。
ちなみに隣のフィルも同じ顔である。
「簡単だよ。召喚術で鳩を呼んだんだ。あの歪みまくった空間から普通の空間の鳩を呼び出す事で、空間が元に戻る作用が働いた...んだと思う。たぶん」
実際、空間の歪みは消えていた。曲がりくねっていた道が、真っ直ぐになっている。そして、その先に初めて目にする建物。
「凄い...」
「よせやい、照れるだろ」
ルーナの言葉に頭を掻いた。
手放しの称賛には慣れていない。
「兄さん、あの建物...なんかヤバそう」
一人ノーリアクションのレオナが向こうに見える建物を指差した。
確かに、禍々しい空気を放っている。もしかしたら、この事件は「ヒト」の仕業ではないかもしれない。
ヒトでないとはどういうことか。
それはつまり...「魔族」の仕業、という事である。
魔族。
生きとし生ける者の敵。人間の障気を糧とする者。人間とは強さのレベルが違う。
オレはまだ戦った事は無いが、色々な噂は聞いている。両親はいつも魔族には気を付けろと言っていた。これは逃げた方が良いのかも...?
「兄さん?」
いやしかし、狂った人間の所業かもしれない。行ってみない事には...
「おーい、兄さんてば」
....。
「なんだようるさいな」
「あの二人、もう行っちゃったよ?」
「なにぃ!?」
慌てて前を見れば、フィルとルーナが怪しい建物に向かってさっさと歩き出していた。
「ラウディさん、置いてきますよー?」
フィルの呑気な声に力が抜ける。
...まあ、なるよーになるか。
オレはレオナと共に二人の後を追ったのだった。
続く
----------------------------
次回に続きます!
ちなみに今回、前回とラウディが使った術は、原作4巻を参考にしてます(´ω`)色々間違ってますが、スルーでお願いします。すみません(汗)
前回の続きです(>_<)
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「今のは....何をしたの?」
ルーナが、初めてぽかんとした顔で尋ねた。
ちなみに隣のフィルも同じ顔である。
「簡単だよ。召喚術で鳩を呼んだんだ。あの歪みまくった空間から普通の空間の鳩を呼び出す事で、空間が元に戻る作用が働いた...んだと思う。たぶん」
実際、空間の歪みは消えていた。曲がりくねっていた道が、真っ直ぐになっている。そして、その先に初めて目にする建物。
「凄い...」
「よせやい、照れるだろ」
ルーナの言葉に頭を掻いた。
手放しの称賛には慣れていない。
「兄さん、あの建物...なんかヤバそう」
一人ノーリアクションのレオナが向こうに見える建物を指差した。
確かに、禍々しい空気を放っている。もしかしたら、この事件は「ヒト」の仕業ではないかもしれない。
ヒトでないとはどういうことか。
それはつまり...「魔族」の仕業、という事である。
魔族。
生きとし生ける者の敵。人間の障気を糧とする者。人間とは強さのレベルが違う。
オレはまだ戦った事は無いが、色々な噂は聞いている。両親はいつも魔族には気を付けろと言っていた。これは逃げた方が良いのかも...?
「兄さん?」
いやしかし、狂った人間の所業かもしれない。行ってみない事には...
「おーい、兄さんてば」
....。
「なんだようるさいな」
「あの二人、もう行っちゃったよ?」
「なにぃ!?」
慌てて前を見れば、フィルとルーナが怪しい建物に向かってさっさと歩き出していた。
「ラウディさん、置いてきますよー?」
フィルの呑気な声に力が抜ける。
...まあ、なるよーになるか。
オレはレオナと共に二人の後を追ったのだった。
続く
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次回に続きます!
ちなみに今回、前回とラウディが使った術は、原作4巻を参考にしてます(´ω`)色々間違ってますが、スルーでお願いします。すみません(汗)