てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

生きる生物である人間の親の存在

2010年02月07日 22時40分00秒 | 【ヒゲ親父】思考日記
「今日ダーウィンが来た」を
見てて、動物の本能の凄さ
について、あらためて感心した。

今日は小川の魚の話だったけど、

よく考えてみたら、
あの魚やその他の動物の本能って凄いね。

直接、親から教えられてないのに
その生涯の行動を
何世代も連綿と営み続けれる不思議。

考えてみれば、人間以外の、
ほとんどの生物は、
本能に支配されているといっても
過言ではない。

それぞれが、人間のように
自由意思に基づいて、
自由に行動できるのならば、
おそらく、ほとんどの生物は
全滅するだろう。


遺伝子に組み込まれてた
厳格な生涯スケジュール帳
に従って生きている。感じ

魚や、昆虫、微生物というのは、
(失礼だが)おそらく、その個体自身
なにも考えず行動していると思われる。

つまり、本能というものが、
その物体を支配しており、
個体の(考え?)なるものの存在は、
ほぼ無であり、あっても無いに等しい
のだろう。

だとすれば、ほとんどの生物は
客観的にみて
大自然に操られて生かされている!?
あるいは、(神に?)

いずれにしても、原始生物に近い生物は、
生きてる実感はなく、
他のなにものかによって、
生かされている。

ムギツクという小魚。
ムギツクは天敵の魚オヤニラミの巣に
自分の卵を産み付けて、
オヤニラミに卵を守らせるのです。
こういう行為を托卵(たくらん)というのだそうです。

その生まれた稚魚は、成長して、
だれにも教えられずに、
成魚になって、同じ行為をする。

考えてみれば本当に不思議なことだ。

人類は進化の上で、
生かされる生物から、
生きる生物へと変わった。

その代わり人間は、
動物的な本能というものを
ほとんど失った。

生かされるから生きるへ

よって、生きる術(すべ)は、
まわりの大人に教えられる。

両親、祖父母、先生、近所の人、
役所、国家、書籍、テレビ等

これらが無ければ、生まれたばかりの
子は生きていけないのである。

誕生初期段階では、
両親の影響は計り知れない。

だから、人の親とは
生物にみると
他の動物でいう本能的存在であり、
子を成長させるまでの、
引いては、子孫を残す為に
存在するといっても過言ではない
のではなかろうか。
【ヒゲ親父】
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