てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

やはり最高のマンガは、これか!

2010年02月14日 18時33分00秒 | 【ヒゲ親父】思考日記
前回投稿の通り、

最低のマンガを
思わず読んでしまって、
気分が落ち込んだので、
お口なおしならぬ
お気持ちなおしで
温泉のマンガコーナーの本棚から
何度か読んだことのある
一冊のマンガを
手に取った。

感動や感銘を受けた作品は、
映画にしろ小説にしろ
何度見ても良いものである。

少し前に、最低マンガ
を読んでから
オイラの気持ちは
かく乱された。

そんな衝動もあり、

読み始めたこのマンガ、

今まで相当多数のマンガを
読んできたオイラにとって
思わず
最高のマンガ
はこれだ!
と思ってしまった。

その名は、

「ヒカルの碁」である。

ただし、条件がある。
ヒカルに憑依した
藤原佐為(ふじわらのさい)
が、成仏して登場しなくなるまでと
限定したい。

このマンガは凄い、

囲碁のマンガなんて、
通常はありえない。
しかも少年誌でだ。
(良く編集者が認めたものだ・・・)

ほとんどの読者は囲碁なんて
したこともないはずである。
だが、このマンガは、そんなこと
関係なく読み進めてしまうのだ。
ちなみに、オイラも囲碁はやったことはない。

しかも、作者は女の人なのかな?
だとしたら、なおのこと驚きだ。

少年に憑依したという設定も良い。

仮にむちゃくちゃ囲碁の強い
主人公が出てくる話だったら、
オイラの1位にはならなかっただろう。
(将棋の月下の棋士のような)

それから、藤原佐為が
カッコいいのもいいのかも。

絵も上手だし、クセが無い。
脇役も良い。

そして何より、対決シーンが
痛快なのである。
囲碁の強い相手を
少年(佐為)が、
圧倒的な強さで勝つところが
たまらなく痛快なのである。

そして、いよいよ
名人と対決することとなる。

PCのネット上とはいえ、
藤原佐為と塔矢行洋名人とが
対決した。
ここがこのマンガの
最高潮ではなかろうか。


そして、いまだに
わからないのだが、

大変惜しいことであるが
途中から藤原佐為を
登場させなくなるのである。
(成仏してしまった・・・)
もっともっと活躍が見たかったのに・・・
そして、
ヒカル(佐為)と名人の
本番の対局も
見たかったなぁ~、


でも、
これも作者の何らかの意図だろう。

ここら辺が
またなんとも
憎らしいかぎりである。



とにかくこのマンガ、
まだ見てない方が
おられたら、一度ご覧になって、



オイラにとって
このマンガは、
今まで見たマンガで
最高傑作であり、
今のところの1位であります。
【ヒゲ親父】


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最低のマンガを見てしまった

2010年02月14日 14時50分00秒 | 【ヒゲ親父】思考日記
温泉から帰ってきた。

その温泉は今はやりの格安温泉旅館であり、

かっては、立派な●●温泉であったが、
数年前に経営難で倒産し、
それを全国展開する
大手旅館業が再建、
リニューアルし、
営業しているのだ。

当然、営業スタイルはかなり合理的に
行われており、セルフサービス主体の
接客スタイルだ。

お客さんも一杯だった。
土日の予約は1年先まで
完全にうまってると言うから
大変、繁盛しているのである。

まあ、良かったよ。

さて、本題にはいりましょう。
そこには、24時間のマンガコーナーが
設置されており、家族みんなが寝た後で
オイラは一人、そこに足を運んだ。

適当に最初の1巻を手にしたのが
マンガ「バトル・ロワイヤル」である。

パラパラ読み始めた。
・・・・
・・・・
「ドキューン!」
「ぐえ!」
・・・
・・・
「ひぇー助けて・・・」
「ひひひ、殺してやる・・・」
「ザク!」
・・・・
・・・
・・・
『最低のマンガだ』
・・・
思わず心の中でつぶやいた。


家に帰ってから
ネットの
ウィキペディアで確認した。

「バトル・ロワイヤル」
10年も前の小説であり、当時の日本ホラー大賞の
最終選考で残ったものの、ひどい内容である為、
受賞はされなかった。

内容は、ご存知の方も多いが、
ある中学生のクラスが、
意思に反して、殺し合いを行い、
一人生き残った者だけ、
開放される。みたいな内容である。

その後、映画化され、
国会でも議論をよんだが、
映画自体は、
若い世代を中心に
ヒットした。
とある。

そう、その内容が問題なのだ。

たしか、オイラもこの映画、
TV放映で見たと思うが
あまり記憶にないところをみると
そんなに印象がなかったのだと思う。

当時30歳頃、長男が生まれたばかり
の頃と思われる。

昨日、なにげなく見はじめたこのマンガ

当時と違うのは、
オイラが、歳をとり、
二人の子を持つ親として
見たということである。

マンガであるから、
当然、絵で表現されている。

その描写が気分が悪くなる程
気分を害するシロモノなのである。

同級生を銃で打ち、
サバイバルナイフで滅多刺し、
こんなのばっかりなのである。


そう、まだ小説だけならば
良かったと思う。
文字から自分で想像力を働かせて、
ブラック小説として
成長している読者が楽しめば良い。

しかし、マンガや映画などになれば、
まだ成長していない子供が、
やすやすと読んでしまえるのだ。

メチャクチャな内容であるが、
大人なら、バカバカしいと思いながら
読めるが、
子供はどうなんだろう。

ヘタすると引き込まれないだろうか?
自分を守るために
同級生を殺す、というのは良しとする、と
間違った解釈を生まないだろうか?

このマンガや映画の
その後の社会に与えた影響は
全然無かったのだろうか?

少年による凶悪事件が頻発しているが、
その加害者の一人でも、
潜在的に、この内容に影響を受けた
者がいなかったのだろうか?

いい大人でさえ、
間違ったことを正当化する傾向が
人にはある。
オウム事件なんかはその典型であるし、
他のカルト教団もそうだ。

ましてや、子供は、
白紙の画用紙が頭にあるようなもので、
なんでも吸収するし、影響されてしまう、

また、この手の話というのは
子供は興味深々で
見てしまうものである。

この内容の結論はオイラは知らない。

主人公の男が、
最終的に生き残ったのかもしれないし、
生徒が協力しあって解決し、
クラスメートの何人かが生き残ったのかもしれない。

あるいは、最後に
お詫びがてらに、
こういうことはしてはいけないんだよ
みたいな結論を表現してるかもしれない。
とくに興味はない。

この国では
表現の自由がある以上、
人は自由に何を表現しても良い。
とは、
オイラは思わない。

とにかく、楽しい温泉宿泊の
さなかに、恐ろしい落とし穴を
垣間見た、そんな一夜だった。

いや、
しかし、
われながら、
口うるさい、ウザイ親父に
なったものだと
思いながらも
声を出さずにいられない
今日このごろである。
【ヒゲ親父】

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温泉

2010年02月14日 13時17分00秒 | その他
今、温泉にいます。

妻、子供はおやすみで、
オイラ一人ネットコーナーから
投稿してます。

眼前に湖があります。

料理ですが、
事前に奮発して
カニを注文しておいたのですが、
これが、大失敗。

一人一杯出てきたのですが
食べるのに
ハサミ使って切らなくてはいけなく、
これが、チョー大変。

力はいるわ、手は汚れるわ、時間かかるわで、
追加料金出してまで頼まなきゃよかったと
ちょっと反省です。

では、そろそろ寝ますわ。
【ヒゲ親父】

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