夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2016年 2月12日(金)「豊富さが故の貧困という矛盾」

2016年02月12日 20時36分31秒 | 「政治・経済」
以下、今日のツイッターからです。

商品価格の下落や原油価格の下落は、生産性が高まる中での法則的なものです。商品はその製造において人間の労働力を少なくすれば価値低下が起きます。エネルギー消費を少なくすれば原油価格が下落します。この中で今、商品や原油の過剰生産という現象が現れている。
しかしこの過剰生産は相対的な過剰生産で絶対的な過剰生産ではない。人々はもっと商品もエネルギーも必要としているのだから絶対的な過剰ではない。人々の懐にあるべき貨幣量が減少している中で商品もエネルギーも消費できなくなっているのである。だから相対的な過剰生産なのである。
商品やエネルギーの価格低下は人々を豊かにする条件です。しかしこの価格低下を良しとしない人々がいる。利潤率の下がる中で企業や株主破損をすると。利潤率の低下を阻止するために日本においては賃下げという誤った生産性向上が行われた。そして低賃金労働力を求めて途上国に資本輸出
この中で国内労働者は疲弊をして結婚もためらい子供を産むのでさえ躊躇し始めて少子化という労働力の再生産の困難さにおかれるようになる。商品価格は下がるのが法則だがこれに反して物価を上げることが重要視される。ここから賃金の相対的な低下が起こり、労働力の再生産を困難にする
ここで奇妙な現象にお気づきになるでしょう。一方においては過剰生産が起こり、一方においてはほしい商品も変えずに労働力の再生産すらできない人々が増加をする。この奇妙な現象が拡大するとデフレマインドは大きくなり、経済はゼロ成長どころかマイナス成長となるのです。
物質的豊かさが多くの人々の貧困を生みだすという現在社会の矛盾が拡大していきます。しかしそれがまた豊かな生活をする人々を怯えさせるでしょう。豊かな人々は生き残りの競争の中でだんだんと淘汰されていきます。巨大企業もより少ない数に淘汰されていくでしょう。それがまた貧困を
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