夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年 6月13日(月)「金融資本主義」

2022年06月13日 22時28分47秒 | 「政治・経済」
いろいろなニュースを見ていると、例えば優れたスポーツ選手などが出るとその選手を中心にして金が動きはじめます。この金の動きを現す「経済効果」という言葉がはやりました。
何もこのようなスポーツ選手でなくても一人一人の人間の「経済効果」という物差しがつくられます。
この物差しによって生活水準が決まってしまう。
どのくらいの金が稼げるか。金が中心となります。
金が中心というものは、金が金を産む仕組みと勘違いされるようになる。金が投資によってその金が金を産む。実体経済が落ち込んでも株などの投資によってねずみ講のように金が金を産む仕組みが出来上がる。もちろんねずみ講のようなものですからどんどん金が追加されなければ金が金を産むことはない。
年金積立金まで国が取り上げて投資に向ける。岸田さんは貯金を投資に向けろと言い出す。詐欺的に資産を増加させるからと安請け合いをする。アベノミクスの失敗を隠すためのただ一つの成果だといわれたのか株価です。
今は景気が過熱することはなくなっています。実体経済は落ち込んでいますから。ですから産業の過熱によるバブルもないしバブルの崩壊もない。しかし加熱した金融はバブルの崩壊を招くでしょう。実体経済を支える産業よりも金融資本が膨れ上がる。
恐慌への最終段階です。
中国の実体経済の発展そして加熱でのバブル崩壊が言われてきましたが、たしかに不動産バブルはあったでしょうが中国は生活全般での平等化と貧困を少なくする経済政策を同時に作っている。投資的な経済の危うさもあるが、内需という実体経済の構築もある。それに対する先進国は、貧富の差も大きくなるばかりで実体経済(内需)の発展がない。内需の発展は貨幣額と勘違いされてアメリカではインフレが止まらない。一方日本はさらに貧富の差を広げるしかなくなっている。その中での金融バブルです。このバブルは実体経済から離れていることから冷たいバブルと考えていいでしょう。しかし冷たいバブルでも崩壊はする。
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池に浮かぶ月1583【6月13日】

2022年06月13日 14時57分43秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はレジ袋有料化について。
プラゴミをなくすためにレジ袋を問題化しはじめたころはスーパーでもレジ袋はいらないといえばレジ袋代を値引きしてくれていましたが今では有料化になりました。
その代わりにエコバックがはやりましたが、そのエコバックもプラゴミです。
レジ袋も再生可能で、最後はゴミを入れて燃やされることが多いでしょう。
プラゴミ問題でどのくらいレジ袋が問題なのでしょうか?
ストローの廃止も出てきましたが結局は企業の利益に結びついているだけかもしれません。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2021年 6月13日(日)「プラスチックごみとレジ袋そして有料化」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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