夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 7月 3日(金)「夜の街」

2020年07月03日 22時34分18秒 | 「思うこと」
今日の東京の新規感染者数は124人でした。
そして夜の街関連で40%の感染者があり都知事は夜の街を避けるよう都民(国民)に要請した。また埼玉県など東京のベッドタウンの知事も東京の夜の街を避けるよう呼びかけている。
たしかに感染者数が多いわけですが、東京都は夜の街を中心に検査数を増やしているのですから寛容性者数は多く出るのは当たり前です。一方夜の街以外が60%あるのです。職場内感染や家庭内感染が増えつつあります。その中で感染経路不明者が半数以上を占める。
「夜の街」という差別化にアラートが出されたころのパチンコ店という差別化を思い出します。この差別化から、「何も今パチンコ屋なんかへ行く必要はないだろう」「感染者が出ているのに夜の街で遊ぶ必要はない」というような意識が国民の間に起きるでしょう。それに呼応するように夜の街にはいかないようにという要請があるのです。差別化した中で感染者数が多くなれば、感染すれば夜の街で遊んでいたやつが悪いとなるでしょう。自己責任で夜の街へ行ったのだからそいつが悪いんだと。
この分断が今の政治のやり方です。
しかし夜の街は悪くて通勤電車や混雑したアウトレットやスーパーその他の生活権はよいのでしょうか?良いのだという中で感染者数の60%は仕事・生活圏(昼の街)で感染拡大が進んでいるのです。パチンコ屋や夜の街への変な偏見だけで差別化されているだけなのです。
緊急事態宣言や東京アラートが解除されてから2週間が過ぎました。
感染の経過を見るにはこの2週間という時間は常に基準になっています。帰国したら2週間は経過観察などがある。アラートの解除に伴い生活や仕事がもとのようになりつつあり、繁華街などの息抜きの場も元のようになり、軒を超えた人の移動も自由になった中で感染者数の増加があったことは確かでしょう。
政府や都の見通しが甘かったのです。
個人の責任だけではなくてそれ以上政治自体に間違いがあったのです。

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