横浜地方、この週末は、桜の見ごろでしたね♪
私も開店前にちょっと抜け出して、大岡川の桜を見てきました。
ここは、あちらへ目を向ければソープランド。
こちらへ目を向ければハングル文字がおどる、そんな場所でもあります。
ゴンザと共にショッピングモールを歩いていたら。
とある、女性用下着ショップの前で、
『画一的に自己主張したい盛り』の少年たちが、
(↑細くした眉、茶色く染めた髪、ちゃかついた態度)
10人ほど集まって、じゃんけんをしていた。
「何の罰ゲームだよ!?」
「バーカ!これいくらですかって聞いてくるんだよ!」
そんな春の中。
この方はめでたく元気に19歳に。
「ちゃあこ、いつまでもいつまでも長生きするんだよ」
「ちゃあこはまだまだ赤ちゃんだからね」
その、こづきあいと、はやしあいの中で。
中心となっている少年は、
店頭にディスプレイしてあるマネキンが身につけた、
セクシーなブラジャーとパンツを顎で指し.....
じゃんけんに負けた少年に、
女性店員のもとへいき、質問をするよう促す。
.....が、そこはそれ。
年頃の少年らしい恥ずかしさからか、
ワイワイ騒ぐわりには誰も行動は起こさず。
それどころか、集団で顔をほんのり赤らめた彼らは、
さきほどまで騒いでいたのを忘れたいかのように、
肩で互いをこづきあい、てれ隠しにからかいあいながら、
足早に立ち去ろうとする。
私はポツリ呟いた。
「はん、なんだ!?根性ねえな。
ゴンザだったら、あんな質問、余裕だよねぇ」
こんな、桜の名所が近所とあって、この週末。
お店は結構混みあい、嬉しい悲鳴をあげたのでした。
.....と。
ゴンザは『俺を見くびるな』という風に、
少々憤慨しながらこう言った。
「俺をバカにしちゃいけないよ、erimaちゃん」
「俺なら.....『試着室はどこですか?』までちゃんと聞く!(キリッ)」
見えないブラジャーの肩ひもを、
両手の指でつまんで胸にあてがうジェスチャーをしてみせ、
『こうして女性店員相手に質問してみせる』と、
胸を張って堂々と説明しながら.....
ああ、なるほど、そうでしたか。
そりゃあ、バカにして申し訳なかった。
っつーか。
こりゃあ、ゴンザにはうっかり変なネタフリは出来ませんな(笑)