
オーディションため、再開発が続く汐留まで出かけていった。
いつものごとく地図ひとつを持ち、住所を頼りに歩く旅。
最寄りの駅である新橋へ降り立ち、まずは駅構内にある住所表示の地図看板を見る。
.....?
「地図を持っているのに何故また看板の地図を見る?」と思われたあなた。
あなたは正しい。
しかし、有名な書籍の名前ではないが、私は「地図の読めない女」。
何より手持ちの地図には、私がそのときいる<現在地>が記してないのであるから、頼りない事この上ない。
だいたいからして私にとっては、駅前の看板地図+手持ちの地図、で、ようやく迷子の確立が半分ほどになる、という具合なのだから。
もちろん、これまで行ったところであれば土地勘もある。
都内でもよく使う駅、街周辺であればなんとか「ああ、あの辺かな」と目算も出来る。
しかし、ここはつい先日までな~んにもなかった不毛の地、汐留。
今さら巨大なタワー群が出来たとて、一体私にどうやって歩けというのだ!
しか~も!一区画が大きいもので、ところどころにある地図看板にも細かい住所表示がない!
その上なかなか地上に出られず、出てみりゃカッコばっかの作りで歩きにくいことこの上ないし。
結局。私は何度も地図を眺め、点在する看板地図と照らし合わせ、なんとか目的地へたどり着いた。
思い起こせば、この、各地にあった「な~んにもない地帯」に、ボコボコ再開発ビルが建ち始めたのはいつのことだったか。
幕張、みなとみらい、お台場、汐留......。
人影もないお台場の砲台跡でデートをしたのはつい先日のような気がするが。
立ち入り禁止の区域に何とか忍び込もうと、車であちこち走り回ったのはいつのことだったか。
新しい街が出来るたび、新しい路線が走り、駅が出来、手持ちの地図が役立たずになる。
秘密の場所は掘り返され、綺麗なべべを着せられて、昼も夜もないガラスの塊になって。
しかし、嬉しい事に新橋にはまだまだ昔の面影がある。
巨大なタワー群と線路をはさみ、ガード下に並ぶ、小さな店の数々。
人々が溢れる飲食店から漂う焼物の匂い.....郷愁誘う成人男性向けの映画館(笑)
表の顔と裏の顔。左右に抱えて私は歩く。
そして。
なんとな~く楽しい気持ちになって帰りの電車に乗れば、まだ7時前だというのに、立派に出来上がって酒の匂いをプンプン漂わせているサラリーマンの群れ。
おいおい!一体何時から飲んでたんだ!?
私の知ってる働く女は皆、自主的に遅くまで仕事しているのになぁ。
急に現実に戻った私は、酒臭い息に包まれながら、すし詰めの車内でひとりごちた。
まっ、でも。これも街の顔のひとつだからね~。
いつものごとく地図ひとつを持ち、住所を頼りに歩く旅。
最寄りの駅である新橋へ降り立ち、まずは駅構内にある住所表示の地図看板を見る。
.....?
「地図を持っているのに何故また看板の地図を見る?」と思われたあなた。
あなたは正しい。
しかし、有名な書籍の名前ではないが、私は「地図の読めない女」。
何より手持ちの地図には、私がそのときいる<現在地>が記してないのであるから、頼りない事この上ない。
だいたいからして私にとっては、駅前の看板地図+手持ちの地図、で、ようやく迷子の確立が半分ほどになる、という具合なのだから。
もちろん、これまで行ったところであれば土地勘もある。
都内でもよく使う駅、街周辺であればなんとか「ああ、あの辺かな」と目算も出来る。
しかし、ここはつい先日までな~んにもなかった不毛の地、汐留。
今さら巨大なタワー群が出来たとて、一体私にどうやって歩けというのだ!
しか~も!一区画が大きいもので、ところどころにある地図看板にも細かい住所表示がない!
その上なかなか地上に出られず、出てみりゃカッコばっかの作りで歩きにくいことこの上ないし。
結局。私は何度も地図を眺め、点在する看板地図と照らし合わせ、なんとか目的地へたどり着いた。
思い起こせば、この、各地にあった「な~んにもない地帯」に、ボコボコ再開発ビルが建ち始めたのはいつのことだったか。
幕張、みなとみらい、お台場、汐留......。
人影もないお台場の砲台跡でデートをしたのはつい先日のような気がするが。
立ち入り禁止の区域に何とか忍び込もうと、車であちこち走り回ったのはいつのことだったか。
新しい街が出来るたび、新しい路線が走り、駅が出来、手持ちの地図が役立たずになる。
秘密の場所は掘り返され、綺麗なべべを着せられて、昼も夜もないガラスの塊になって。
しかし、嬉しい事に新橋にはまだまだ昔の面影がある。
巨大なタワー群と線路をはさみ、ガード下に並ぶ、小さな店の数々。
人々が溢れる飲食店から漂う焼物の匂い.....郷愁誘う成人男性向けの映画館(笑)
表の顔と裏の顔。左右に抱えて私は歩く。
そして。
なんとな~く楽しい気持ちになって帰りの電車に乗れば、まだ7時前だというのに、立派に出来上がって酒の匂いをプンプン漂わせているサラリーマンの群れ。
おいおい!一体何時から飲んでたんだ!?
私の知ってる働く女は皆、自主的に遅くまで仕事しているのになぁ。
急に現実に戻った私は、酒臭い息に包まれながら、すし詰めの車内でひとりごちた。
まっ、でも。これも街の顔のひとつだからね~。
ついでに言うと車の運転のバックも苦手。
性格が前向きなんでといつもいいわけしています。笑
なので、初めての場所へ行く時は
番地まできちんと書かれた住所が必須です。
これがあれば迷うことがまずありません。
ランドマークを目当てにするよりは確実なので…
もしくは、西方面、東方面とかの方位でしょうか。
自分の立ち位置がどっち向きで、それなら
目的地はこっち方面、とか。
渡り鳥ですがな。
ちなみに,わが夫婦,地図が読めないのは,夫.あげくに方向音痴。ナビはいつも私です。珍しいでしょ。割れ鍋にとじ蓋です。
今はGPSとかナビがあるからいいんですよ、
地図なんて読めなくても!(自分に言い聞かせている)
車もいつか自動運転装置つきが出るまで
私は待ちます(笑)
でもこの方向音痴のせいか、あの本は
とても興味深く読みました~。
貸してもらったものだけど。
汐留の区画の大きさには参りました~。
看板地図も不親切でね。
ビルの名前だけが書いてあるんじゃ、
メチャメチャ不便だと思いませんか?
今回だって結局は一旦駅に戻って再確認、
ようやく目的地までたどり着いたんですから。
t-cat様の渡り鳥能力が羨ましい.....。
でも私も、野生の勘には自信あります。
方角に強い女と
勘が強い女(笑)
二人でサバイバルできますね~。
ホント、あの辺ときたら昔の面影もなにもないですよね~。行き交う人々も雰囲気が全然違う。きっと日テレと電通のせいかと思うんですけど、インチキ臭い香りがぷんぷんしてて(笑)おまけに観光地にもなってますしね~。
「埋立地」って昔は、殺風景で風ばかり強いところ、倉庫、貨物線、夜のデートスポット、ってイメージで、それはそれなりに楽しかったものです。夜のお台場なんて真っ暗だし、整備されてないもんだから、すっ転んで泥だらけになった思い出がありますもん。本当、街は変わっていきます。寂しいけど、発展のためには仕方ないのかな~。
でも「とんみ」さん、あるということは寡黙なじいさんもきっとご健在なんですね。私も食べに行ってみたいな~、昼飯を(ランチじゃなくて、ね♪)。あと、個人的にはガード下にあった「モンロー」って豚串屋さんが気になったのですが、行こうとしてまた迷子になったりして(笑)
ああ、地図の読める女性に憧れる~!
車に乗るとナビがあるし、でもナビも??の時ありますよね
先日、ナビが、勉強しましたといったのを聞きました。ビックリ
解らなくなったら、いつも言う言葉を、言いますね。
「ここは、日本だ、言葉が、通じる、今日の、夜12時までに帰ればいいよ」と
アハハー
わ~い、ここにもお仲間がいた♪地図って見るの難しいですよね~。ナビも道幅とか考えていませんから、我が家ではそれで大変な目に遭ったことがあります。やはり人間と同じようには行きません...。ただ、昔のものと比べたら音声認識とか、渋滞を避けるとか、進歩しましたよね~。「勉強しました」って、私より賢いやん!
そうそう、「ここは日本だ」です。私もよく言いますよ。「道は繋がっているんだから」