髪を切りに行った。
女性にとって、美容室に行くというのはとっても贅沢で大切な時間である。
トリートメントもしてもらってさらさらツヤツヤになった髪で歩くと、なんだか生まれ変わった気分。街並みまでいつもと違って見える。
だが、髪を切ったり染めたりしてもらっている間、私はいつも時間を持て余す。
担当者はいつも決まった人なので、その人とは話題に事欠かないが(彼はとっても話題豊富。その上前回何を話したか、たぶん顧客全員分憶えてる)、若いアシスタントさんたちはまだまだ勉強中なので、無口になりがち。そして何より1番困るのは、例えば髪が染まるまでの放置時間なのである。
美容室にはどこにも雑誌が置いてあるように、私の行っているところもその例に漏れないが、その雑誌の種類が私の趣味に合わない。
どこをめくっても服や化粧品の写真、写真、写真。
もっと活字のあるのはないの~?と聞けば、占いなんかがびっちり載ってる雑誌なんかで、「今年のあなたの恋の行方は?」とか、んも~、私にとってはそんなのどうでもいいよ!ってなことばかりが書き連ねてある。
そういえば電車の中吊りなんかで女性ファッション誌の見出しを見ると、
「夏のモテメイク」とか、「愛されコスメ」とか、はたまた「ワンランク上のライフスタイル」とか、「デキる女は何とかかんとか」とか、そんなんばっか。
そんなにみんなもてたいか?そんなにみんな愛されたいか?
大体ワンランク上って何なんだ?
本当に人生を楽しんでいて魅力ある人は、メイクでもてたいとか、ファッションで愛されたいとか、ましてや人と自分を比べてランクづけなんてしないんじゃないのか?
そう言いたいのである。
そういえばその担当者が何かの折に「今のセレブはそうらしいよ」なんて言ったっけ。私は「だからさ、そのセレブってのは何なわけ?って話よ」と言ったけど、そんなにセレブが溢れてるんじゃ、セレブリティの意味を成さないわけで。
いつもそうだ。カリスマが流行れば何でもかんでもカリスマ。イケメンが流行ればなんでもイケメン。
でもね、私は実際にセレブもカリスマもイケメンも、言葉として使っている人に会ったことないけどね。聞いたり見たりするのは雑誌かTVでだけでだし。だって恥ずかしいよね、こんな言葉(笑)
なんでこう、何でもかんでも決まった形におさめたいかな、この国は。
私は私のスタイル。あなたはあなたのスタイル。
自分がいいと思ったものを身に着け、自分が良いと思った生き方を貫いて初めて、
その人の魅力って出るもんなんじゃないの?
最近じゃその担当者氏。
私が行ったときにはグルメ雑誌ばかり持ってくる(笑)
これなら、写真だけでも楽しいや♪
女性にとって、美容室に行くというのはとっても贅沢で大切な時間である。
トリートメントもしてもらってさらさらツヤツヤになった髪で歩くと、なんだか生まれ変わった気分。街並みまでいつもと違って見える。
だが、髪を切ったり染めたりしてもらっている間、私はいつも時間を持て余す。
担当者はいつも決まった人なので、その人とは話題に事欠かないが(彼はとっても話題豊富。その上前回何を話したか、たぶん顧客全員分憶えてる)、若いアシスタントさんたちはまだまだ勉強中なので、無口になりがち。そして何より1番困るのは、例えば髪が染まるまでの放置時間なのである。
美容室にはどこにも雑誌が置いてあるように、私の行っているところもその例に漏れないが、その雑誌の種類が私の趣味に合わない。
どこをめくっても服や化粧品の写真、写真、写真。
もっと活字のあるのはないの~?と聞けば、占いなんかがびっちり載ってる雑誌なんかで、「今年のあなたの恋の行方は?」とか、んも~、私にとってはそんなのどうでもいいよ!ってなことばかりが書き連ねてある。
そういえば電車の中吊りなんかで女性ファッション誌の見出しを見ると、
「夏のモテメイク」とか、「愛されコスメ」とか、はたまた「ワンランク上のライフスタイル」とか、「デキる女は何とかかんとか」とか、そんなんばっか。
そんなにみんなもてたいか?そんなにみんな愛されたいか?
大体ワンランク上って何なんだ?
本当に人生を楽しんでいて魅力ある人は、メイクでもてたいとか、ファッションで愛されたいとか、ましてや人と自分を比べてランクづけなんてしないんじゃないのか?
そう言いたいのである。
そういえばその担当者が何かの折に「今のセレブはそうらしいよ」なんて言ったっけ。私は「だからさ、そのセレブってのは何なわけ?って話よ」と言ったけど、そんなにセレブが溢れてるんじゃ、セレブリティの意味を成さないわけで。
いつもそうだ。カリスマが流行れば何でもかんでもカリスマ。イケメンが流行ればなんでもイケメン。
でもね、私は実際にセレブもカリスマもイケメンも、言葉として使っている人に会ったことないけどね。聞いたり見たりするのは雑誌かTVでだけでだし。だって恥ずかしいよね、こんな言葉(笑)
なんでこう、何でもかんでも決まった形におさめたいかな、この国は。
私は私のスタイル。あなたはあなたのスタイル。
自分がいいと思ったものを身に着け、自分が良いと思った生き方を貫いて初めて、
その人の魅力って出るもんなんじゃないの?
最近じゃその担当者氏。
私が行ったときにはグルメ雑誌ばかり持ってくる(笑)
これなら、写真だけでも楽しいや♪
偏った認識を一方的に報道するさまは、問題がありますよね。間違った思い込みを世間の人たちに植え付けてしまわないか心配になります。最近では、何気ない日々の暮らしを紹介している雑誌もでてきたようで掲載されている写真もとても素敵だったりします。クーネルが好きです。
erimaさんの文章を読むと元気になります。いつもありがとうございます(^-^)/
分かる。。。
文にいちいち頷いて読んでしまいました。。。(笑)
erimaさんの世間を見る目って鋭いですよね。。。
読む度に「そうそう。。。」って頷いてしまう。。。
私は結婚する前は百貨店のそれも若い子ブランドやトラッド系のお店にいました。。。
ホントはコスメやブランドの服は興味ないんだけど仕事なので仕方がない。。
知りたくもない最新の情報を知りお客に言う。。。
興味のないことってあまり頭に入らないもの。。。
結構苦しかったです。。。
お客に右へ習えを勧めるのも気が引けました・・・
今はそこから開放されて自分らしく生きてる事に喜びを感じています。。。
自分は自分。。これで良いんだと思います。。。
ワタシの行く美容院で、最初、「VERY」を出してくれてたの。
ところがカルテを作ったら最近は「STORY」。
年齢を見たらしい。
でもさ、見た目は「VERY」だったんでしょ?
髪を切ったり、染めたりした後「若々しくなりましたよ」なんて言われるようになっちゃった。
間違った情報や偏った情報。
その中から、自分の正しいと思った判断で何かを拾える人ばかりなら問題ないんでしょうけど...。
どうも日本では「右へ習え」の教育が浸透しているせいか、「TVがこう言ってるからそうなんだろう」とか、「有名なブランドだからいいだろう」とか、主体性がないんですよね。だから画一的な幸せを求めて大切な物が見えない。ただし、それって何かが違うな、って気付いている人たちもたくさん出てきているのも事実ですし、これからが楽しみです。
クーネル、私も今度見てみますね!
ミント様は百貨店にお勤めだったんですか!
では、そのお仕事がそれほど本意ではなかったとはいえ、まるで真逆のような田舎暮らしへ飛び込まれるのは、本当に大きな決意だったことでしょうね。意気地なしの私には、その勇気ある生き方が眩しいです。自分らしく生きている人って本当に格好いい!何より、自分自身が喜びを感じられる生き方が出来るって、真の自由ですもの!
私もね、本当は周囲が私に抱くイメージと自分自身のギャップに相当苦しんだクチなんです。今でこそ、多少そこから脱却出来てますけど、若い頃はそのみんなの抱くイメージを裏切っちゃいけないんじゃないかとか、すごく苦しみました。だからたぶん、今でも私のこと「何にも考えてない、ただの派手なバカ女」くらいに考えている人、いっぱいいると思います。まぁ、実際バカなんですけどね、私(笑)
ミント様が「鋭い」と仰って下さった、実はひねくれ
たものの見方は、そこから生じた軋轢の結果生まれた
のかも。あんまりぶ~ぶ~言ってると皆さんに嫌われてしまうんじゃないかと心配ですが、なんとかユーモアを交えて、これからもぶ~ぶ~言って行こうかなと.....(結局言うんかいっ!笑。)
これからもどうかよろしくお願い致します!
あの、雑誌を選んで持ってくる基準て、見た目とか年齢とかなんですね。「VERY」も「STORY」も読んだことない私には詳しいことはわかりませんが、虫主婦様のときは見た目で持ってこられたほうが、若い方向け、ってことなんでしょうね。あまりにファッション誌について知識が乏しい私...。スミマセン、少し勉強します(笑)
でも、年齢で何を見るか読むか判断なんてされたくないですよね。いくつになろうと見たいものを見て、着たい服を着る。
それが普通の世の中になったらいいですね。
不遜な断定をする、お嬢様系の雑誌
(お嬢様という言葉自体死語ですが)の
タイトルの付け方が、
「けっ」
と蹴りたくなるくらい、嫌でした。
雑誌は、ホントに買わないし読まないですねえ、
一時は定期購読誌がいくつかあったんですが、
記事読んでるのか、広告に金払ってるのか
わからなくなった頃から興味がなくなったのと、
車内づりの広告だけで充分読んだ気持ちになれるので
もういいか、と思うようになったからなんですけど。
最近、若者の言葉が乱れている、とか、
日本語の誤用を嘆く声が聞かれますが、
言葉は移り変わるものなので意味が伝わる内は
良いのでは? と思う口の私でも、
たとえば雑誌やTVのタイトルや煽り文句の
付け方には閉口するものがあって…
ほとほと参ります。
最近ではスローライフが標的になっているようですが…
そこまでゆったり暮らしたいなら、
昔の暮しの手帖でも古本屋さん巡って探して
そこに書かれていることを実践すれば?
とかって思っちゃいますねえ……
週末なのでやっと遊びに来れましたよぉ。寂しかった。
流行言葉=ほめ言葉だって思っている人多いですよね。
私もカリスマという言葉がはやったときは、
「shikiちゃんはカリスマ主婦だから」とか言われましたし、
セレブという言葉がはやったときは、
「shikiちゃんはセレブライフを送っているから」んて言われました。
カリスマやセレブが一体何をさすのかよくわかってないのですが、
相手はきっと褒め言葉というかお世辞で言ってくれてるんだろうなーと思うので、
その気持ちだけありがたくいただくことにしていますが、
みんながみんなうれしいわけではないですよねー。
中吊り、おなかいっぱいになりますよね~(笑)
最近じゃ雑誌なら中吊りを、映画なら予告編を見れば
すべて内容が分かったようなもんです。
何につけ、押し付けがましい日本のマスメディアや
広告業界。
何より「俺達(私達)が時代を作っている」
なんて寒い事思っている彼らが1番時代に踊らされて
いるんだから滑稽なもんです。
いやいや、いるんですけどね。そ~ゆう人が私の周りにも(笑)
でもですね、本当に怖いのは煽り文句に乗っちゃう
人が大勢いることで。そ~ゆ~女の子(男の子も)
たくさんいますでしょ?
こうすると男にもてて幸せな結婚が出来て、
みんなから憧れられて、「カリスマセレブ」(爆)
になれる、みたいな子。
この「カリスマセレブ」ってわけのわからん言葉、
本当にTVで使われていたんですけど...何じゃそりゃ。
本当に
「けっ」
ですよ。
日本語の乱れについてのご意見も、まったく
仰る通りです。だいたい、江戸時代に行ってみりゃ、
現在正しいとされている日本語だって相当
怪しいもんですよ。
そういえば先日、日本のマナー専門家という方
がTVで講釈をたれていましたが、それも甚だ
怪しかったですし。
だいたい、マナーが完璧でお上品な人が他人に対して
「汚らしい」なんて言葉使わないと思うんですけど、
その方、連発なさってました(笑)
ここにはごく自然に生きていらっしゃる方々が
たくさん来て下さっていますが.....。
世間的には、雑誌を読んでものすご~く必死になってスローライフを目指す。
そんな時代なんですかねぇ...?
毎日研修お疲れ様です~。
横浜ライフまでも日が近くなってきましたね。
毎日暑いですが頑張って下さいね!
ところで...
流行り言葉って、とっても安直な道具って感じしますよね。
もちろん、shiki様の知人の方達は本当にshiki様の
生き方に憧れてその言葉を使ったのだと思いますけど、
その人自身の言葉で褒めてくれたら、
もっとshiki様も嬉しかったのではないでしょうか?
流行っているから良い。
みんなが使っているから良い。
言葉も、身に付けるものも、生き方も、
そんな理由で決めるものじゃありませんものね。
でもね、私。
みなさんにそういう風に言われるshiki様のお姿を
ますます拝見したくなりました~。
きっとお美しいんでしょうねー。
.......(ふくらみ続ける想像)