炒めてみよう

皆さんは昔からゴーヤを食べる習慣をお持ちだっただろうか。
近年の健康ブームに乗っ取って、急速に普及していったこの食材。
10年前にはほとんど姿を見かけなかったと思うのだが、ここのところ、家庭での栽培も急増。すっかり家庭の食卓に馴染んでしまった。
かくいう私も、数年前まではゴーヤを食したことがなかったし、スーパーで見かけても手にとることさえしなかったのだが、妹の「美味しいんだよ」のひと言で、考えを改め、彼女に教わりながらゴーヤチャンプルーを作ってみたという次第なのだが.....。
以来、すっかり大好物になってしまい、チャンプルーのみならず、サラダ、酢の物に多用するように。
おかげで「苦み」の旨さもわかるようになり、ちょっぴり料理の幅も拡がったわけで。

で、今日のお弁当。

＜キングサーモンのレモンバターソテー＞＜お麩とゴーヤのチャンプルー＞＜かぶの塩昆布漬け＞　です。

サーモンは
*サーモンの切り身に塩コショウ。フライパンに少量のバターをひき、両面を焼く。火が通ったらレモン汁たっぷりとバターひとかけを加え、水っぽさを飛ばす。
チャンプルーは
*お麩は水に浸し、柔らかくなったら水気を絞る。ゴーヤは薄切りにして塩で揉み、水でさっと流し、水気を絞っておく。玉ねぎは細めのくし切りに。フライパンにゴマ油をひき、玉ねぎ、ゴーヤ、お麩を炒める。醤油、砂糖、ラー油で味を調えたら、溶き卵を流し入れ、全体を混ぜながら火を通す。
かぶは
*かぶは皮を剥いて半分に切り、薄切りにしておく。茎と葉は7-8ミリに切る。かぶと葉をざるに入れ、塩と少量の酢で揉んだあと、軽く水で流し、水分を絞る。塩昆布と混ぜ合わせ、しばらく置く。

我が家では滅多に使うことのない、お麩。先日ゴンザ実家で頂いたものだが、使ってみれば、煮物、炒めものと、割りに用途が広い。
ただ、ひと口にお麩と言っても様々な種類があるから、それによって料理法も違うのだろうが、ヘルシーで、一見ボリュームのあるこのお麩は、これからも興味の尽きない食材ではある。
ちなみに、我が家では年末になると、松・竹・梅の形をしたカラフルなお麩を買い、お正月大活躍させている。