え~とですね。
昨日、ほぼ24時間態勢でサナギとのにらめっこを行っていたワタクシ。
まんまとしてやられました。
目の前に設置した飼育箱。手に握ったままのカメラ。万全の態勢でソファに陣取っていましたら、ついに午前4時過ぎ、気を失うようにして睡魔に飲み込まれてしまったわけです。
電話のベルが鳴って、いつもより早いゴンザの帰るコールがあったのが4時30分頃。と、いうことは、私が眠っていたのはほんの15分ぐらいのはずですが.....。
受話器を手に、「はっ!」と思いながら飼育箱を見ると、見事に太(ふとる)が羽化しておりました。
「やられた~っ!」
受話器越しに叫ぶ私にゴンザは爆笑です。
笑い事じゃないよ、24時間寝ないで見てたんだよ.....おめでとうって、そりゃ無事に羽化して良かったけどさ、見たかったよ。だから起きてたんだよ.....。
太(ふとる)、そりゃないぜ.....。
色々言ってもゴンザは、良かった良かった、それだけです。
実は私、太(ふとる)がサナギになってから、つるつる滑る飼育箱のフタ裏に足場を設置してやったんですけれども、その過程でせっかく太(ふとる)が上手に張った糸を切っちゃいまして、新たに裁縫用の糸で支え直していたんですね。ついでなので羽化したときにつかまりやすいように割り箸にくくりつけておきまして。
で、1番最後にサナギになった、まだ羽化まで間があると思われた黒ミソちゃんがひっついているフタは、中(あたる)の時と同じくカーテンレールに設置しておいたんです。
ああ、黒ミソちゃんねぇ.....。
ちょっと色が変わっていたけど、どうしたかしらねぇ?
太(ふとる)の羽化は見逃しちゃったから、黒ミソちゃんのは絶対見なきゃならないわねぇ........え?
「え?え?え????????????」
「どえぇっ!!!!」
黒ミソちゃんまで羽化してる~っ(泣、いや、めでたいんだから笑?)
なんで?
なんで~?な・ん・で~っ!?
どうして彼らが私が寝入ったことに気付くのか、どうやって隙を狙っているのか、あまりに驚愕の潜在能力に私はただただ言葉を失うばかり。
昆虫の持つ不思議。その奥の深さに新たな興味を掻きたてられつつ、諦めのため息を漏らしたのでした。
何はともあれ幼虫3人組は全員無事羽化したのだし、これで良しとするか!
(って良くね~よ~!)
折りしも、今日はゴンザが楽しみにしている早朝野球の日。いつもなら同行する私も太(ふとる)と黒ミソちゃんの羽が無事に乾くのを見届けるためにお留守番です。しかしゴンザ自身も野球には行きたいものの、あまりにも彼らと別れ難い様子だったので、野球を終えて帰ってくるまで、太(ふとる)と黒ミソちゃんには待ってていただくことにして、ゆっくりと羽を乾かしてもらいました。
「ごめんね。飛べるようになったらすぐに自由にするって約束したのに」
そう話しかけながら。
そして.....。
7月31日、午前8時57分。
強くなり始めた陽ざしの中、私の持った飼育箱から、太(ふとる)、黒ミソちゃんは飛び立って行きました。
頑張れ。みんなバラバラになっても命は繋がっている。
先に行った中(あたる)も同じ空を飛んでいる。
明日からは8月。
夏の盛りがやってきますね。
昨日、ほぼ24時間態勢でサナギとのにらめっこを行っていたワタクシ。
まんまとしてやられました。
目の前に設置した飼育箱。手に握ったままのカメラ。万全の態勢でソファに陣取っていましたら、ついに午前4時過ぎ、気を失うようにして睡魔に飲み込まれてしまったわけです。
電話のベルが鳴って、いつもより早いゴンザの帰るコールがあったのが4時30分頃。と、いうことは、私が眠っていたのはほんの15分ぐらいのはずですが.....。
受話器を手に、「はっ!」と思いながら飼育箱を見ると、見事に太(ふとる)が羽化しておりました。
「やられた~っ!」
受話器越しに叫ぶ私にゴンザは爆笑です。
笑い事じゃないよ、24時間寝ないで見てたんだよ.....おめでとうって、そりゃ無事に羽化して良かったけどさ、見たかったよ。だから起きてたんだよ.....。
太(ふとる)、そりゃないぜ.....。
色々言ってもゴンザは、良かった良かった、それだけです。
実は私、太(ふとる)がサナギになってから、つるつる滑る飼育箱のフタ裏に足場を設置してやったんですけれども、その過程でせっかく太(ふとる)が上手に張った糸を切っちゃいまして、新たに裁縫用の糸で支え直していたんですね。ついでなので羽化したときにつかまりやすいように割り箸にくくりつけておきまして。
で、1番最後にサナギになった、まだ羽化まで間があると思われた黒ミソちゃんがひっついているフタは、中(あたる)の時と同じくカーテンレールに設置しておいたんです。
ああ、黒ミソちゃんねぇ.....。
ちょっと色が変わっていたけど、どうしたかしらねぇ?
太(ふとる)の羽化は見逃しちゃったから、黒ミソちゃんのは絶対見なきゃならないわねぇ........え?
「え?え?え????????????」
「どえぇっ!!!!」
黒ミソちゃんまで羽化してる~っ(泣、いや、めでたいんだから笑?)
なんで?
なんで~?な・ん・で~っ!?
どうして彼らが私が寝入ったことに気付くのか、どうやって隙を狙っているのか、あまりに驚愕の潜在能力に私はただただ言葉を失うばかり。
昆虫の持つ不思議。その奥の深さに新たな興味を掻きたてられつつ、諦めのため息を漏らしたのでした。
何はともあれ幼虫3人組は全員無事羽化したのだし、これで良しとするか!
(って良くね~よ~!)
折りしも、今日はゴンザが楽しみにしている早朝野球の日。いつもなら同行する私も太(ふとる)と黒ミソちゃんの羽が無事に乾くのを見届けるためにお留守番です。しかしゴンザ自身も野球には行きたいものの、あまりにも彼らと別れ難い様子だったので、野球を終えて帰ってくるまで、太(ふとる)と黒ミソちゃんには待ってていただくことにして、ゆっくりと羽を乾かしてもらいました。
「ごめんね。飛べるようになったらすぐに自由にするって約束したのに」
そう話しかけながら。
そして.....。
7月31日、午前8時57分。
強くなり始めた陽ざしの中、私の持った飼育箱から、太(ふとる)、黒ミソちゃんは飛び立って行きました。
頑張れ。みんなバラバラになっても命は繋がっている。
先に行った中(あたる)も同じ空を飛んでいる。
明日からは8月。
夏の盛りがやってきますね。
おめでとうございます。。。
でも羽化の様子見られなくて残念でしたね。。。
黒ミソちゃんも太ちゃんも羽化を見られるのが恥ずかしかったのかしら。。。?
3匹とも今は元気に飛び回ってるんでしょうね。。。
夏の青い空にアゲハが飛ぶ様子っていいですよね。。。
それよりerimaさんとゴンザさんのやり取り、楽しいですね♪
太クン、黒ミソちゃん、erimaさんのこと見張ってたんだね。
見張っているつもりが、見張られてたのさ。
「あ、寝るぞ、寝るぞ~」とふたり(?)が息を潜めているのが目に浮かぶようです。
なにせ、羽化のときが敵から身を守ることが出来ない最も危険な時間ですから。
彼らの研ぎ澄まされた感覚なのでしょうか。
しかしまんまと太くん、黒ミソちゃんには
ヤラレちゃいましたね不思議~
虫主婦さん、鋭いですね!
私もなんだかそう思います
自分の身を守るため「視線」とかって
感じるものですよね
それともerimaさんが「がんばれー」とか
叫んでいたのかしら・・・
何はともあれ3蝶に幸あれ~
羽化したのですね。
3つの抜け殻は夏の宝石、
また一つ、宝物と思い出が
増えましたね。
蝶々さん、erima様、おめでとう!
ありがとうございます。
本当に3匹とも無事羽化してくれて良かったです。
羽化を見られなかったのは残念ですが、彼らも
私が寝入ったおかげでサナギからようやく出る事
が出来、ほっとしたことでしょう。
なにしろ、羽化を待ち続けた私は、それこそその
熱視線でサナギに穴を開けてしまいそうなほど、
飼育箱を見つめ続けていましたから(笑)
今頃は3匹がそれぞれ「やれやれ、しつこい女だった」なんて言いながら、青い空を飛んでいることでしょう。
ゴンザと私の会話もたまに聞く分には面白い
ようなんですが.....
年中それを聞いている友人達に言わせると
「こ~のバカップルが!」
って思うらしいですよ~(笑)
やはりそう簡単には羽化を見せて貰えませんでした。
しかし、そうなったらそうなったで、どうやって
彼らが人間の隙を狙うのか、そちらを知りたく
なったりで...。
やはり野生で生き抜くものに、人間の浅知恵など
通用せず。まんまとやられてしまいました。
それにしても私のほうが見張られてとは。
ますます浅知恵ですね~、私(笑)
くっそう...次こそは見届けてやる!
そうなんです~。まんまとやられてしまいました(泣)
いやいやもとい、3匹はついに旅立っていきました。
本当に彼らの能力、生態には不思議がいっぱいで、
気持ち悪いなんて言いながらも毎日、食い入るように
観察したものです。虫って本当に奥が深い~
なんでもサナギになってからの彼らは1度組織が
タール状に溶けて、そこからまた組織を再生、
形を変えるんだとか。
なにやら恐ろしげでもあり、感動でもあり、
生命の神秘です.....。
たぶん彼ら。
卵のうちから私が年中ベラベラぶつぶつ話しかけるわ
つぶやくわで、コイツが黙ったときは寝た時だ!
ってわかっていたのかも(笑)
でもとにかく、無事に飛び立ってくれて良かったです~。
奴らがもし、しも1様を訪ねて行ったら、
育ての親が心配していたとお伝え下さい(ニヤリ)
3匹を応援して頂いてありがとうございました。
第2陣も着々と育ってますよ~♪
長いこと、あまりにリアルな虫の写真でご迷惑を
おかけしました。
おかげ様で無事、3兄弟は旅立って行きました。
こうしてみると抜け殻にも個性があって、
今頃それぞれ、どんな出会いをしているのかしらんと
想像が膨らみます。
この抜け殻は薔薇の鉢の根本に埋め、自然界できっと
そうであるように、土から恵みを得る者の養分として
命の連鎖に加わってもらうことにしました。
抜け殻はやがて溶けてなくなっても、
我が3兄弟は永遠に不滅です!