「輸送艦【おおすみ】が大桟橋に来てる!」と、
横浜B級グルメの神・ほんま様が教えて下さったので。
一般公開に、ゴンザと二人、いそいそ出かけてきました♪
ほんま様、ありがとうございます~!
私はトラックの運ちゃんの子供だから、
小さい時は、トラックのシートがゆりかご代わりだった。
私が生まれた当初は、働かなかったという父も、
その仕事に就いてからは、人が変わったように勤勉になって。
きっと彼は心底トラックが好きだったのだと、今でも思う。
子供を乗せて、仕事へ行くことも。
乗艦すると...おっと、いきなりアンパンマンだ!
こういった展示には、毎度のことながら、女子供にも見やすいように、
さまざまに工夫が凝らされています。
なんでロープでアンパンマンなのかは、
この隣にいろんな縄結びが展示されているからね。
今日は完全、趣味の世界なので写真が多いです。
興味のない奥様方はスルーなさって下さい。
この輸送艦【おおすみ】にはさまざまな車両が積んであってですね。
この二台つながっているのは.....
片方は73式大型トラックをベースとした、【野外手術システム】。
災害支援とかPKOなんかでよく利用されるそうで、
開胸から開頭まで様々な手術に対応出来るのだとか。
災害時には、この【おおすみ】自体が病院船にもなるのだそうですよー。
で、つながっているもう一台は準備室。
ここで臨床検査とか、レントゲンの現像とか、
すんごいいろいろのことが出来るらしい。
でも、非常時に、こんな狭いスペースで対応するのは本当に大変だよね。
いつもながら、尊いお仕事をされていらっしゃる方々には頭が下がります。
あの頃.....
夜通し走る途中のSAで、自分の顔ほどもある、
大きなおせんべいを買ってもらったり、
立ち寄った公園で、アヒルと遊んだり。
座席のうしろのスペースに小さな布団を持ち込んで、
揺れる車内で、ラジオに耳を傾けたりした。
小さな子供には、とても足の届かない、大きなトラックへの乗り降りも、
身軽な私には、あちこちに手足をかけ、よじ登ることなど、
とても容易なことだった。
何より、女の子に対するというよりは、
まるで男の子に対するように私に接した父のおかげで、
私は今でも多くのものを楽しめているのだと思う。
艦内には、何がどんな働きをするのか、
わかりやすく解説するパネルも展示されています。
他にも音楽つきの映像でわかりやすく、訓練の様子を見せてくれたり。
ゴンザがじっと見つめているのは.....はじめ給水車かと思っていたけど、
調べてみたら、【92式浮橋】でいいのかな?
重車両を迅速に渡河させるための装備、とか。
このゴツさとでかさが、私の萌えどころを刺激する。
これが動くところを想像してごらんなさいよ、あなた!
かっちょええ...♪
なんでも、荷台を上げて、この部分がすべって着水すると、
自動的に展開して橋になるらしい。
おもちゃ代わりにした工具箱。
荷物を積んだり「あおり」を上げたりするお手伝い。
フォークリフトのパレットに乗せてもらって、覗き込んだ鳩の巣。
虫、水、火、草花、そこらじゅうに転がる面白いもの。
うおっ、コイツはなんだ?
も、もしかして、こんなところがウィーンとなっちゃったりして、
ガコーンて動いたりして?
これは、【81式自走架柱橋】でいいのかな。
あわあわあわ...こういうレバーを見ると、
動かすときの音とか感触とか想像して、
「うあああああ~♪」となる。
あー、ガコンガコンとやってみたい(←いけません)
でもって、こういうそっけない部分も大好きなのー♪
たぶん変態なんだと思うけど(笑)
で、しつこく周囲に張りついてたら、優しい自衛官さんが、
「乗りますか?写真も撮って差し上げますよ」と。
え?え?え?いいの~?うへえ♪でへへへへへ♪
ハンドルがでっかいよ~!運転席が高いよ~!
でかいタイヤの車軸んとこ(?)に足をかける乗り降りがたまらない~!
こういう部分にも萌えるよね。
ある場所ではテストコースに戦車が走り、
それを横目で見ながら、あの毒々しい色の、
工業用粉せっけんで手をごしごし洗ったのものだ。
また、汚れた作業着で笑う、気のいい男たちが、
私たち3姉弟をどれだけ可愛がってくれたかは.....
自分が大人となった今でも、とても真似出来ることではないと、
本当に感謝の念でいっぱいである。
すごいよ、この艦。
ホバーなんかも載ってるの。
でかいものにでかいものが乗ってるって、なんでこんなにワクワクするんだろ。
でもって、ホバーのこの部分には、車両が載るのよ~!
でもって艦のうしろから発進するのよ~!
ああ、これにワクワクしない男がおりましょうか!(いや、私は女だけど)
ああ、ここにすし詰めにされたい。
船酔い体質だけど(笑)
ホバー内部に貼られたステッカー。
どうか風神様が自衛隊の皆さんの味方となって、
その行く先を見守って下さいますように。
ちなみにホバーさんは、こんな風に活躍します。
被災者輸送なんかでは、一度に100名くらい運べるそうですよ。
父は死に、あの世界は遠くなっても、私の原点はそこにある。
油にまみれ、体を動かし、大きな機械を相手にする。
そんな、男たちの姿はまぶしい。
いやあ、どんだけ見てても飽きないわ。
働く車はかっこいいよね。
ちょいと大さん橋っぽくない光景にみえました。
中の見学もあったようですね。
記念写真撮れてよかったですね!
今年はY150の関連もあってか、自衛隊の船が何度か大桟橋に入港しています。
確かに客船が出入りする場所にはちょっと違和感があるかもしれませんが、ああいう場所に来てくれることで、自衛隊の皆さんの活動が一般市民にも知られる機会が増えるのは、とてもいいことだと思っています。
今のままでは、あまりに報われない気がするので。
記念撮影。
護衛艦「しらゆき」に乗ったときは、制服の上着を着て写真が撮れたし、毎回こういう機会を持たせて下さることにも感激です。
うふふ、うれしかったなあ♪