猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

オジン.....!?

2005年10月11日 23時16分57秒 | 今日のお弁当
世の騒動とは裏腹に、私の身の周りではま~ったく起きていなかった韓流ブーム。
しかし、食に関しては別で、隣に韓国食材全般を扱うキムチ屋さんが出来た事、都内にある美味しい韓国家庭料理店を知ったことで、今まではまったく発想になかった料理法に刺激されたり、学んだり。
最初は恐る恐る買っていた食材も、ひとつ、またひとつと種類が増え、今ではすっかり日々の食事に反映。
我が家流にアレンジされているとはいえ、辛くて美味しく、パワーみなぎる韓国料理の魅力には、まだしばらくハマっていきそうな予感である。

で、今日のお弁当。

<かぶのそぼろあんかけ><オジンオポックン(イカのコチュジャン炒め)><切り昆布の煮物> です。

そぼろあんかけは
*かぶ(大)を1/4に切り、だし汁で煮る。柔らかく火が通ったら、醤油、砂糖、みりんで味を調え、しょうが千切り、ひき肉(鶏肉が一番合うが、今回は豚使用)を加え、4-5分煮る。かぶの葉を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら火を止める。
オジンオポックンは
*イカはハラワタ、ゲソを別にとっておく。胴体は皮をむいて掃除、ひと口大に切る。フライパンにゴマ油をひき、にんにくスライス、ゲソ、イカ胴体の順に炒める。火が通ったら、コチュジャン、醤油、砂糖、おろしにんにく、すりゴマ、酢、酒を混ぜ合わせた調味液で味を調え、ハラワタを(中身をこそぎ出す)入れる。斜め薄切りにしたネギを加え、全体を混ぜ合わせながら、水分が飛ぶまで炒める。
切り昆布は
*切り昆布を水で洗い、ざるにあげる。鍋に油をひき、切り昆布を炒める。ダシ汁を注ぎ醤油、砂糖、鷹の爪で味を調える。短冊切りにした油揚げを加え、煮込む。

かぶは時間をかけなくても柔らかく煮える、これからの季節にぴったりの食材。我が家では「ホワイトボール」という名の大きなかぶを使用しているが、小ぶりのものなら皮を剥いて丸ごと煮ても、ほっくりして美味。この際、葉の付け根の部分を切り落とさず、数センチ残しておくと見た目も綺麗。かぶの葉がたくさんあるときは細かく切り、塩と酢で揉んでご飯+ゴマと混ぜれば色鮮やかな菜っ葉ご飯に。
ちなみに、かぶの味噌汁を作るときには、仕上げにバターをひとかけ入れると美味しいって知ってました?

オジンオポックンとは、たぶんオジンオが<イカ>という意味で、ポックンが<炒めもの>という意味なのだと思われる。韓国料理屋で見たメニューの炒めものには、皆このポックンという単語が付いていたから。
これを作る際には、しっかりと水分を飛ばしたほうが臭みも消え、味もギュッと濃くなるのでお試しあれ。ビールにも合いますよ~!

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