2月20日から3日間開かれたよみうりカルチャーの手工芸展で展示した〝よろけ織り”のマフラーが2点とも売れました。
展示品のため『売約済み』の札を貼っていたところ「欲しい!」と言ってくださる方がいて、
新しく織ることにしました。
経糸の黒っぽいのはロッグウッドの鉄媒染、薄緑はセイタカアワダチソウの茎の部分のミョウバン媒染、
シルク真綿糸です。
緯糸は桜のミョウバン媒染で、シルクループ1/23です。
緯糸の細さが経糸の色を際立たせます。
柔らかく軽く、季節を問わず使えるので人気の糸です。
ちなみに〝よろけ織り”というのは〝よろけ筬”を使い、曲線に織る織り方のことです。
手前のステンレス筬がよろけ筬です。向こうのプラ筬は開口のためにセットしてあります。