みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

悲しい話

2015-01-08 20:11:09 | 日記

    2015年も始まり、すでに歩き始めています。

    いろいろの方から年賀状をいただき、笑ったり感心したりして読んでいます。

    そんな中、夫の大学の寮の友人で家族ぐるみの付き合をしてきたS氏から

    珍しく年賀状が来なくて「どうしたのかしら?」と言っていたのです。

    ところが、共通の友人T氏の年賀状に「Sが去ってから寂しくなりましたね」と書いてあったのです。

    「えっ!?どういうこと?」とT氏に電話をかけてみて、夏にS氏が亡くなっていたことを知りました。

    私たちの驚きと悲しみは突然やってきました。

    家族ぐるみでお付き合いをして、奥さまとも知り合っていたのに、なぜ?

    家族葬だったと聞きましたが、親しくしていた友人にも亡くなったことを知らせてもらえないんでしょうか?

    せめて、葬儀が終わったあと、または年賀状の時期に「喪中につき・・・」というお知らせもないとは・・・

    T氏は同じ地域で医者をしている同士という縁があるから知っていたと言います。

    「私たちって、そんな存在でしかなったのね」とか「私たちには知らせないようにという遺言でもあったのか」

    とか、いろいろな気持ちが錯綜しました。

    いずれにしても悲しい話です。

    奥さまやご家族のお気持ちは、私たちには図るべくもありません。

    私の夫は自分が先に死んだとして、誰にも知らせなくていい、家族だけで見送ってくれと言っています。

    それでも、私は生前仲良くしてくれた友人には、死後にでもお知らせするつもりでいます。

    このマンションでも、最近はだんな様が亡くなっても内緒にしている方が増えました。

    奥さまは「亡くなったことを信じたくない」という愛情でそうさせているのか、と思ったりします。

    ですが、そんなことは、大事なだんな様が生きてきた証(あかし)を否定することだと思うのは私だけでしょうか?

    S氏の死去はその事実の悲しみとともに、夏から今まで他人から知らせてもらうまで知らなかったという悲しみで、

    私たち夫婦は、当分立ち直れそうもありません。

    

コメント (8)
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