タッサーシルク1500/dという糸をケヤキの葉と枝で染めたものを織りました。
ミョウバン媒染したもので、これは私の大好きな色と素材です。
住んでいるマンションの庭木剪定の時に、いつも植木屋さんからいただいています。
今回の個展でもこれは一押しで選びました。
サイズは26×165㎝です。
技法は単色の王様と思っている〝キャンパス織り”です。
技法のネーミングは、たぶん四角に模様作るからだと思います。
タッサーシルクはしなやかな感触で光っているので、おしゃれ用ですね。
さて、個展用のマフラーも、残すところ1点となりました。
超極細シルク(ザクロで染めたもの)を50×200cmの大判ストールを織りたいと思っていますが、
ここで問題が発生しました。
わがマンション、9月に入ってから全74戸の窓の交換を始めてしまいました。
築31年になりますが、今まで10年ごとに改修をしてきて、外観に古びた印象はなく、
中も、我が家も含んで ほとんどのお宅が改修していて、新しいです。
ところが、窓が古びてきているという申告があり、この時期に自治体からの補助があるということで
『窓枠を取り換える』ということになった次第です。
それには1日かかるのですが、窓から1m程度の空間が必要ということで、
家財道具や その他モロモロの道具の移動を示唆されました。
私の作業場は、大きな織り機があったり、糸の貯蔵棚があったり など ゴチャゴチャしています。
貯蔵棚は別室に移動し、織り機はたたんで・・となると、窓枠が設置されるまで織りはできません。
窓枠設置終了後、糸をかけて、どれほど織れるのかわかりませんが、ぎりぎり準備をしておこうと思っています。
どうか個展に間に合いますように・・と願っています。
夫がパミール高原で手に入れられなかった素材、東京の染剤店で手に入れたものを
なんとか、この個展に間に合わせたいです。