みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

誕生日は祝う

2016-02-05 10:53:36 | 日記

     毎年 立春の翌日からお雛さまを飾ります

      

     前にも書いたことがありますが、お雛さまは私にとって姉のものでした。

     誰のうちでも女の姉妹それぞれにお雛さまを持たせることはないと思います。

     家のものであって、自分のものではないことを寂しく思っていた私が

     人一倍『人形』に執着するのは、このせいかもしれません。人形大好き

     娘が生まれて、初節句に親王飾りというお雛さまを買えたことは

     自分の事のように嬉しかったのを覚えています。

     それでも”自分だけのお雛さま”にこだわって、金沢に旅をしたときに

     「これは一点モノですよ」の言葉につられて買ってしまったのがこれです。

     お雛さまが貝の上に座っているんです。

     両方で貝合わせができる、つまりこの二体は常に二つで一つということです。

     その意味も嬉しく、立って6cmに過ぎませんが、この縮緬の雛人形が可愛らしくて大事にしています。   

 

     さて、

     昨日 2月4日立春の日は 私が生まれたときから、ずーっと誕生日です。

     もうずっと誕生日だからと言っても嬉しいということもなく「また来たか」程度です。

     考えてみたら、子供の頃も、若い時も 誕生日だからと祝われたことがなかったです。

     結婚して子供が生まれて、初めて『誕生日を祝う』ことをやったのではないかしら?

     子供二人と夫婦、1年4回のバースデー・パーティーをずっと続けてきました。

     息子が結婚独立して、それが3人分になり、昨年娘が結婚して家を出たので

     今年から夫婦二人だけのバースデーパーティーになるので、いっそ止めようかと思っていました。

     ずっと「おめでとう」と言われても「喜ぶような歳でもないし」などと言っておりましたし。

     が、

     スポーツジムで新しくできたお友達から「お誕生日おめでとうございますぅ」と

     フラワーアレンジメントをいただいたとき、驚きとともに喜びが心の中に広がりました。

           

    聞けば、華道師範の免許を持ちつつ、アレンジメントもしているそうです。

    思いがけないプレゼントに、多少慌ててしまいました。

    ジムからの帰り道、このお花を胸に抱えて嬉しくて

    「そうよ、こんな歳だって、誕生日を祝わなきゃ!」の想いが広がりました。

    それに、いつもお米や野菜を送ってくれる滋賀県・米原に住む友人が

    地酒を3本も送ってくれていたのです。

    新鮮な野菜とともに日本酒が入っていて、手紙には「もうすぐ誕生日ですね」と

    書かれていました。これだって誕生日を祝ってくれているんだわと思ったのです。

    夫からはそういう言葉をもらっていませんが、気持ちはあるんでしょう(?)。

    というわけで、昨夜は少しばかりのパーティー料理を作りました。

          

          手前にあるのは米原で雪の下に埋めておいた長ネギを送っていただいたので

          ごま油で炒めて塩を振りかけただけですが、甘くて美味しかったです。

          赤いのは赤かぶの酢漬けしたものですが、この赤かぶも米原産です。

      お酒も美味しくて、日本酒とスパークリングワイン、絶品でした!

      ただネ、これで 料理は自分で作るのではなく、作ってもらったものなら、もっと嬉しかった

      けど、それは無理ですね。

      これからも 誕生日は祝います

コメント (12)
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