みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

イタリア旅行 その1 ローマ編

2016-04-15 15:20:25 | 日記

       4月5日~12日までイタリアで旅をしていました。

       今日から数回に分けて旅日記を書こうと思います。

       私のポリシーとして

       「旅行では写真を撮らない。美しいものもそうでないものも、眼の中に焼き付ける 」

       ですので、写真は(負け惜しみも加えて)ヘタクソです。

       それでも写真を撮るのは、ライフワークの”絵織”の題材になりそうな物だけを撮っています。  

          

       実に6年ぶりの海外旅行になります。

       前回はイタリア・シチリア島を主体とした南イタリアの旅で、美しい南イタリアを堪能しました。

       今回は北イタリアの旅、それも憧れの フィレンツェ と ヴェネツィア ですもの

       期待は否が応にも膨らんでいました。

       前回の個展は『シチリアへ』というタイトルでやりました。

       次回は南イタリア&北イタリアを合わせてやろうと思っています。

       「『シチリアへ』で最後の個展にする」なんて、数々の人たちに公言してしまい、恥ずかしいですが・・・

 

       4月5日午後ー成田出発

        アリタリア航空に搭乗し、ローマ到着はその日の夜、日本時間より7時間遅れた時間です。

        今回はいつものエコノミーをワンランク上にしてプレミアム・エコノミーという席で、

        さすがに、席にフット台が付いていて、幅も広く かなり楽でした。

        12時間も乗るのですから、いい加減 歳とると、楽に飛行移動したいのです。

        今度はビジネスクラスかなぁと考えています。

        ローマ到着時は19時なんですが、まだ外は明るくてもろに飛行場をみましたが、

        感想:貧乏くさいなぁ  これが本音です。

        世界に名だたる国際空港だというのにデコボコの滑走路、それに なんと今どき タラップで降りる

        タラップ降りる飛行場なんて何十年ぶりか 風が強い中 タラップを降りながら、周りを見渡すと、

        日本でよく見る蛇腹のような飛行機と空港ビルをつなぐモノが、一切ありませんでしたね。

        この日はすぐにホテルでお休みです。

        このツアーは《少人数 ゆとりの2連泊旅行》という触れ込みで、参加者は14名7夫婦でした。

        プレミアム・エコノミー席(ビジネスクラスを希望した人は3組)だったり、

        少ない土地を2連泊ずつということなので、同じような年齢でリタイアした夫婦ばかりでした。

 

        4月6日ーこの日はローマとバチカン市国の観光

            コロッセオ

        人と人を戦わせたり、ある時は猛獣と人間を戦わせて楽しむという残酷なこの闘技場は

        5万人も入ったそうです。

            コロッセオ前の敷石

        これはローマ時代の敷石だそうです。これと現在の敷石が並んでいてとても興味深かったです。

        現在のものは写真に撮りませんでしたが、小さくカットした規則正しい石でした。

            コロッセオ内部

        グルリと円形の観客席は5万人入り、 下は戦わせられる人(囚人だったそうな)と猛獣の場所ですが、

        下は現在修復中でした。

        人と人でも、人と猛獣でも、いずれも死ぬまで戦いは終わらず、この凄惨な戦いを見せることで

        人民の不満を解消させるという、支配者の愚かな政策だったようです。

 

           トレヴィの泉 

         1度目は愛する人へ、2度目は またここへ来られるようにコインを2度投げ込みます。

         投げ方は後ろを向いて、右手で左後ろに投げ込むそうです。

         もちろん私も・・(笑) 

         ジェラートを食べながら一休みです。

         このあと、映画『ローマの休日』で有名な”スペイン坂”も行きましたが、現在修復中で階段を登れませんでした。

         私は若いころ「ヘップバーンに似ている」なんて言われていたので(ホントよ)

         ぜひ、この階段を上って階段途中で座って雰囲気を楽しみたかったのですが(笑)、残念

 

        バチカン市国

           サン・ピエトロ大聖堂

         ローマ法王が祈りをささげる聖堂です。

         今年は≪聖年≫という年で、世界中の信者たちがお参りに集まる年でした。

           サン・ピエトロ広場

         広場には椅子が多数置かれていて、ここで法王から祝福を受けるということで、

         私たち一般庶民はそれが終わってから入場しました。

         大きな十字架を掲げて列を組んで行進するさまは「ほぉ~」と思うばかり。

           システィーナ礼拝堂

         ここは何といってもミケランジェロが描いた天井絵が観られるところで、写真はNGでした。

         今回、ローマで楽しみにしていたものは、ここで観られる数々の傑作でした。

         絵画史上の大傑作と言われている≪最後の審判≫は、まさに圧巻で息をのみました。

         色使いの細やかさと鮮やかさ、と言ってしまうには あまりに簡単で、私には表現の言葉がありません。

         それと 続くモーゼの一生、キリストの一生と復活の天井と壁の絵・・・

         ≪最後の晩餐≫をじっくり見せてもらいました。

         これ全部、オリジナル つまり原画なのですよ。(原画と書いたつもりが装飾過ぎてわかりませんでしたネ)

 

         これで今日のローマ観光は終了です。

         《ゆったり》が うたい文句なので、午後はローマ市内を自由行動です。

         ホテル近くのスーパーへ行って、売っているものを見てみました。

         なにしろ、今日は天井の絵ばかりを見上げていたので、素晴らしい絵ばかり見せてもらいましたが、

         首が痛くてたまりませんでした。

         明日は高速鉄道でフィレンツェへ出発するので、ここでローマの総括をします。

         ローマの街中は汚くて、自動車が歩道を占拠して駐車、路上も2重駐車、3重駐車も平気、

         呆れるばかりです。

         ナポリも汚い街でしたが、負けていません。

         これに比べると、東京がなんと美しい街なのか。外国からの観光客が驚くのももっともです。

         

                  

コメント (12)
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