みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

イタリア旅行 その3 ピサ、トスカーナ編

2016-04-17 16:40:36 | 日記

       4月8日 ピサへ向かいます。

 

       小雨が降ったり止んだりの朝、バスに乗ってピサへ向かいました

       途中、ミケランジェロ広場へ。

       ここはフィレンツェの市街を一望できる丘です。

       この美しい景色はどこも同じかと思いますが、例によって夜は若者のデートコースだそうです。

       広場のセンターに『ダヴィデの像』のレプリカが立っています。

          ミケランジェロ広場からフィレンツェ市街を一望

       曇っていても美しい景色でした。(写真が悪くてスミマセン)

       この広場で銀杏の木やコデマリの花を見ました。

          コデマリ

       花と言えば、フィレンツェでは個人の住宅にフジの花を植えている家が多くあり 驚きました。

       日本のように棚を組み立てているわけではありませんが、美しい花を垂らしていました。

       この状態を何とか写真に撮ろうと思ったんですが、バスが早くてできませんでした。

  

       さて、雨も止み、バスはピサへと向かいます。

           緑にけむる車窓

       車窓の景色は緑が匂うように、そしてモアーっとグラデーションで膨れ上がっているようでした。

       これは春の終わりでしょうか。

 

       ついにピサへ

           ご存知ピサの斜塔

       斜塔の左にチラッと写っているのはドゥオーモです。

       大きく言えば、このドゥオーモのほうが建築としても歴史としても有名なんですが、

       無信教の私としては、斜塔の方が興味があります。

       斜塔(鐘楼)は希望者のみの搭乗で、私と逗子在住のご夫婦の3人だけ

       徒歩で階段をテクテク上るわけで、それでも今生の思い出とばかり行きましたが、

       すでに大勢の人の列、しかも、ひとりひとりに 丁寧にしつこくキュリティ・チェックをしています。

       3人で、「上ったからには降りて来なければならず、しかも眺望を眺めるには時間が足りない」

       と意見が一致して止めることにしました。

       他の人たちを待たせて上るわけですから。

       もう2度と来ることはないのに・・・と後ろ髪が引かれる想いでした。

 

       ここのガイドさんはイタリア人で、典型的なイタリア男

       しかも、イケ面でスマートで、ユーモアたっぷり

       日本語は ”あやしい” ということで、英語でのガイドを添乗員さんが日本語に訳すという

       ややこしい進行でしたが、ところどころに日本語が混ざり楽しかったです。

 

       ピサにはドゥオーモと洗礼堂とカンポサント(納骨堂)が1本の道路でつながっていて、

       「生まれたら洗礼堂で洗礼を受け、成長したらドゥオーモで結婚式を挙げ、死んだらカンポサントに葬られる」

       つまり、〈人間の一生がこれに尽きる〉というのが冗談ぽく受けた説明です。

 

       たっぷり ピサの斜塔を眺めて、お昼ご飯をトスカーナの農園レストランでいただくためにバスで出発です。

       途中、細い道をエッチラオッチラ上っていき、「こんなところでバス転落したらどうなる?」

       というようなところでした。

       今考えると、何を食べたか まったく忘れてしまったんですが、トスカーナワインだけは美味しかったと

       記憶しています。

       赤 白 両方とも飲みましたが、白は渋みがあってイマイチでした。

       私は、イタリアへ来て、赤ワインのおいしさを認識しました。

       白は美味しい時もありますが、当たり外れがあり、それに比べると赤は、いつでもおいしいです。

       これからはワインは赤だな。

 

           農園から眺めるトスカーナの景色

       どこまでも どこまでも 広がる。。。

      

       続いてシエナへ行きましたが、それは次回書きます。

 

       さて、本日はフィレンツェへ帰ってホテルに泊まります。

       夜 、私たちはお土産に考えていたドライトマトとポルチーニ茸を買うためにスーパーを探しに出かけ、

       幸運にもホテルを出て道を曲がったところで、お勤め帰りの人たちでにぎわうスーパーを見つけました。

       そこでは棚にドライトマトとポルチーニ茸が「買ってちょうだい」と言わんばかりに並んでいて、

       我が家と息子宅と娘宅と私の友人に買いあさり、籠に入れながら「これじゃ、どこかの国の爆買いと同じね」

       と恥ずかしく、でも仕方ないでしょ とばかりにレジに並びました。

       おかげでさまで、気になっていたお土産は、ほとんど買いました。

       でも、自分たちのものがないのはなぜ?

 

       次回はシエナとサンマリノ共和国です。

       

       

       

 

コメント (10)
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