ずいぶん時間がかかりましたが、市販の糸で織る作業が終わりました。
これは技法≪星斜子(ほしななこ)≫というものです。
≪斜子織り≫というのは糸1本を”ひと子”と呼び、糸2本が並ぶので”斜子”または”並子”と呼びます。
色々な斜子織りがありますが、これは≪星斜子織り≫と呼びます。
拡大するとこんな織り目になります。
素材はウール80%、シルク20% で、27×200のサイズです。
縦糸はピンク、横糸は茶色を使いました。
これも前回の『1000本のバラ』のイメージで織ったものと同じく
畑を埋め尽くすように咲く『ピンクのチューリップ』をイメージして織りました。
これで市販の糸で織る作業は終わりにします。
このあとは、糸を染める作業と、その糸で織る作業をして個展の準備は終わります。
個展は10月初めですから、早い準備終了のようですが、
めまい症状が出たり、指の調子も今イチだったり、親戚の見舞いでイギリスに行かなければ
ならない、など 事情がイロイロあります。
準備だけは済ましておきたいのです。
何が起こるかわかりませんから。