みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

シンフォニック・コンサート(藤澤ノリマサ)へ

2017-04-21 09:58:14 | 日記

昨夜は≪藤澤ノリマサ シンフォニック・コンサート≫へ行ってまいりました。

最近、仕事が手につかずチンタラ過ごしていましたが、これをもって

仕事にまい進することにしました。

と 私に言わせるだけ絶品のコンサートでした。

 

場所は池袋にある東京芸術劇場コンサートホールです。

この場所では昨年もオーケストラでのコンサートを開きましたが、

今年は大ホールという広さで、タイトル【響】が示すように、

フルオーケストラを従えて藤澤ノリマサさんはホールに響きわたる美声を聴かせてくれました。

昨年は「ナマで聴いてみたい!」と言う友人と連れ立って行きましたが、

今年は「ファンクラブ優先のチケットは会員だけです」ということなので

一人で行ってきました。

笑っちゃうことにチケットが届いたとき、チケットには「1階1列〇番(センター」と

記されていて「ん?1列?」、一番前かぁ と思っていました。

昨日 会場で「1(イチ)列」ではなく「I(アイ)列」だとわかりました。

そりゃあそうですよね。

おかげさまで9列目というのは、最高に楽しめる席でした。

音も歌も均等に聴こえるのですから。

 

[PUROGRAM]をもらって、曲のセットリストも書いてあったので、

フムフムと開演を待っていたのですが、リスト順とは全く違う曲から始まり

のけぞりました。

プッチーニの歌劇『ジャンニ・スキッキ』をモチーフにしたポップ・オペラで

『太陽の女神』という曲で、この曲は私が大好きな曲の一つです。

プップスの唱法から一転してオペラのベルカント唱法に変わる美しさは

ノリマサさんにしかできない歌い方です。

1部は、この大好きな曲から始まりオリジナル曲が続き、あとはアメリカ映画音楽、

スタンダードジャズ、イタリア映画音楽と続きました。

アメリカ映画音楽は ただ美しく歌えばいいですが、

ジャズは、礼儀正しかったのではないでしょうか? そう思いました。

シナトラの曲なんぞは、ノリマサさん、もっと不良になって、女を渡り歩くように

ならなければ・・・

と、不良になることをお勧めいたします。

 

休憩の後、一人ステージに出てきたノリマサさん、ピアノに座って ものも言わず

いきなり 美空ひばりの『愛燦燦と』『川の流れのように』を弾き語りしてニンマリと

したのです。「ボク、こんな歌も歌えるよ」ということでしょうか。

 

2部はデビュー曲や新しいアルバムの曲が中心でしたが、

彼がイタリア語で歌うオペラやカンツォーネは”イタリアの香り”が沸き立って、

もっとも”藤澤ノリマサらしい”気がするのです。

どんなに歌っても歌っても枯れない泉のように出続けるテノールは魅力的で

感想の言葉が見つかりません。

イタリア語で歌う 映画『ニューシネマパラダイス』のテーマ曲≪Cinema Paradiso≫も

絶品でした。何度も観た映画がよみがえりました。

また、いつもはピアノ弾き語りでしか歌わない≪O Sole Mio≫ですが、

今回 オーケストラをバックにセンターで歌うノリマサさんは

いつにも増してしっとりと、歌いこんで魅せてくれました。

その表情に色気さえ感じてしまいました。

やはり、英語で歌うノリマサさんよりイタリア語で歌うノリマサさんが好きです。

 

前回のバースデー・コンサートから ずいぶん時間が経った気がしましたが、

まだ1か月ちょっとしか経っていません。

私はこのコンサートを選びましたが、まだまだ、しょっちゅうコンサートを開いていて、

それらのほとんどを聞きまくっているらしい周りの方々の声を聞くと、

私は不熱心なファンなんだなとつくづく思いました。

だいいち、全国中を飛び回る時間もお金もありません。

どんな人たちなんだろうと、感心してしまいました。

私は たぶん、冬まで行けることなどない気がしています。

そのくらいがちょうどいい気がします。

じゃないと どんなに魅力的な歌声であっても食傷しちゃうよ。

で、今日から、私は織り機に向かうのです。

このところ、人間関係で面白くないことが続き、ふてくされて過ごしていましたが

そんなことに引っ掻き回されず、私は私の生活をする!

コメント (4)
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