みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

憧れのアイルランド旅行 ④

2018-09-08 10:23:00 | 日記

 

〇  8月20日 

ステキな思い出を残してくれたキラニーニーのホテルにサヨナラして

8:00にホテルを出発。

この日は朝から快晴!

しかも気温が20℃もあるのです。

それでも私たちはそれを信じることができずに雨具の用意をしました(笑)。

バスは”アイルランドで一番可愛い”と言われているアデア村を目指します。

1時間半ほどで到着

茅葺き屋根が特徴なのです。

人は住んでいるようですが、確実に観光として開放しています。

この写真の右横に火事で焼失した跡がある茅葺き屋根の家がありました。

維持するのは大変でしょう。

 

ついでに街を散策しました。

広いです。何にもない広い場所っていう感じです。

大きな木に囲まれた教会のような建物があり、そこは現在学校でした。

今は夏休みなので校内を開放して見学させてくれるという看板が出ていました。

この大きな木は菩提樹だそうです。

 

バスが待っている所まで歩いた道にも大きな木が並びます。

アイルランドはどこでも大きな木ばかりです。それも自然に成長している感じです。

これも菩提樹です。歩いている人と高さを比べてみて!

 

予約していたレストランで早めのランチです。

今 朝食を食べたばかりで食欲がありません。

やはり、ひよこ豆のスープが前菜。ひよこ豆のスープは、どこでも出ますね。

出来るだけ食べなければ・・と思ってスープを頑張って完食しましたが、

メインにチキンが出てきて「ごめんなさい」です。

デザートはアイルランドのお酒入りケーキということで、これは完食!

ゲンキンなものです。

 

ホントに田舎の素朴な町というところで、小さなお土産のお店が並んでいました。

その1軒で、私はアイルランド民謡のCDを2枚買いました。

アイルランドで買ったアイルランド民謡のCD、これ意味があるでしょ?

 

さて、これからお待ちかね、モハーの『断崖』へ行くのですが、

途中でとんでもないアクシデントに見舞われました!

アディアからリムリックへ向かう途中にシャノン川という川があり、お城が見え、

それはジョン王のお城だそうですが、満腹でウツラウツラしていた私には

どんな由緒のあるお城か、さっぱり覚えていません。

ねっ?川の傍にあるでしょ?ぐらいです。

 

またウツラウツラしていると、なんだかバスのエンジン音がスーッと消えていくような気がして

バスが停まりました。

見ると細い三叉路の ど真ん中でバスが留まっているじゃないですか!

「えーっ!!」と思っていると、ドライバーさんが慌てふためき降車、

私たちもどよめきました。

後続の多数の車、他の2本の道路からもワンサカやって来ている車・・・

でも日本のように煩くクラクションを鳴らす人は誰もいないのです。

みんなが唖然としている感じです。

そこへどうしたのか『24時間カートラブルサービス』と書いた車が横付けになり

みんなびっくりです。誰も連絡していないのに・・・

いや、それともこの中の多数の車の誰かが連絡したのかも・・・

ということで、解決を待つ私たちなんですが、私たちのツアーの仲間の男性二人が

三叉路とバスの後ろへ行き、なんと交通整理をし始めたのです!

それに従って、苦情も言わず整然と車は走って行きます。これにも驚きでした。

添乗員さんは「これはタクシーを呼んで、モハーまで行くしかないか」と考え

バスを降りたら、たくさんの野次馬のひとり、現地のおばちゃんが

おばちゃん「大変ねぇ。何処から来たの?」

添乗員さん「ジャパンです」

おばちゃん「このカードを使ってよ。タクシーが少しは安くなるわよ」

添乗員さん「わぁ、助かりますぅ」

おばちゃん「それで、日本人は交通整理もするの?」

感心されたそうです。

とか、言っているうちに、どこが悪かったのか、無事バスの故障は治り

発車することができました。

現地の皆さん、ご迷惑かけました、そしてありがとうございました。

そう言えば、4月に行ったアルメニアでもバスのタイヤがパンクし

迷走して工場を見つけて直してもらったことがありました。

日本と違い、外国の車は車検もなく、買ったままずーっと乗っているそうで、

故障は当たり前のことかもしれません。

 

モハー到着

 

家族連れで大変な人の数です。

中央に何やら登る道があり、ここを登って断崖まで行きます。

 

やって参りました!ここが「アイルランド」というとこの写真!というほど知られた

『モハーの断崖』です

小さく人が写っていますが、あんな所までは行きません。

ここから、アザラシが泳いでいるところも見えますし、十分です。

今日は晴れて本当に良かった!と思う瞬間ですね。

 

 

更に歩いて塔まで登りました

大西洋の海が青くて広~い!

 

 

もっと近く断崖を眺めました。

 

ここで少し時間を取り、お土産物の物色です。

娘にアイルランド・パブ料理の本を買ったり、CDショップがあったので入ったら

ハイ・トーンの美しい女性の声で『ダニー・ボーイ』が聞こえ、

その人は新譜を出したばかりのようでした。

大宣伝と、聞こえる美声に誘われて1枚買ってしまいました。

『ダニー・ボーイ』もアイルランドの代表的な音楽ですね。

 

さてさて、バスは快調に(?)次の目的地へ。

途中の広々とした、この光景は何と表現したらいいのでしょうか。

 

 

『バレン高原』へ到着です。

アイルランドの原語”ゲール語”で「石の多い場所」という意味のバレン。

2億6000万年前に起こった地殻変動で海底から押し上げられて石灰岩が

広がる光景となったそうです。

 

巨人のテーブル

 

方向を替えて

こちらの方が一般に広まっている図です

 

更に私は巨人のテーブルから振り返って、この石畳を写してみました

この石は石灰岩でしょうが、つるつるに滑って危ないのです。

どなたかへっぴり腰で歩いています。

 

どこか異星にでも来たような殺風景な場所から、アイルランド西部の人気都市と言われる

ゴールウェイに向かいます。

バレンからみると、この景色は緑、緑です。

 

 

ゴールウェイのホテルで連泊します。明日は念願のアラン諸島に船で渡ります。

 

ホテルのロビーにあったピート(泥炭)です。

アイルランドでは、まだこのピートを使って暖を取ります。

 

このホテルが、また素晴らかったのです。

ホテルでの夕食ではビールをたくさん飲みました。

アイルランドの地ビールはエールが主流だそうです。

スミズィック、キルケニー、カブリース、とてもおいしかったです!

中でもスミズィック(Smithwick)は最高の味でした。う~ん、また飲みたい!

 

 

 

コメント (2)
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