みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

"あおり運転”の怖さ

2018-12-05 19:58:29 | 日記

今、テレビをつけると、秋に起こった高速道路の ”あおり運転”の裁判が話題になってます。

どんなに怖ったか、そして命まで奪われて、残されたご家族の悲しみを思うと

やり切れないのです。

容疑者側の弁護士は『無罪』を申請しているというので、憤慨しています。

すべての始まりはコイツの暴行から始まったことで、危険運転致死といっても

運転中でなかった、停まったことから事故が起こった、と

まるで無関係のように言い、監禁してはいない、該当するのは『暴行だけ』と

主張するのです。

それさえも相手が毒づいたことに腹が立ったことで、それがなければなかった、んだそうです。

ホント、出て行って殴ってやりたいほどです。

 

私はずいぶん前ですが、”あおり運転”に晒されました。

その怖さは今でも覚えています。

大きな道路へ出る交差点で、短い信号で、向こうの道路からも車が来た、

私の方が早く渡れる・・・、そのとき、皆さんはどうしますか?

私は右折、相手は左折 です。

道路運行上、左折が優先です。

向こうが渡るのを待っていると、短い信号で私は渡れなくなる、そのとき、

私は迷わず右折を敢行しました。

私が右折し、向こうが左折して、信号は変わりました。

両方がうまくいった右左折だと思ったのですが、

向こうはそうは思わなかったのです。

激しく幅寄せをしてきましたが、私は横の車線の車にぶつからないように

必死で運転しました。

「なんで?」と思いつつ、出た答えは「左折が先だろ」

と相手は思っているんだろうな、です。

そのうち、前方の信号が赤になり、車列全体が停まりました。

幅寄せ男が自分の車から飛び出してきて、何か怒鳴りました。

見ると明らかなチンピラ風情、こんなヤツとは関わらない、と決めて

前方だけを見つめていると、男は扉を開けようとノブに手を出しましたが、

その時の日産車は40キロ以上出ると全体にロックがかかるようになっていて

扉はビクともしません。それに怒ったのか車を蹴り始めました。

揺れる車の中で、私はじっと耐えました。

警察を呼ぼうかと携帯を手にしたとき、信号が変わり、前の車列が動きました。

男が私の車の前に横に入り、出発させないように停車しました。

黙って耐える私、動かない私の車に対して、後ろの車はそんなときクラクションを鳴らすだろうと

思って振り返ったら、横を向いて知らん顔でした。

そうだよな、誰も関わりたくないよな、と思って、やっぱり警察を呼ぼうと思ったら、

男は元の車線に戻りました。ずっと並行して走ろうという魂胆かと思い、

私はウインカーを出しながら車線を変えて、急ぎ 横道に入りました。

そこからはひたすら走り逃げました。

見つけた銀行の駐車場に入り、時間が経ってから元に戻りましたが、

今でも思い出すとドキドキします。

そんなとき、誰も助けてはくれないということです。

あんなに混んでいた道路が、死んだように静かだったことと、誰も発進しないで

私の様子を見ていたことなど、不気味な感じでした。

 

教訓ですが、

車は発進するときに全体をロックすること、何があっても車から出ないこと、

ひたすら、耐えて時間が過ぎるのを待つこと、これらが重要です。

もし、今回のように追い越し車線を走っていたときに停車させられたときでも

車外に出ることなく、ハザードランプを点けることです。

 

裁判の法令が実際起こっていることとそぐわないと思います。

この上は 裁判官が常識にのっとった判決を出すことを願っています。

コメント (12)
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