みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

オーベルジュと言う名の旅行

2019-04-14 15:13:44 | 日記

「ワイナリーの見学と宿泊という旅行をしませんか?」

と ジム友のA子ちゃんに誘われて、この週末に行って参りました。

ワインに造詣が深いA子ちゃんとワイン浸かりの旅ができるなんて、

しかもオーベルジュという、一度は経験してみたい旅だなんて、

私はシアワセものです。

 

行く先は新潟県。

新潟と言えば日本酒としか認識がなく、ワイナリーがあると初めて知り、

恥ずかしい限りです。

金曜日の朝、北陸新幹線で出発、初めて一緒に旅行をする二人はワクワクです。

新潟と言えば、そのむかし夫が単身赴任していて、少しは知っているつもりです。

新潟駅にある蕎麦のお店で、まずはお昼ご飯。

へぎそばと天ぷら

へぎそばは天ぷらと共に食べる、と新潟の人は言います。

 

新潟から在来線に乗り、最寄りの駅ではシャトルバスが時間外なのに特別に迎えてくれました。

カーブドッチというワイナリーの宿泊施設へ。

数人しか宿泊することができないところなんですが、

広い素敵なお部屋から抜群の風景が望めました。

山が二つ雪を被って並んでいました。

 

弥彦山

 

 

角田山

 

ウエルカムドリンクは、スパークリングワイン、さすがワイナリーです。

ここはスパも併設されているので、食事の前に二人でスパに行き、

旅の疲れをすっきりとさせて、夕食へ向かいました。

5客だけのテーブルでした。

好きな時間で予約でき、6時予約は私たちだけ。

ソムリエがシェフの料理に合わせてワインをチョイスしてくれました。

 

まずはウエルカム・ワインです。

右は食前酒の意味もあって軽いもの、左は「これもいかがですか?」という感じで、

スーパークリングなんですが、ボトルにグラス1杯ほどの量残ったもので、

これが開けたてと全然違う味なんだそうで、私には「優しい味」がしました。

ビンのエチケット(ラベル)がムササビで、これをぜひ買って帰ろうと思いました。

明けた時の味と、今飲んだ味を比べてみたかったのです。

 

このワイナリーは日本のブドウを畑で作って純粋な”日本のワイン”を作ろうとしていて、

『優しい気持ちにさせる味』を目指しているそうです。

ですから、私の感想に「作り手が喜びます」とおっしゃっていました。

フレンチのコースで料理は10種類あり、それに合わせてワインが出ます。

ですから、私たちは10種類のワインを飲んだことになります。

初めての食材もあり、おいしくいただき、写真も撮りましたが、

ここでは割愛させていただき、1種だけ。

『蒲原牛サーロインの薫り焼き 雲丹』

 

これは美味しかった!雲丹の味が最高でした。

毛ガニ、お魚、野菜 などが料理されて出され、途中でシェフのご挨拶があり、

胃はパンパンです!

 

このワインが一番気に入ったのでパチリ! (名前はCabernet  Dorsa)

 

蒲原牛サーロイン のあとに出た『米どころのニョッキと魚介のエキスのクラリフェ』

これは私の好きなクラムチャウダーのスープにお米で作ったニョッキがお団子のようで、

日本食に近いものがありました。

ですから、この時のワインは日本酒のような軽いものでした。

 

 

料理とワインを堪能して、このあとはお部屋に戻って、夜遅くまでおしゃべりをしました。

スポーツ・ジムで知り合った私たちは、いままで余計なことを話したことがなく、

だいたいのことを知るだけで、こんなにお互いのことをいろいろ話したのは初めてです。

私の方がはるかに長く生きてきた分、私の方がしゃべっていました。

A子ちゃんは会社に勤める現役の社会人です。

違う環境で生活している私たちが、お友達になって、こうやって旅行までしていることに

不思議さと有り難さと、シアワセな自分を感じています。

 

翌朝、いよいよワイナリーの見学です。

左側は宿泊施設と右はスパの建物

 

桜が満開の施設全景

 

 

ここがカーブドッチ・ワイナリー

 

ブドウ畑を見学。育ちつつあるブドウの木。

ブドウは砂地で育てられます。

 

収穫したブドウがどのようにしてワインになるのか、詳しい説明をしていただきました。

白ワインと赤ワインの製造の違いなど、フムフムという感じです。

ブドウの汁に酵母菌を入れてワインになったものは、このステンレスのタワーのような所で

眠ります。

 

 

そして時間が経つと樽へと移ります。

樽には日時と契約している人の名前が載っているものもありました。

樽の素材も大事なんですね。

 

瓶詰されて出荷を待つワイン

 

 

ワイン工場の見学は終了し、今からお楽しみの試飲です。

この5本の試飲をしました。

 

 

特別にここで一番高価なワイン、ピノ・ノワールを出していただきました。

最高においしく、私はこれを買いました。5600円です。 うふふ

 

他にも、ここへ来たからには、買わないでどうする!もう来ることはないのだから(たぶん)と

3本のワインを買って、帰ってからすぐ飲みたい『ムササビ』ちゃんのワインは手に持ち、

あとの2本は宅配にしてもらいました。

ピノ・ノワール、いつ飲もうかな?

 

楽しかった旅も終わり、新潟駅で日本酒も買い、おまけに駅商店街のチョイ飲み屋で

日本酒とおつまみをいただき、最高なお酒の旅を終えました。

帰ったら、お互いに日常が待っていて、私はKUUが「待ってたのよ」と迎えてくれて

今日から元の生活が始まりました。

コメント (7)
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