ブログ仲間のまろさん(http://blog.goo.ne.jp/myutanto4598/e/a5921ef3544e7baeb8c306e4ef96ca31が
アーガイルの生地を買ってご自身の服を作られました。
そこで〝アーガイル・チェック”について話題になっていましたので、
ついつい私は「アーガイルのマフラーを織っています」などとコメントしてしまいました。
それで公開しますのでご覧になってください。
まずは1枚目です。
これは30cm×200cmのマフラーです。
素材はアルパカの糸を使っていますので、軽くて暖かです。
白地にダイア柄はパープルのモヘアで×の部分はピンクのシルク糸です。
技法は『浮き織り』というもので、あとから刺繍したように見えますが地糸を織りながら
模様をアーガイルに入れて織ります。
次はこれです。
これは教材用に織ったので、触られ回りして少しヨレています(笑)
20㎝×162㎝のマフラーです。
糸は地糸は鮮やかピンクのシルクウールウール、ダイア柄はベージュのモヘア、×は銀色のラメ糸です。
アーガイルというのはスコットランドの旧州名で、、その地方で着られているチェック柄です。
スコットランド・チェックは日本でいう家紋のようなもので、
各家に伝わる伝統の模様です。、
ほんとうは、こんなふうに勝手に使ってはいけないことですが、
今ではなし崩しになって出回っています。
斯く言う私も、こうやってマフラーに織っていますから。
ことなど まるで知りませんでした。
どちらのマフラーもとてもステキです。私は特に上のものが好きです。
あったかいでしょうね 丈もたっぷりありますしね。
伝統柄は 国によっても地域によってもいろいろいわれがあるのでしょうが
歴史が長くなってくると そんなのどうでもいい いいものはいい! ということに
なってくるのでしょうか。
それにしても 世界中に好まれる スコットランドの伝統的はチェック
ますます素敵に思えます。
一枚目は紬などで織ったら帯みたいになるのでしょうか。
ダイヤに編むことはまあ簡単ですが、中の×部分をさらに編みこむのは面倒なので後でステッチする方法もあります。
織りでもあとから刺したら簡単ですね。
ショッキングピンクのは、身に着けたらパッと華やぎそうです。
見せてもらってよかったです。
この模様は、流行り廃りもなく、永遠にある模様だと思います。
前回の個展で男性用に色違いを何本か織りましたが、
完売いたしました。
人気あります。
歴史はどうでもよくなる・・そんなところですね、きっと。
アラン模様というセーターがありますが、ご存知ですか?
あれもアイルランドのアラン諸島の伝統的な模様編みのセーターですが、
アラン諸島以外でも、いえ、機械編みのセーターとして世界的に売っていますからね。
まろさんがだんな様用に買った生地が素材的に使えなくて女性用に縫ったということを
引用したかったので、公開させていただきました。
だいたい男性的な模様ですよね。
織りでも後から刺繍すれば簡単なんですが、織りこんでいくところが、
編み物と違うんですよ、と言いたいわけです。
織っていくときはかなり大変で、習うときは、みんな大騒ぎします。
ズレたら、すべてやり直しですからね。
まろさんのお蔭で、こんな形で公開させていただけて感謝です。
素晴らしい技術をお持ちなんですね、
マフラーの暖かさいいですね、家内に
一本プレゼントしたいです
いつもblogを拝見していて、優しいだんな様だなぁと思っています。
奥さまは家で落ち着かれましたか?大事になさってください。
すたれない柄と思っていましたが
ルーツを知ると ちょっと悲しくなりますね
スコットランド・チェックっていうのですか。
チェック柄は、老いも若きも自由に併用できるので
だいすきです。