秋という感じの織り上げです。
私たちは夏になる前に冬物の糸内覧会があります。
というわけで、秋冬の市販の糸を買おうと思えば、今です。
60×180 の大判ストールです
綿とアクリル混紡の市販糸4色で織りました。
肩から掛けてよし、今 流行のグルグル首巻でも良し、幅が60㎝あるので、冷房対策にも使えます。
首にグルグルはこんな感じになります。
技法は初歩的綾織りで、今まで絵織りばかりだったので、久しぶりで筬返しということをやりました。
なんと簡単!なんと楽!こんなことばかりだと楽チンです。
このあとは 個展に出すと、毎回 初日に売れてしまう織成(しょくせい)織りの暖簾を織ります。
今回は藍染めの糸を使ってみようと思っています。
ではでは。。。
でもこんだけ手をかけたら、数十万円?
それだと買えないけど、お手頃なものもあるのかしら。
初日に行かないと。あぁ~、仕事にぶつからないといいなぁ。
近かったら行きたかったです。
追い込みに
個展で販売もするのですか
楽しみにしていられるお客さんが
沢山いるんでしょうね
数十万円もするものなどありませんよ(笑)。
価格は私が「これだけの価値がある」と思う値段をつけています。
いつも思いますが、私自身が「これは素晴らしい出来」と思うものと
お客さんの人気は別物で不思議です。
たぶん価格もあるのだと思いますが・・・
「この値段だと買える」みたいな。。。
なので、初日に来た方が買ってくださると、
それには「予約済み」の値札が付いたまま展示します。
そうすると次々と「あ、これがほしかった」とかおっしゃいます。
いつも素敵な色遣いで手造りをされているkuraraさんに
そう言われると嬉しいです。
暖簾はいつも織成という技法で織ります。
これは“透かし”の感じで、レースの中に模様を織りこむのですが、
なぜか、これが毎回売れますね。
実は自宅用に織っているんですが、そういうわけで
自宅には飾れません(笑)。
葡萄のような秋の色ですね。
ふわりと軽いのでしょうか。
藍のストールも 万人に愛される人気 でしょうね。
自分で作って これ!と思ったものと お客さんの人気とは 一致しない。
ああ わかります~~
きっと 渾身の力を注いで長年集中してつくっているみっく・じゃがさんが
レベル的に高みに上がれば上がるほどに その差が開いてくると思います。
久しぶりで織り機のガチャガチャ音を出しました。
あぁ、そうなんですかね?
ちょっと不本意なんでけどね。