みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

織りの地獄

2014-10-21 16:32:22 | 日記

先日から大騒ぎしているベランダ栽培の柿、収穫して食べました。

          

どうですか見事でしょう

家族3人で6等分して食べました。

あ、甘~い

夫は脱力していますが、私はこれから残りの葉っぱと枝を染めに使うので

ギラギラと燃えています。

 

コチニールというサボテンの寄生虫を染めた糸を織っているところです。

正確には織ろうとしているところなんですが、これがひどいことになって、まさに地獄篇です。

糸はカベ糸という極細糸で、綛で染めたときは「ま、こんなもん」でしたが、

巻糸にしたときに、すでに絡まり状態、それをなだめて整経機にかけたときには

地獄に一歩踏み込んでいました。

400本の整経に4時間弱もかかり、高機にかけたときに、ホントの地獄が待っていました。

織り機に向かって3日かけたのに、「なんかヘン?」と数え直して見たら、見事に失敗してました

こういうとき、ちょこっとやり直しは効かないんですよね。

ぜ~んぶ最初からやり直しです。

何度同じ失敗を繰り返すのか。

始めたら最後までやってられない、家事だってするし・・その微妙な間隔が緊張感を崩すんだ

と八つ当たりしたところで、誰も助けてくれない、自分でやり直すしかないのです。はい。

織り上がりましたら、写真をアップします。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (kurara)
2014-10-21 17:26:38
何でも極めると大変なんですね。
聞いただけ?いや読んだだけで肩こりそうです。(笑)
大変だけど、出来上がりが素敵なんでしょうね。
楽しみにしてますわ。
私のさおり織は歯と肩が治ってからになりそうです。
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織りもさることながら (まろ)
2014-10-21 17:54:18
今回は柿の出来栄えに大拍手を送ります。
えー、信じられません、鉢植えでこんなにりっぱな実が生るんですね。
あー、ドキドキしてきました。(笑)

地獄から抜け出してね~。
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みっく・じゃがさんへ (くりまんじゅう)
2014-10-21 18:43:00
なかなかご苦労がありますね。プランターで育った柿の実
見事ですね。 サボテンの寄生虫はだいぶん昔TV番組で
見た記憶があります。場所はメキシコだったと思います。
素人には思いもよらないものが染料になるんですね。
作品を楽しみにしております。
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kuraraさんへ (みっく・じゃが)
2014-10-22 21:36:19
歯と肩はいかがですか?
織りというのは、慣れないと肩が凝りますから、
肩が安全な時にされたほうがいいですよ。

いやもう、やんなっちゃって(苦笑)
でも昨日からやり直しています。
明日は織りに入れる模様です。
ご期待ください(笑)
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まろさんへ (みっく・じゃが)
2014-10-22 21:40:15
柿はおいしかったですよぉぉ。
ホントにベランダでできるんですね。
でも2個だけですからネ。
もっとたくさん成ってほしかった・・・
買ったどの地方の柿よりおいしかったのです。

地獄からは間もなく抜け出しますが、織りそのものも大変なようで、
ま、これは技術力でカバーします。ガハハ
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くりまんじゅうさんへ (みっく・じゃが)
2014-10-22 21:45:43
柿はおいしかったです。
コチニールは生きているときに磨り潰して染めると、真紅になりますが、
サボテンから持ってくるわけにもいかないので、
染色材料屋さんから買うと干したものしか手に入りません。
それはピンクにしか染まらないのです。
それに、私は秘術を使ってネズ青にも染めて見せます。
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地獄~~ (ようちゃんばあば)
2014-10-23 19:35:55
すごい世界のようですね。
染めや織りには 入口にもたってないのですけど お話はとっても興味深いです。
やりたいと思っていると そのうち いろんなことが整って
行く気がします。
柿の枝や葉が・・・・どんな色になっていくのでしょう。。。
染める人から見ると うちは山の中なので それは 宝の山なのでしょうねえ。
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ようちゃんばあばさんへ (みっく・じゃが)
2014-10-24 20:50:44
現在頑張っています。
糸が超極細なので、この場合は単に平織りするのがベターなのでしょうが、
それではつまらないので、綾織りにしようとするものですから
大変なことになっております。

山の中は私にとって宝の山です!
近く秩父の山に行きますが、ゴミ袋を十分用意して行きます。
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