先日から大騒ぎしているベランダ栽培の柿、収穫して食べました。
どうですか見事でしょう
家族3人で6等分して食べました。
あ、甘~い
夫は脱力していますが、私はこれから残りの葉っぱと枝を染めに使うので
ギラギラと燃えています。
コチニールというサボテンの寄生虫を染めた糸を織っているところです。
正確には織ろうとしているところなんですが、これがひどいことになって、まさに地獄篇です。
糸はカベ糸という極細糸で、綛で染めたときは「ま、こんなもん」でしたが、
巻糸にしたときに、すでに絡まり状態、それをなだめて整経機にかけたときには
地獄に一歩踏み込んでいました。
400本の整経に4時間弱もかかり、高機にかけたときに、ホントの地獄が待っていました。
織り機に向かって3日かけたのに、「なんかヘン?」と数え直して見たら、見事に失敗してました
こういうとき、ちょこっとやり直しは効かないんですよね。
ぜ~んぶ最初からやり直しです。
何度同じ失敗を繰り返すのか。
始めたら最後までやってられない、家事だってするし・・その微妙な間隔が緊張感を崩すんだ
と八つ当たりしたところで、誰も助けてくれない、自分でやり直すしかないのです。はい。
織り上がりましたら、写真をアップします。
糸が超極細なので、この場合は単に平織りするのがベターなのでしょうが、
それではつまらないので、綾織りにしようとするものですから
大変なことになっております。
山の中は私にとって宝の山です!
近く秩父の山に行きますが、ゴミ袋を十分用意して行きます。
染めや織りには 入口にもたってないのですけど お話はとっても興味深いです。
やりたいと思っていると そのうち いろんなことが整って
行く気がします。
柿の枝や葉が・・・・どんな色になっていくのでしょう。。。
染める人から見ると うちは山の中なので それは 宝の山なのでしょうねえ。
コチニールは生きているときに磨り潰して染めると、真紅になりますが、
サボテンから持ってくるわけにもいかないので、
染色材料屋さんから買うと干したものしか手に入りません。
それはピンクにしか染まらないのです。
それに、私は秘術を使ってネズ青にも染めて見せます。
ホントにベランダでできるんですね。
でも2個だけですからネ。
もっとたくさん成ってほしかった・・・
買ったどの地方の柿よりおいしかったのです。
地獄からは間もなく抜け出しますが、織りそのものも大変なようで、
ま、これは技術力でカバーします。ガハハ
織りというのは、慣れないと肩が凝りますから、
肩が安全な時にされたほうがいいですよ。
いやもう、やんなっちゃって(苦笑)
でも昨日からやり直しています。
明日は織りに入れる模様です。
ご期待ください(笑)
見事ですね。 サボテンの寄生虫はだいぶん昔TV番組で
見た記憶があります。場所はメキシコだったと思います。
素人には思いもよらないものが染料になるんですね。
作品を楽しみにしております。
えー、信じられません、鉢植えでこんなにりっぱな実が生るんですね。
あー、ドキドキしてきました。(笑)
地獄から抜け出してね~。
聞いただけ?いや読んだだけで肩こりそうです。(笑)
大変だけど、出来上がりが素敵なんでしょうね。
楽しみにしてますわ。
私のさおり織は歯と肩が治ってからになりそうです。