みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

祝・栃ノ心優勝!

2018-01-28 11:10:50 | 日記

初場所大相撲は平幕の栃ノ心が優勝と決まりました!

勝負が決まって天を仰ぐ栃ノ心。

写真は読売新聞一面からお借りしました。

入幕の頃から夫が応援していた力士です。

大けがをしてダダーンと下がり、もう辞めてしまうのではないかと思っていたのに、

大変な努力をして戻ってきました。

その後もひたすら努力をして、この人には『努力』の文字しかない相撲取りです。

今場所は特に強く、横綱が一人の中、「もしかしたら・・」の期待に

見事応えてくれました。

この14日間、夫婦で栃ノ心が出る一番をテレビの前で応援してきたので

昨夜の勝利を大拍手で迎えました。

勝って何度も肯きました。何を思っていたのか・・・

優勝インタビューで

「大けがをしてもうダメかと思いながら4年間頑張ってきました。

 今場所も稽古をしてきたんだから、と自信を持って臨みました」

この言葉には大きな意味があったのだと思いました。

インタビューの最後には涙も見せましたが、終わってから引き上げる顔は

土俵上の厳しい顔とは別人のような優しい顔をしていました。

出身のジョージアはかってグルジアと呼ばれていた国です。

出身の地トビリシのムツヘタへは、奇しくも春に旅行に行く予定です。

大空に向かってあなたの快挙を叫んできましょう。

 

外国人の力士は力持ちが多いです。

その力を武器とするだけで、何の技もなく、また部屋の親方も技を教えることがなく、

ある程度は出世するのですが、必ず膝を負傷します。そして終わります。

モンゴル出身の照ノ富士も逸ノ城もそうです。エストニア出身の把瑠都もそうでした。

なぜ、入門してきた時から基本を教えないのかと疑問です。

これは指導する親方に基本がないのだと思います。

外国人の力士は小さな部屋が多いです。

親方もたいした実績のない人です。

気の毒です。

そこへモンゴルからモンゴル相撲を引っ提げて乗り込んできた力士が

「格闘技なんだ」と荒技でくる・・・

『国技である』と言ったところで、もはや国技ではなくなっているのです。

子供の頃観た相撲はまわしをとってする勝負でした。

今は”張り手””かち上げ”で勝負が始まります。

胸をぶっつけ合って、力が強いものが勝つ・・・こんなものは相撲ではないと

かねがね思ってきました。

これは朝青龍のときから始まっているのです。

横綱が張り手をしてくるのですから、他の関取もします。

思い切りほっぺたをひっぱたかれてクラクラとしたところで、腕で顎を打たれる・・

こんな試合で勝って、なにが横綱相撲なんでしょう。

NHKの相撲は完全に相撲協会の御用機関です。

どんな卑怯な勝ち方をしても「万全な横綱相撲でした!」と放送します。

我が家では「ふざけるな!」と夫婦で叫んでいます。

最近悪評がたっている白鵬は前からどこか調子が悪いのか、立ち合いが正確にできません。

”横須賀座り”のように片腕を腿に置き、ユッサユッサと体を揺すります。

いったい いつ立つの?と思ったところで、いきなり立ち上がり、張り手→かち上げ

ときます。

これでは相手はたまりません。

これは横綱の相撲ではありません。

今場所はこれを禁じられて出場、思った通りの大人しい相撲で休場です。

最近、この白鵬の腕に巻かれているサポーターが異常に硬いのだ、という記事が出ました。

本当かウソが知りませんが、そんなことをしなければ勝てないのだとしたら

もう辞めたほうがいいです。

横綱は相手がどんな立ち方をしても受けて立って勝つ!そんなものです。

長いこと、こういう横綱を許してきた相撲協会には、

やはり貴乃花の改革が必要ではないでしょうか。


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みっく・じゃがさんへ (くりまんじゅう)
2018-01-28 13:17:21
もうその通りです。私が言いたいことを全部言って
くれてありがとう。私も栃ノ心の優勝が決まった途端
拍手をしました。張り手・かち上げなどせずに毎度
きれいに立っての力相撲は見る側からも美しくこれが
相撲だよと毎度思いました。武器の張り手・かち上げを
封じられた横綱は早々と休場です。今月は無給とか。
来月は半分の給料とのことでやる気が湧かないでしょうかね。
幕下まで落ちた栃ノ心はよくここまで復帰しました。
大関から真っ逆さまの照ノ富士も栃ノ心を手本に
頑張ってまた上がって欲しいものです。
返信する
同感です。 (やっほ)
2018-01-28 15:31:13
栃ノ心やりましたですねぇ。
特定のファンはいませんが、場所場所で頑張っている力士を応援してしまいます。

朝青龍から比べて白鵬は素晴らしい横綱と思っていた だけに残念ですね。
師として慕っていた元大鵬が亡くなってから白鵬は変わったのかな?

それというのも部屋の親方の教育なんでしょうね。
朝青龍の親方(元朝潮)は横綱をコントロール出来ていなかったですね。

白鵬に至っては親方どころか、協会役員ですら黙認してしまう堕落振りですからね。
結局彼は元大鵬の言う事しか訊いていなかった。
ということでしょう。
その大鵬を成績で越えた時点でタガが外れ、奢りが出てしまったのでしょうね。

こうなるともう尊敬に価しない横綱です。
ファンが離れ、成績が落ち、惨めな結果になって初めて気付くのではないでしょうか。
横綱の品格、心技体の意味を。。。
返信する
くりまんじゅうさま (みっく・じゃが)
2018-01-28 20:26:56
「全部言ってくれてありがとう」などと(笑)。
そう思っている人多いですよね。
なぜかすっきりした初場所でした。
それにしても鶴竜にはガッカリです。
何場所も休んでいて、最初から強かったですから、この人は「完全に治さなきゃ」と
完全主義者なのだなとみていたら、
後半の連敗で、あれれという腰砕け。
来場所は横綱らしいところを見せてほしいです。
返信する
やっほさま (みっく・じゃが)
2018-01-28 20:40:46
最近、同感していただけることが増えて、
嬉しいです。

白鵬はいつからか変わったという人がいますね。
今は傲慢しか感じません。
モンゴル・チームと書いたTシャツを着ていましたが、
相撲をやりながら、なにがモンゴル・チームなのでしょうか。
日本国籍を取らずに親方になろう、それを通そう、
今の自分なら何でもまかり通る、と思っているからこその
モンゴル・チームTシャツなのでしょう。

前にも書きましたが公益法人ならば、
団体として勝手なことはできないのです。
この扱いを捨てて”興業団体”になって税金を納めるか、
前時代的な規則を改めて誰にでも納得できるような団体として
”公益法人”を名乗るか、改めて問いたいです。
返信する
お相撲 (RIN)
2018-01-29 07:21:43
北の湖の時まで見てましたが 以来あまり見てません、土曜日 たまたま相撲番組だったので見たら優勝がかかった取り組みでした、いい相撲でした!栃ノ心、調べました、立派なお相撲さんです!
奥様がお医者さんみたい、11月に生まれた赤ちゃんの話しで 顔がかわいらしくなりましたね?
横顔が映画アバターのヒーローと似てます、KUUちゃんを 思いだしました、
返信する
そうだったんですね (hokuto)
2018-01-29 09:50:49
相撲はあまり関心がありませんが、朝潮竜の頃からずっと違和感を持っていました。
 子供の頃見た横綱とはあまりにかけ離れていますし、相撲協会にも納得がいかないことが多かったです。
返信する
RINさま (みっく・じゃが)
2018-01-29 21:57:31
北の湖は、強すぎて憎たらしくて、あまり人気がなかったお相撲さんですね。
相撲取りは憎たらしいほど強いのがいいですね。
栃ノ心はニコラスケイジに似ていると言われているんですね。
知らなかったです。
アバターは、ナントカいう技法で観られるんですよね。
私は海外への飛行機の中で観たので、普通の映像でした。
ロケ地は中国の尖った岩が多いところでしたね。(地名は忘れちゃった)
そこを跳び回る・・・ってことでKUUでしょうか。
返信する
hokutoさま (みっく・じゃが)
2018-01-29 22:01:18
朝青龍から相撲が変わりましたからね。
それまでも外国人力士はいたんですが、
変わりはなかったように思います。

相撲には型があるんですから、
そういうところから教えなければならなかったと思います。
強ければ何でもいいんだろ!では、むかしからのファンは去ります。
返信する
Unknown (茉那)
2018-01-29 22:17:51
遅い時間にごめんなさい。
今日は朝から出ずっぱりでした。

親方や協会の役員を元お相撲さんで占めているのが躾・教育ができない原因だと思います。

優れたプレイヤーが必ずしも良き指導者になれないように。
元お相撲さんが、弟子が自分を超えた場合どうしても遠慮して弟子をつけ上がらせることになるのではないでしょうか?

相撲はほとんど見ないので的確な批評はできませんが。。。
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茉那さま (みっく・じゃが)
2018-01-30 11:10:38
いえいえ、茉那さんが遅い時間でも
私は翌日にしか見ませんので構いませんよ。
お相撲をほとんど見ないのに、コメントいただいてありがとうございます。

おっしゃるとおりですね。
自分の現役時代より弟子が超えてしまうと、
部屋の格が上がって嬉しいのでしょうけど、
遠慮してモノを言えないんでしょうね。
そこは相撲取り自身の人間性が出るのでしょうね。
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