5月にごみ集積場から拾ってきた桜の枝を染めました。
525gになりました。
夫が削ってくれたので、ご覧のようになりました。
これを3度煮出して15リットルの染め液にします。
このような色になりました。
これはこれから染めようとしているシルク糸です
左から平巻、真綿リング2綛、シルクリング、真綿巻糸スラブ 以上シルク糸5綛です。
これらの糸を精錬という洗いにかけて、適量のミョウバンで先媒染します。
これが済むと染め液に入れて煮出します。
一晩漬けこんでから洗って干します。
このように染まりました。
左から真綿巻糸スラブ、シルクリング、平巻、真綿リングです。
桜の花の色とは程遠い色ですが、重なった黄色から、ほのかに桜色が見える、奥深い色です。
この内、丁子で重ね染めにするものを選びます。
色が違いますね。シルクの糸とはきっと 光沢がある
糸でしょうね。桜からこの色になるのですね。そしてこれが
マフラーなどの作品に織られるということですね。
今朝 他の人のblogで 木綿の真っ白のエプロンを
紅茶で染めた記事を見ました。様々なものが染め材に
なるのですね。
柿渋に似た色合いに。 しかし 糸と糸の重なったところからほのかな桜の香りが
織られるのが楽しみですね
多種のシルク糸を
糸が重なるとほのかにピンクが玉虫色に感じられます。
紅茶の染めは染めの基本中の基本なんです。
タンニンが強いので間違いなく染めが出来ますし、手近に
ある材料ですから。
弟子入りして最初の講義が紅茶でした。今でもとっています。
そうです、桜餅の香りでしょうか(笑)
日本人だからでしょう。
一見ベージュ色に見えますが、重なりから桜色が見える…なんというぜいたくな染物でしょう。
ところで、原毛は、絹だから違いますね、かせになっているものは売っているんですか?
シルクは私は群馬県桐生の工場から買っています。
すべて綛になっています。
「○cmの枠で○回巻いている」と書いてあるので長さが分かるのです。
私の場合は糸の重さ=染めの材料の重さで染めます。
そして糸巻き器で巻いてから織り機にセットするわけです。
染料にしていく みっく・じゃがさんの様子を
浮かべながら日記を読んでいたら
名前の記入欄を書き換える忘れていました
せっかちな左利きです
ごめんなさい
今はまた別の染めをしてますので、また見てくださいね。
なにはともあれと・・・
くりまんじゅうさんからお邪魔いたしました。
なんと”染色のお話”にうれしくなりましたので・・・
エプロンを紅茶で染めたのは、わたしです。染色にも興味があり、ときどきエコのつもりでハンカチや木綿の布リサイクルで染色しています。
定着剤にはまったく知識がないので、ネット検索して自己流でやっていました。
桜の木できれいな色がでると聞いていましたが、時期や方法などがまったくわからなくて・・・
よい記事をみせていただき、大変参考になりました。
{ありがとうございました。
これから、ときどきよせて頂きたいと思っています。
どうぞよろしく{/dogeza/}。
くりまんじゅうさんから「紅茶で染めたエプロン」のブログ友のレスをいただいています。
杏子さんのことでしたのね。
さっそくブログにお邪魔して拝見しました。
私の場合はシルクオンリーで、しかも糸だけを染めています。
それを織って売り物にしたり、染めた糸も売っております。
草木染め専門ですが、決まった色にならないのが魅力です。
また、遊びにおいでください。
なお、さっそく読者登録させていただきました。
よろしくお願いいたします。