霜が降りてました。
保育園までの道のり。
寒いねー
いい天気だねー
なんていいながら娘とポッケに手をいれて歩いてました。
霜柱がたくさんあって、
さくさくしていて楽しいんだよね。
この時間だとたいてい小学生たちに踏み荒らされているんですけど
今日はもう冬休みに入ったからでしょう。
綺麗にあちこちに残っていた。
ざく
ざく
と私が踏んでいると
娘も「やっていーい?」とざくざくしてました。
で
かなり土が高くあがっているところがあって
靴で上澄みだけ獲ると
綺麗な氷が出てきた。
そして娘がかなり興奮して
「ね、もしかしてっ
これ、
シモバシラじゃないっ?!」
そうだよ。
というと、
わーすごーいい
と大喜び。
どうやら保育園の図鑑で読んだらしい。
「これ、持って行って皆に見せるんだ」
とそうっと一片、手のひらに載せました。
いやいや無理だから
と言っても、急いで行けば大丈夫と頑固です。
まだまだ保育園までは100メートル以上あるのに。
以下、娘の大き目のひとりごと。
「おねがいっ、溶けないで!」
「みんな待ってて!」
「あ、やばいっ」
「手が痛いっ」
「冷たいよーーー」
「早く…」
「うえええ、なんだこれっ」
と、手をぺっぺしてました。
溶けて、泥だけが手に残ったんですね。
残念だったけど、霜柱を発見した喜びは娘の中でかなり大きかったようで、
立ち直るのも早く、
「よっし、今日は、まおちゃんとあーちゃんと
シモバシラ探検隊をつくる!」
と張り切ってました。
霜柱は
朝だけのお楽しみなんだけど
とは言わなかったです。