「君が代」不起立を通して全国になかまができました。東京の田中聡史さんもその1人です。その田中聡史からのメールが来ました。で、それに対してZAZAの一員梅原聡史さんが返信しました。私たち、こんな風につながっています。どうぞご覧ください。
◆東京発 田中聡史さんより
また台風が近づいていますが、皆様お元気でしょうか。
本日、2013年10月23日は、東京都教育委員会が10・23通達を出してからちょうど10年になります。
この10年で、東京の都立学校では、「日の丸・君が代」の強制はもとより、労働強化・労務管理や職務職階制の強化・都教委による教育内容への過剰な介入などが急速に進みました。この情況は深刻であり、もはや教員個人や教職員組合だけの力ではどうにもならないところまで来ています。
しかしながら、通達から10年後の今もなお、東京都では、「日の丸・君が代」強制やそれに伴う不当な職務命令に対し、不服従を明言する教員が、現職として存在し続けてきた、ということは、希少な成果だと思います。
今後とも、不起立闘争へのご注目とご支援をお願いいたします。
板橋特別支援学校 田中聡史
◆大阪発 梅原聡さんより
田中 聡史 さん
東京の10.23通達から10年。
長かったと言っていいのか、あっという間だったと言っていいのか。
東京で始まった「日の丸・君が代」強制への闘いを、残念なことに私は遠くの空の下の出来事と見ていました。
それが自分の身に降りかかるまで、心の中での応援にとどまっていたのです。今から考えると本当に情けない。
大阪では橋下・維新の会が強引に「君が代条例」・「不起立三回でクビ条例」を成立させ、彼らの横暴に屈した府教委が口元チェックまでして「君が 代」の強制を推し進めようとしています。
そんな中で、人数は多いとは言えませんが、去年・今年と不当な命令に屈することなく、不起立を貫く教員があり、人事委員会に不服申し立てをして処 分に抗しています。
それも、東京や日本各地でのたくさん方の裁判闘争、そして、田中さんのねばり強い闘いあってこそのことだと思います。
都教委のハラスメントにも屈せずにここまで不起立者を0にすることなく闘いを継続されてきた田中さんに敬意を表します。
これからもあきらめることなく共に闘っていきましょう。
グループZAZA 梅原 聡