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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

大阪市人事委員会審理日程決まる!

2018-08-31 21:22:27 | 人事委員会審理
大阪市現職中学校教員松田幹雄さんからの報告です。

大阪市人事委員会・松田「君が代」不起立戒告処分取り消し請求公開審理
10月25日(木)10:00、12月6日(木)13:30に決まりました。

 大阪市人事委員会に処分取り消しの審査請求をしてから3年以上になります。

8月30日、大阪市人事委員会の第3回準備手続きがあり、公開審理の日程が決まりました。

10月25日(木)10:00~12:00がS人事・監察課長(当時)とY校長の証人尋問、

12月6日(木)13:30~15:30が請求者(私)の証人尋問です。

場所はどちらも、大阪市役所4階です。

証人尋問に向けて陳述書(2)を提出し、以下を主張しました。

大阪市教委は、「君が代」斉唱にあたって、事実を伝えることを禁じ、国歌だからとにかく歌えと強制して、教育を「調教」に変えている。

大阪市と教育委員会が教職員に「君が代」起立・斉唱を強制しているのは、「国旗・国歌を敬愛すべき」、「国は敬意を払うべき存在」であり「従うべき存在」であると感得させる「調教」=刷り込みの目的を持って、式場内の全員が国旗に向かって起立し、ともに国歌を斉唱する状況を演出するためである。

大阪市国旗国歌条例は、憲法違反の児童・生徒へ一方的な観念を植えつける教育を強制し、教職員としての「思想・良心の自由」を否定する憲法違反の条例であり、大阪市職員基本条例は、人事監察委員会の議事録が存在しないとか、異議申立権を規定した条項の実施が想定されていないなど、欠陥条例である。大阪市国旗国歌条例と大阪市職員基本条例は、一体となって、児童・生徒へ一方的な観念を植えつける教育を強制している。

条例と職務命令による教職員の強制がもたらしている教育についての評価・判断とともに、大阪市国旗国歌条例と大阪市職員基本条例に対する評価・判断も求めたい。

吉村市長が8月2日に表明した「全国学テ結果の給与・学校予算反映」方針は、維新市政のゆがんだ教育支配の実態を誰の目にも明らかにしました。「君が代」強制を跳ね返す闘いの中に、まっとうな教育を取り戻す展望があることを訴えていきたいと思います。
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