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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

全国ネット準備会だより①(2013.12.16)

2013-12-18 11:55:31 | 全国から

学校への「日の丸・君が代」強制ばかりではなく、、教育がどんどん政治家によって利用されつつある現状に私たちは、子どもへの教育の権利に則って全国「日の丸・君が代」強制処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(仮称)を準備しつつあります。準備会の世話人のお一人である愛知在住の小野政美さんからのメールを紹介します。すでに終了した催しの紹介もありますが、私たちの運動の全国的な動きとして是非みなさまにも知っていただき、相互に協力しながら、「もうひとつの教育」を私たちの手で志向しようではありませんか。

 

「日の丸・君が代」強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(仮称)」準備会の小野です。

 

おはようございます。

師走の多忙な日々が続いておられることでしょう。小生、「アキレス腱断裂」のため動けないことに忸怩たる思いです。大晦日までの半月、ご自愛ください。

「日の君」関係のMLに送ります。重複送信をお許し下さい。

 

さて、「日の丸・君が代」強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(仮称)」準備会は、「全国ネットワーク」として、現在、下記に示すような運動を5つの柱にして、全国的な運動を展開していく準備を進めています。

詳しくは、最後に、関係分を貼り付けますのでご覧ください。

 

 その中で、(1)「日の丸・君が代」の強制・処分に対する闘い

   ①全国での「日の丸・君が代」強制・処分に反対する全国的な連    帯と共同行動の追求

   ②「日の丸・君が代」強制条例、起立強制通知と職務命令、不起立処分と再任用拒否の撤回を要求する大阪府・市等の各市等への抗議・要請などの行動と学校等への働きかけ

   ③大阪のいわゆる「教育基本条例」「職員基本条例」の撤回を要求する闘い

   ④東京・大阪や全国各地の被処分者支援と共同行動、裁判・人事委闘争などへの支援など。

 

を行うことを確認しました。

 

当面、まだ準備中ではありますが、「全国ネットワーク」(準備会)として、小生は、「東京・大阪や全国各地の被処分者支援と共同行動、裁判・人事委闘争などへの支援」を行うために、いくつかの処分当事者からの呼びかけに応えることが必要だと考えますので、

以下、当面、根津公子さん、近藤徹さん、「大阪ネット」からの、本日12月16日から19日にかけての5つの裁判・人事委員会傍聴等支援の要請を貼り付けます。

 

全国各地で、さまざまな形で、裁判傍聴や裁判支援を行って頂ければ幸いです。

今後も、裁判支援等の要請などの情報交換を行っていきたいと思います。宜しくお願いします。

 

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●(1)根津公子です。

明日(12月16日・月曜日のこと)、「君が代」不起立2007年処分(河原井:八王子東養護学校・停職3ヶ月 根津:町田市鶴川二中・停職6か月)の裁判(結審)があります。

 *16日(月)13:30~ 東京地裁527号法廷(霞が関A1出口すぐ)  

根津についてはこれまでの最高裁判決において、「過去の処分歴」があり、それを「学校の秩序」維持の観点から見ると、「不起立処分で受けた不利益」よりも重いので停職3ヶ月処分も違法とは言えない、とされ、重い処分が取り消されずに来ました。

停職6ヶ月についてもそうするのか、が焦点になる裁判です。

お忙しい中心苦しいお願いですが、傍聴をお願いできたらと思い、お願いのメールを入れさせていただきます。

 

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●(2)「大阪ネット」より。

12月16日(月)奥野さん減給裁判第2回弁論

16時~大阪地裁809号]

1月16日(木)梅原さん、人事委員会

1月17日(金)管さん、人事委員会


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●(3)被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(288)再処分を巡る都教委の動き」を送信します。(裁判関係のみ・小野)

◆再処分を巡る状況―現在まで再処分の発令なし

処分撤回を求めて(282)で既報の通り、都教委は最高裁で減給処分を取り消された現職の都立高校教員7名(全員被処分者の会・東京「君が代」裁判原告)に対して、10月25日、再処分(戒告処分の出し直しょを前提にした「事情聴取」を強行しました。

これに対して被処分者の会は、11月20日、「再処分をするな」と都教委に申し入れました(処分撤回を求めて(284)で既報)。これに対して12月23日付で都教委から回答がありました(下記参照=割愛・小野)。


◆「授業してたのに処分」事件 いよいよ今週19日地裁判決 勝訴へ!
「君が代」斉唱時に起立・斉唱せず処分された教職員に課される「服務事故再発防止研修」を受講しなかったとして減給6月の処分を受けた元都立福生高校教員のFさんの「授業してたのに処分」事件の判決が東京地裁で来たる12月19日に言い渡されます。

2005年3月の卒業式での2回目の不起立で減給1月の処分を受けたFさんが同年9月、再発防止研修・専門研修(減給・停職処分者対象)の受講を命じられ、研修当日5時間の授業があったので都教委に研修の日程変更を申し出たが認められず、やむを得ず学校で授業をしていたところ、減給6月の重い処分を受けた事件です。

Fさんは、東京「君が代」裁判二次訴訟の最高裁判決(本年9月)で、この再発防止研修の根拠となった不起立による減給1月の処分を取り消されていますので、私たちは、東京都の「裁量権の逸脱・濫用」で勝訴を確信していますが、東京地裁の判断が注目されます。

★「授業してたのに処分」事件・東京地裁判決
*報道関係者の取材歓迎。
 12月19日(木)
  12時45分 傍聴希望者集合(抽選なし、先着順)
         裁判所前集会

  13時15分 開廷・判決言い渡し
  東京地裁527号法廷 (定員42名)
   →入れなかった人も裁判所前でお待ちください。判決の旗出しがあります。
  14時15分 報告集会:ハロー貸し会議室虎ノ門3F(案内あり)
  14時30分 記者会見(裁判所2F・司法記者クラブ)
*裁判所前に早めにお出で下さい。事務局が案内いたします


HPに各最高裁判決全文、声明文掲載。都教委申入書等緊急掲載。
各種判決文、各種声明文、行動予定、資料等入手可能。
************
「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「日の丸・君が代」処分取消訴訟原告団
事務局長 近藤 徹

被処分者の会HP↓(11月24日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/

 

 

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2013年2月、大阪での『「日の丸・君が代」強制ええんかい!「競争」「強制」の教育でええんかい!

私たちは黙らない!2・11全国集会』は、教育の国家支配と破壊にみんなで抗おうと全国に呼びかけ、

 また、「日の丸・君が代強制と「競争」「強制」の教育の押しつけの全体に反対する全国ネットワークをめざすことも呼びかけました。

5月の大阪集会でも再度確認され、8月の東京における「第4回『日の丸・君が代』問題等2013全国学習交流会」では、全国ネットに向けた具体的な動きを開始する提案を行いました。

 

2013年11月16日、大阪で「『日の丸・君が代』強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(準備会・仮称)をめざす全国会議」を開催し、全国ネット準備会をたちあげること、全国ネットの形成にむけた準備委員会を2月1日~2日にかけて東京で開催すること、4月20日に東京で準備会主催の集会を開催することをはじめ、後記の「提案・確認事項概要」の通り話し合いを行いました。

 

「全国ネット」準備会としては、2013年11月16日、大阪で「『日の丸・君が代』強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(準備会・仮称)をめざす全国会議」を開催し、全国ネット準備会をたちあげることを決定し、以下の、「全国ネット」(準備会)の運動の「5つの柱」を確認しました。

 

1)「日の丸・君が代」の強制・処分に対する闘い

①全国での「日の丸・君が代」強制・処分に反対する全国的な連帯と共同行動の追求

②「日の丸・君が代」強制条例、起立強制通知と職務命令、不起立処分と再任用拒否の撤回を要求する大阪府・市等の各市等への抗議・要請などの行動と学校等への働きかけ

③大阪のいわゆる「教育基本条例」「職員基本条例」の撤回を要求する闘い

④東京・大阪や全国各地の被処分者支援と共同行動、裁判・人事委闘争などへの支援

 

2)憲法改悪と連動した「教育再生」=「教育基本法改悪」の具体化に反対する闘い

①東京・大阪はじめ地方首長の教育への強い介入にはじまる子どもたち・保護者・教職員の足下からの「競争」「強制」の教育への闘い~学校内から外へ、地域が横の連携へ

②教科書検定制度・教科書採択制度の改悪、「教科書法」などに反対する闘い

③教員管理・教員評価制度に反対する闘い

④学校現場で困難な状況に追い込まれる教職員との連帯・支援

⑤都道府県の枠を越えて~それぞれの動きが見える情報の交流と連携

⑥教職員や市民への情報の伝達と運動の拡大

⑦子どもの教育への権利の侵害に反対する教職員や市民の取り組みとの連携

⑧子どもたちの教育内容への政治的介入に反対する取り組みとの連携など

 

3)子どもたちを再び戦場に送らないために~安倍政権の改憲・集 団的自衛権行使などとの闘いと市民運動の連携

①「憲法改正」・「日米同盟の強化」・「自衛隊の国防軍への昇格」への闘い

②「集団的自衛権」の行使の合法化への闘い

③憲法改悪に反対する運動や全国各地のさまざまな市民運動との連携

④「秘密保全法」法案上程・強行採決反対運動との連携

 

4)安倍政権の原発再稼働・原発輸出などの運動との連携

①原発事故の事実を調査させる

②原発・放射線に関する授業

 

5)全国各地での子どもの人権侵害やさまざまな人権侵害との闘いとの連携

①学校現場でのいじめ問題

②体罰問題

③自衛隊体験学習・防災学習問題等

 

 

「全国ネット」(準備会)は、教育の国家支配と「競争」「強制」の教育に反対する全国各地の運動のネットワークが形成するために、今後の具体的な取り組みを通じて、重要な課題についての情報交流や意見交換、共同の取り組みを拡大し、お互いの合意を尊重し合いながらネットワークの形成を進めていきたいと考えています。

いま、全国各地のみなさんに準備委員としての協力を呼びかけています。下記日程で、「全国ネットワーク」の形成に向けた第1回準備委員会(準備会会議)を開きたいと考えています。この会議を全国ネット具体化に向けた第一歩にできればと思います。全国からの参加をよろしくお願いいたします。 

 

1.会議名称及び主催

◆名称:「日の丸・君が代」強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(仮称)」をめざす準備委員全国会議

 

◆主催:「日の丸・君が代」強制・処分を許さず、安倍政権の改憲・教育破壊に反対する全国ネットワーク(仮称)」準備会

 

2.日時および会場

①日時:201421日(土)午後

②会場:東京 

 

 

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